空・色・祭(tko_wtnbの日記) -10ページ目

私が昨今、自然界・有機生命体の非線形的振る舞いを建築秩序として採用しようとすることも、それをアルゴリズミックな創作プロセスとして提示しようと模索することも、それらは何も己の趣味趣向などではなく、自身の好き嫌いを超えたところでの新しい建築ヴィジョン(現代建築)を発見しなければならぬという使命に由来しているからに他なりません。因みに私自身は、非線形秩序も、アルゴリズムも、その根は実はとても古きものに根付いていることを始終言明しています。一見それは新しい顔つきをしていますが、実のところそうではなくてその背景にある本質は「古(いにしえ)からある東洋の摂理」に酷似しているのです。ですから今、それによって西洋主知主義(近代建築)を相対化できるのではないかと私は信じています。


〈省略〉


夜道の「街灯」の下で探し物をする男の話があります。通りがかった人が「あなたはこの街灯の下で落とし物をしたのですか?」と尋ねるのに対し、「いいえ、そうではないですが街灯の下なら明るくて探しやすいと思ったもので・・・・」と答えます。この「明るいので探しやすい街灯」こそ、私たちが知らず知らずのうちに前提にしてしまっている西欧主知主義(近代建築)と考えればよいのです。嬉しいことに、そこ「街灯」が未だ照らすことのなかった暗闇にこそ、実は私たち東洋人が、かつて所持していた叡智(龍樹・般若心経・道元)が隠されていると容易に想像できます。だからこそ「近代建築その後」に私たち東洋人の出番があるに違いないと奮起するところです。


GA_JAPAN_132』(文章=前田紀貞)

ことあげしない


多くの才智や作為を弄する


抜き難い嫌厭の情


言わず語らずのうちに


折あらば逃げ出そうと


とどのつまりは逃げ出すほかに手がない


折あるごとに容積を増し


あるがままの姿を無為に眺めている他はなかった。


なれの果て


往々にして


兵士が勇躍して身命を捨てる「死の術」


歯に衣(きぬ)きせぬもの言い


しとやかなうちに仄かなる媚びを湛えた幽艶な美人




乾坤一擲(けんこんいってき)

運命をかけて大勝負をすること。


遠因


窮する


霏霏(ひひ)

雪や雨が絶え間なく降るさま。「霏霏として秋雨が降る」


譴責(けんせき)

 しかり責めること。不正や過失などを厳しくとがめること。「不注意によるミスを譴責する」


浮足立つ


踵を返す


平身低頭


触れ込み


戦々恐々


仰々しい(ぎょうぎょうしい)


とりもなおさず

すなわち


与(くみ)する


哄笑(こうしょう)


恭しい(うやうやしい)


憔悴(しょうすい)


秋波(しゅうは)


戴冠(たいかん)と奪冠


縊死(いし)


胡爪(キュウリ)


緩慢


深甚(しんじん)


無粋


アクチュアル


自殺幇助(じさつほうじょ)


虚心坦懐


鼻梁(びりょう)


眼窩(がんか)


紛糾(ふんきゅう)


厚顔無恥

厚かましく、恥知らずなさま。他人の迷惑などかまわずに、自分の都合や思惑だけで行動すること。「厚顔」は厚かましいこと。ずうずうしいさま。面の皮が厚いこと。「無恥厚顔むちこうがん


比肩


敷衍(ふえん)

押し広げること


間隙(かんげき)


生長


膾炙


薄幸(はっこう)な人生


傍流の思想


汎神論(はんしんろん)


曲がりなりにも


事欠かず


ともすると


万事遠慮が先立ち


撞着語法


疑義を呈する


往還する