先日のトラブルは、顛末書と「まぁ、うまくやってよ」という言葉で収束に向かっている。
トラブルの対応中、頭の中をループしていたのは、なぜか辻仁成の「遠くの空は晴れている」だった。
実は、僕は高校時代に、辻仁成に心酔していた。うひゃーw
当時は小説に夢中になっていたはずだが、以外なことに、いまの僕の中に残っていた辻仁成とは文章ではなく、「遠くの空は晴れている」だった。
サマーブリーズ 吹き抜ける 遠くの空は晴れている
「遠くの空は晴れている」は、エコーズ解散後のソロ第一作アルバム収録の同名曲。
プロデュース・アレンジ・キーボード・パーカッションはムーンライダースの鈴木慶一さん(!)。
この曲と「サボテンの心」は鈴木節全開の必聴すべき名曲。聴け!!
この作品はエコーズ 解散後、32歳の辻仁成の作品。…今の僕(今年32歳)と同じ年だったのか、としみじみ。。。
ちょうど深夜の「パックインミュージック21」というラジオをやっていた頃だったと思う。(Wikipedia によると「パックインミュージック21・水曜日・1部」は1993年1月 - 4月 TBSラジオ。たった3ケ月だったとは。。)。
「悶々」いう言葉を知ったのもそのラジオの辻仁成の言葉からだった。辞書をひいて、「あー!そう!自分もいま悶々としているんだ!!」と激しく同意したことを覚えている。
いま考えると彼のナイーブさと生真面目な熱さみたいなものに、当時は惹かれていた。そこが段々と自分にとっては恥ずかしくもあったのも事実。最終的に彼の作品から距離を置くことになったのも、そこらへんが関係してたんだろう。
処女作「ピアニッシモ」から読み始めて、「カイのおもちゃ箱」「クラウディ」「ガラスの天井」「旅人の木」「フラジャイル」「そこに僕はいた」…読んでいたのは「希望回復作戦」くらいまでだろうか。
エッセイ集の「そこに僕はいた」以外は僕の部屋から消え、いつの間にか残しておいたはずの「そこに僕はいた」もなくなっていた。
そして十数年後(!)の現在、頭の中でループし続ける「遠くの空は晴れている」をCDで買い直すべく、Amazonのマーケットプレイスで注文すると、CDは御茶ノ水のJANIS から届いた。
学生の頃はCDを安く買おうとすると、disk unionかJANIS の3Fの中古を時間をかけれ探し回ったものだけれども、今はインターネットで最安値を調べて、カード決済で翌日には家に届けられる時代。
この時代に、またそれが僕の学生時代大変お世話になったJANIS
からCDが届く。
なんだか、感慨深いなぁ。。。












