先日のNHKの放送(クローズアップ現代という番組)で
無月経、疲労骨折・・・10代女子選手の危機
というテーマで放送がありました。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3484.html
私は時間が合わなかったので録画した映像を昨日見ました。
すると私がお世話なったドクターも出ていたり、私が診た事がある選手も登場していました。
さて、本題に戻りましょう。
今回、話題になった無月経と疲労骨折の関係は、女子選手を診ていく時にはとても重要なポイントにもなっています。
しかし残念なことに指導者はほとんど無関心な事が多く、この両方が関連している事は見過ごされています。
この理由のひとつに高校生だと身体が変化していく時期であるため、生理がある事がパフォーマンスや心理的な情動までが変わっていくことがあるということを理解してもらえない(しようとしてくれない)という風潮があるのかもしれません。これは、指導者は男性が多いというのもあるのかもしれません。
また体型的な変化もホルモンの関係で変わってくるため、陸上競技や新体操などの強豪校では、指導者が見て見ぬふりをしているのかと思うような現状に遭遇したことも昔あります。
さらに驚くのは、選手自身に無月経であることや生理不順であることに対してそれほど深刻になっていることがないということも現実的に起きています。
中には、高校生や大学生でも生理が全くない。ほとんどない。むしろ無い方がラクという選手もいるくらいです。
婦人科領域から考えるのか?
整形外科領域から考えるのか?
女子選手の疲労骨折については、両側面から実態を診ていかない行けないと思います。
これは、実業団の選手においても同じ事が起きていますの意外とスポーツ業界(10~20代、中には30代まで)には意外と多いので根は深いと思います。
やはり選手心理の中には、勝ちたい。
もっとうまくなりたい!
もう少しやせたら?選ばれる?試合に出れる?
という事も考えられるので、ひとくちに簡単に解決されるものではないように重います。
今後女子アスリートについては、いろいろと話題にもなってくると思うのでそういう意味では正しい情報をしっかり得ることも大切な事だと思います。
指導やコンディショニングの世界では、男性が女子選手に対して話をしにくいということもあるかも知れません。
しかし、これは女子選手のためにも関わっている関係者はしっかり向き合えるようにしていかなくてはいけません。
私はこれまで女子選手とも関わっていますので、選手も普通に会話をしてくれますので、それほど会話に困った事はありません。
しっかり選手ひとりひとりに向き合う事が重要だと思います。
私も色んなパターンで疲労骨折を抱えた選手と関わった事はありますが、ある女性選手は疲労骨折を2年間で5回起こしていた選手もいました。
患部が治ってもまた別の場所が骨折してしまう。
どうすれば復帰できるのか路頭に迷ってしまっていたことを思い出しました。
選手は、長期休養すれば戦線離脱してアスリートして成り立たない。
この気持ちを踏まえたうえで選手と向き合うことがとても大事だと感じています。
現実的には、専門知識が必要な内容となります。
治療だけで全てが良くなることもありますが指導者を含めて、包括的な管理をすることが長引かないで済むことになると感じます。
女子選手が陥る問題の中に婦人科系の事は外せません。
指導者だけでなく、トレーナーも親身になって向き合って行きことがとても大切です。
ジュニアの育成は、今後のトップアスリートを生み出す可能性を広げてくれます。2020年東京オリンピックを見据えて今10代の選手たちにもしっかり目を向けて健全な形で選手をサポートして行きたいですね。
私も微力ながらそのお手伝いができたら嬉しいです。
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