世界情勢の変化や物価高から、春ダイヤから運賃体系が変わります。
2023年春以降の狙い目路線をピックアップしました。
国内線はPP弾丸高
春ダイヤ以降、これまでの王道でした那覇線最低運賃(SV75L)が羽田発は5,000円、大阪発は3,000上がり、かなりのコスト高となります。
但し、早朝便が大幅に下がり、1日2往復消化しやすくなります。
競争率がかなり高いですが、ANAキュンスーパーバリューセール石垣線が最優先になります。
PP単価はセール価格によりますが、10,000円セールで8.1円となります。
那覇線と同様に羽田鹿児島線も高騰しました。
秋田/沖縄等の羽田中継フライトもコストは上がりましたが、新設されましたSVTV75を使うと8.2円台となります。
効率よく貯めるには、(コストをかけても)プレミアムクラス株主優待が選択肢にあがります。プレミアムクラスは春ダイヤ以降も変動はありません。
羽田那覇線のPP単価は14.5円近辺となります。
SV75Lから有償アップグレードでは27,000円前後で発券、PP単価は9円台後半となります。
この2つを組み合わせてPP単価12円台を取る戦略を立てても良いかと思います。
次に国際線と比較してみます。
国際線はお得な場合も
海外発券地往復出費を抑えるには
国際線ですが、国内発券はサーチャージが高騰していますので海外発券を主軸におきます。
現金出費を抑えて最初と最後を往復する方法は、2つです。
①サーチャージの安い場所を起点にし、東京発特典航空券を発券します。
②サーチャージのかからないキャリアで、東京発特典航空券を発券します。
スターアライアンス特典航空券SQ発券一択です。人気が高く空席待ちになる確率が高いのが難点ですが、大幅にコストを下げられます。
ANA便海外発券の検索方法
複数都市から検索します。
①複数都市メニューから入力します。
②ビジネスクラスへアップグレード可能な運賃を選択します。
④ブッキングクラスを確認します。
運賃タイプに紐づいたブッキングクラスが表示されますが、発券地点によってブッキングクラスが異なります。例えば、Full Flexでも70%積算しか表示されない場合もあります。
ソウル発券ルート
ソウル発券はスターアライアンス発券ヨーロッパ行きです、わ
最安はSQシンガポール航空、シンガポール経由ヨーロッパです。ロンドンヒースロー行きは日本発券より5万安く、エコノミースタンダード運賃でPP単価は11円台です。
ソウル往復は容易ですが、難点は長時間フライトです。
ルフトハンザグループのセール運賃がたまに出ます。
シドニー発券ルート
シドニー発券はANA便最優先です。
東京シドニー線は長距離ながらPP倍率1.5倍路線ですので、東京ヨーロッパ間より積算されます。
シドニー発ヨーロッパ運賃体系があり、割安に搭乗できます。
フランクフルト行きで、PP単価はベーシック運賃12.5円台です。
また、ストップオーバーできますので、有効期限以内に変更すれば、東京を中継地に旅程を分割できます。
難点は最初と最後のシドニー往復です。
PP積算できる最安はフィリピン航空です。
クアラルンプール発券ルート
クアラルンプール発券はこのご時世でも最安です。
①フィリピン航空シドニールート
エコノミークラスでは70%積算運賃でPP単価は8.2円台です。ビジネスクラスでは125%積算で単価はほぼ、変わりません。
難点は長時間フライト、ディレイ確率マニラ空港トランジットです。
(マニラ空港トランジットが出発3時間までトランジットエリアには入れません。)
② ANA北米ルート
東海岸への王道ルートです。シドニーと同じく、東京を中継地にストップオーバーできます。
アメリカ国内中継地点有無によりますが、Full Flex 100%積算運賃がかなり安く、30万円でPP単価12円前半で一撃ブロンズ達成となります。ANAカード種別とステータス次第では1撃4万マイル以上となり、東京発クアラルンプール往復特典航空券分を積算できます。効率重視の方におすすめです。
難点は初期投資です。
運賃とキャンペーン動向に注目
4月からサーチャージが下がります。
コロナ前の傾向から、サーチャージ合算運賃がサーチャージ減額分まで下がらないこともしばしばですが、特典航空券は安く発券できますので、国際線海外発券は今より安くなると思います。
難しいのは発券タイミングで、サーチャージ待ちした結果、発券したいクラスの空席がなくなる、特に連休期間は可能性があります。
ご紹介しましたANA那覇線プレミアムクラスと海外発券国際線は旅程変更可能ですので、昨年のようなキャンペーンが仮に始まれば旅程を合わせるのも1つです。