軸 触れる手の軸 | PTイワマの探究日誌

PTイワマの探究日誌

PT(理学療法士)イワマが
『人の心と身体を動かすセラピスト』としてどう歩むべきか考え、感じたことを記すブログです。

昨日の自分軸の立て方に関連して
今日は治療者の手の軸について考えます。


今回の内容は
自分軸の立て方から発想した
PTイワマ的解釈による軸の考え方です。


手の軸ですが
これがあるのとないのとでは
治療効果が全く違います。


手の軸に必要なのは
自分軸と同じく
目標その先にあるものです。
(ここでの目標はゴールというよりはターゲットという意味合いです。)
自分の手の位置と目標を結んだ線がになります。


まず最初に、目標はどこを目指して触れるかが大事です。
リハビリセラピストであれば、
皮膚なのか、筋肉なのか、もっと奥なのかを
明確にする必要があります。
臨床で見ていると意外とこれが曖昧な場合があります。

目標は梃子の原理で触れた作用点にあたります。作用点が明確でなければ適切な力を加えられないことになります。


次に、目標の先にあるのは治療手技の目的です。
これが曖昧では何のためにやっているのかわからなくなってしまいます。


行動においても、動作においても、
目標その先(目的)が大きな意味を持ちます。
忘れずにいたいですね。


本日は最後までお付き合いいただきありがとうございました!