難病を転機に30歳で会社を辞めカナダで社会人留学を決意した男の留学日記 -7ページ目

難病を転機に30歳で会社を辞めカナダで社会人留学を決意した男の留学日記

目の難病(網膜色素変性症)により視覚障害を持ったことをきっかけに、
30歳になって新卒で8年半勤めた会社を退職。
思い切ってカナダ留学を決意した男のブログです。

バンクーバー島に移動して気がつけばもう3ヶ月目に突入。
そして、州立カレッジに通う生活も3ヶ月が経ちます。

今は初めての英語のリサーチペーパーに取り掛かっています。
エッセイはバンクーバー時代の語学学校も含めて
何度も書いてるんですが、
いくつかの文献を読んでリサーチペーパーにまとめるのは、
英語では初めてなので、苦労しながら新鮮で楽しくもあります。


さて、突然なんですが実は2月中旬頃、
初めて軽いホームシック!?のようなものになりました。
正直自分には全く縁のないものだと思っていたので、ちょっと驚き。
日本への恋しさもあったんですが、それ以上に
以前住んでいたバンクーバーへの恋しさのほうが
強かったかもしれません。

ちなみに、今は完全に立ち直って毎日を楽しんでいます。

しかし、なんでカナダにいる一年以上のこのタイミングで
ホームシックになったのか?
ちょっと変ですが、自分なりに分析してみると、
以下の3つの理由が重なって精神的に疲れていたように思います。



【1.英語力の壁】
これはまた別の記事で書こうと思っているんですが、
やはり州立カレッジでカナディアンの生徒たちと授業を受けて
気づいたことは、

自分の英語力が決定的に不足している

ということです。
バンクーバーで語学学校に行って、ボランティアもして、
まだまだとは言え、1年でそれなりにコミュニケーションや
日々の生活での英語的な苦労もなくなってきたので、
それなりに英語力も伸びたかな、と思っていたのですが、

カレッジの中でネイティブとともに勉強をする

という点で見ると、やはり自分の英語力は赤子のようなもので、
他の留学生たちと一緒に英語を勉強する、という語学学校に
比べると、英語力の欠如のハンディキャップを露骨に
実感する機会がかなり多いです。

一応、授業での成績は今のところ悪くないのですが、
自分自身で勝手に感じている英語力の低さが自信の喪失に
つながり、ちょっと精神的に疲れていたのかもしれません。


【2.一人でいる時間が圧倒的に多くなったこと】
いわゆる”孤独”を感じる時間がかなり増えました。

この理由の一つには、以前の日記にも書きましたが、
”全員が同じ時間割で少人数の決められたメンバーで
常に一緒に勉強する”という語学学校に比べて、
州立カレッジの授業は日本の大学のように、それぞれの生徒
のスケジュールがかなり異なるため、友達が作りづらい、
ということがあります。
バンクーバーではあっという間にたくさんの友人ができたのに、
というもどかしさも若干あったかもしれません。

二つ目は、ホストファミリーの毎日の外出時間がかなり多く
(家に子どももいないので)、
家に一人でいる時間が極端に増えた、というのもあります。

そして、三つ目。こういう状況を打開するため、インターネットなどで
人が集まるイベントやクラブなどを探しまくっているのですが、
そもそも街の人口がかなり少ないからなのか?田舎だから
そういう情報がネットに流れないのか?
若い人が集まるイベントを見つけるのに苦労している、というのもあります。

というわけで、やはり都会のバンクーバーに比べると、人脈づくりや人と
話す機会が極端に少なくなり、そのギャップに慣れていなかったのかも
しれません。
日本でもバンクーバーでも、毎日一人で家の中で過ごす、
という経験があまりなかったので、こういう状況になると、
ちょっと精神的に弱るなー、といい意味での驚きと発見をした気がします。
やはり周りの仲間とコミュニケーションって大事ですね。


【3.進路の変更】
もしかしたらこれが一番大きな要因かもしれません。
現在、自分が9月から取る予定のカレッジのプログラムの一部を
聴講しているのですが、実はこのプログラムの内容が
自分の勉強したい内容と異なる、ということが分かりました。
完全に自分のリサーチ不足とコース、仕事の理解不足です。

これはある種、一時的に自分の「目標」が見えなくなった状態で、
何でも目標を作る・持つことで、常にモチベーションを高め
パワーを養うタイプ
である自分としては、
「目標が見えなくなる」ことって思った以上に焦るな、と思いました。
何しろ2年間という長期間の時間とお金をその目標に投資する
つもりだったので、これが一番精神的にきていたかもしれません。


と、自分なりに分析してみたんですが、今はすっかり立ち直りました。
では、どうして立ち直ったのか?

これについては、別に全然たいした理由じゃないので
引っ張るつもりではないんですが、記事が長くなってしまったので、
また次回の記事で書きたいと思います。

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皆さん、かなりお久しぶりです!
約一カ月ぶりのブログ更新・・・
この一カ月、カレッジでの勉強についていくのが必死だったり、
アサインメント(宿題)などの対応などで、気持ち的にもあまりゆとりがなく、
なかなかブログ更新できずでした。
(といいつつ、Facebookはちょくちょく更新してるんですが)

で、実はとっくに過ぎてしまった2月2日に

カナダ滞在一周年を迎えました。


今さらといえば今さらなんですが・・・(笑)。


こちらに来て本当に多くのことを学び、新しい気づきを得ました。
詳しく書くと長くなるので、箇条書きで少しまとめてみます。


1.言わずもがなですが、英語力の成長。正直、まだまだ全然喋れず
  全然聞けず、だけど日常生活は成り立つようになった。

2.英語を通じて、世界の人々とのコミュニケーションの面白さに改めて
  気づいた。異文化を知り、考えや価値観の違いを知ったことは
  今後の自分の人生における財産です。

3.また、外国人、日本人を問わず、世代を超えたコミュニケーションの
  楽しさを知り、たくさんの刺激をもらった。留学に来ると、年齢は関係ない
  と言いますが、いい意味で本当に若返ることができたと思います。


そして上記の経験、気づきを通じて得た、本当に大きな発見を2つ。


4.日本という国の素晴らしさを再発見したこと。

初めてちゃんと日本を「外から見る」ことができ、その中で世界から
愛される日本人の国民性、謙虚さや礼儀正しさからくる日本人、
そして日本のモノへの強い信頼感を本当に強く感じました。
また、「最先端技術と独特な伝統文化の両方を持ち合わせ、
その2つをうまく維持し続ける数少ない国」である日本。
本当に世界に誇れることがたくさんありすぎる日本。

カナダに来て、日本をこれほど誇りに思い、日本人に生まれたことを
これほど感謝する、とは思ってもいませんでした。

これは今後、教育の道を目指す自分にとって、一生の財産となる気づき、
であるとともに、この日本を作ってきたのは先人たちで、
我々はこの先人たちの成し遂げてきたことや思いを崩してはいけない、
と強く思ったのでした。


5.幸せのあり方、人生の楽しみ方への考え方が変わり、探究心が増した

これはここでうまく表現することはかなり難しいのですが、
一言でいうと、自分の中の「幸せを獲得するための要素」として、
「給料・お金」や「社会的ステータス」の割合が、日本にいた頃に比べて、
極端に落ちた、ということです。

ちょっとまわりくどい言い方になりましたが、もう少しストレートに書くと、
お金と社会的ステータスが幸せを獲得する上で、それなりのウェイトを
占めていたのです。以前は。
それとともに、平日はプライベートを捨ててがむしゃらに働き、
(実際、社会人の頃は平日にプライベートの予定はほとんど入れなかった)
土日その分リラックスする、というのが基本的な生活のスタンスに
なっていました。
ただ、結局平日働きまくった分、土日は家で遅くに起きて、ネットや
テレビ見たりとダラダラすることが幸せになってしまっていたんですが・・・

カナダに来て、こちらの人の働き方や平日から既に自分の時間を
楽しんでいる姿、日々の生活の楽しみ方のバリエーションの広さを見たり、
(レジャーとかね)
また家族との夕飯の時間などを非常に大切にしている姿を見ると、
「自分にとっての幸せ」とは何か?を色々考える事が多くなりました。
そして、もっともっと仕事だけじゃない人生の楽しみ方が色々あったし、
自分の周りにはたくさん転がっていたんだろうな、
などと思ってしまいました。

過去の仕事中心であった毎日の過ごし方には後悔していません。
それがあったから今があるし、そこで学んだこと、成長できたことは
本当にたくさんあったから。
ただ、なんというか自分のアンテナがあまりにも「仕事」に向きすぎていて、
気が付かないうちに、その他の遊びや楽しみへのアンテナが極端に
弱くなってしまっていた、ということにこっちに来てから気づきました。
(つまり、土日は疲れちゃって、家でずっとネットとかテレビとかね、、、
これは明らかに人生の楽しみ方のアンテナが落ちていたような気がします)

でも、今このことに気がつけてよかったと思います。
きっと、日本に帰った後は、働き方や自分の時間の使い方についての
考え方が結構変わっているんじゃないかな、と思います。
(それが果たして日本社会に合うのか?という議論は置いておいて)

少なくとも、土日に家でゴロゴロとネットして一日が終わり、といった
生活は嫌になるのではないかと思っています。


とにかく「新しい発見の連続」だった一年目。
次の一年では、どんな発見があるのか。
とにかく新しいことづくしだった昨年に負けないよう、今年もしっかりと
アンテナを張って、新しい発見に触れていきたいと思います。


、、、と、決心した矢先、2年目にして色々と壁にぶち当たり始めたことも
あります。このあたりはまた次の記事で!
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早いものでこのコートニー(コモックス・バレーというエリア)に来て、
もうすぐ一カ月が経とうとしています。
相変わらず一カ月経つの早いな~。新しい環境で新鮮なことが多いから、
ということもあると思うんですが。

タイトル通りなんですが、僕が住んでいる町コートニー in コモックスバレー)、
想像していた以上に日本語に触れる機会がないです。

1か月でこちらで日本語を話した時間、合計で20分程度です。


例えば以前いたバンクーバーと比較すると、日本人の友達と会わなくても、
ダウンタウンを30分歩く、もしくは喫茶店に入る、のいずれかをすれば、
ほぼ間違いなく日本人と遭遇し、日本語を聞く機会があります。

ところがここコートニー。
町で日本人と会ったのは1度だけです。
偶然、1ダラーショップで日本人を発見。日本語が聞こえてきた時は、

奇跡だ!


と思うくらいで、思わず嬉しくなって話しかけてしまったくらい。
ケロウナやナナイモでももうちょっと日本人は町にいると思います。

あと、自分が通い始めたジムが入っているコミュニティセンター。
興味本位で、他に日本人のメンバーいますか?って聞いたら、
今は自分以外一人もいない、とのこと。

いや、そもそも日本人というか町でアジア系の人を見たことが
ほとんどないのです。完全に白人社会なんですね、ここは。

いや、もっと正確に言うと、そもそも町にあまり人がいないんですが・・・


あ、ちなみに上記の話は、「町で」の話で、
カレッジには以前書いたように2人日本人がいます。
(正確には4人いるらしいんだけど、その1人は会ったことがなく、
もう1人も1度しか会ったことないので・・・)

ただ、その2人も学校のカフェテリアでしか会わないのと、英語で
話しているため、本当に日本語をしゃべることがほとんどありません。
(地元の生徒がたくさんいるカフェテリアで、大きな声でみんなの分からない
日本語を話すことが個人的に好きでない、ということもありますが)


さすがにこれだけの環境になると、
ちょっとだけ日本語が恋しい時があります(笑)。


いや、恋しくなる、というよりは、自分の思ったことを思ったように
伝えられる、表現できる、って幸せだな
、って思ったりします。


とは言っても、こんな小さい町にも日本の寿司レストランが3店もあるので、
そこに行ったり、
You Tubeで日本関連の動画を見たりすれば、
日本語をしゃべり、聞く機会は増えるんですよね。

ただ、こちらでは外食する機会が今のところほぼないので、
寿司レストランに行く機会もないし、
動画については、日本のドラマなどの長時間のものはカナダでは見ない
と以前から決めていて(はまって長時間見続けてしまいそうで怖いので・笑)
それができているので、特にストレスがあるわけではないです。

と言いつつも、数時間勉強した後に、ふと息抜きで、10~15分程度、
漫才やコントを見る
ことは時々あります(笑)。
ドラマは北米のドラマが色々見れてそれにハマっているので十分ですが、
やはりお笑いばかりは、日本人ならではの笑いを楽しみたい時
幾度となくあります(笑)。


いずれにせよ、英語環境としては、現時点では本当に素晴らしいです。

あ、ちなみに日本語全然話さない環境だとスピーキングは伸びる、
という話をよく聞きますが、自分の場合、今のところスピーキングは
それほどの変化はありません。まだ一カ月ですが・・・

ただ、リスニングは一カ月でバンクーバーにいた時よりも、
良くなってきているように思います。
(これは色々理由があるのでまた書きますね)

あとリーディング、ライティングは日常生活、というよりはさすがに
カレッジのおかげで伸びていると思います。
というか伸びてないとまずいんですが・・・


ということで、このブログとFacebookだけが今や数少ない日本語で
コミュニケーションできる手段になっています。
なので、漫才やコントと同じようにちょっとした息抜きに今後も適宜
更新していきます!