2018 LIVE REPO 25th. Panic! At The Disco JP Tour | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

(旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
 
およそひと月ぶりとなる本日のライブ。
 
この日をどれほど待ったことか…
 
前回来日は2016年のSUMMER SONIC
 
2年ぶりの来日であり、
 
前作に続き、ビルボードで1位を獲得した新譜
 
Pray For The Wicked を引っさげ
 
待望すぎる"単独"来日公演、東京2日目です。
 
 
 
Panic! At The Disco
Pray For The Wicked Tour
in Japan 2018
 
 
 
PATDが単独で来日してくれるなんて!
 
と、喜びの声を上げるのは自分だけじゃないでしょう。
 
昨日、ツアー初日のZepp Tokyo公演でも
 
大いに、大いに盛り上がっていたというのも
 
各種SNSを見れば一目瞭然。
 
今日はJapan Tour 2日目、新木場STUDIO COAST
 
夜勤明けというシンドイ状況ながらも、
 
昼間に仮眠し、夕方には会場の新木場へと向かいました。
 
 
 
開場1時間前に付くも、物販待機列はかなり…
 
これはマーチテーブルに辿り着いても
 
既にモノはなくなってるんじゃ…
 
と、思いつつも、暇だしとりあえず並ぶことに。
 
開場近づいたら抜ければ良し。
 
今回のマーチラインナップ見ても、
 
絶対これ欲しい!
 
ってのなかったしね。
 
てか、公式のマーチサイトにあったロンTなかったし…
 
あればそれがいちばん欲しかったけどなぁ。
 
と、言いつつも
 
 
18:55、開場5分前に無事にマーチを入手し、
 
ちょうど先行で呼ばれてた番号で開場待機列へ。
 
思えば15番って良番すぎるな笑
 
先行でこれって、売れてないんじゃ… って思うくらい。
 
物販の感じ見てると、売れてないことはなさそうだけどね。
 
 
 
しかし、これ
 
前方スタンディングと後方は完全に分かれてるんだな。
 
なんやろ、熱狂的なファンに配慮しての仕切り?←
 
15番のワタシも、場所は選び放題だったので
 
初の右上段エリアを確保しました。
 
下にいるより、ステージが見やすくて最高ですな。
 
ここから残り50分、開演まで待ちます。
 
 
開演迫る15分くらい前から場内のBGMの音量が大きくなり
 
そして開演間近、なんと
 
TOTO"Africa" から会場が暗転し、SEに繋がりました。
 
まぁ自分のネーム(トト)の由来は
 
TOTO とは全く関係ありませんがw
 
そしてステージに次々とメンバーが現れ、
 
最後に主役登場でライブがスタートします!
 
 
 
 
開幕の1曲目は、今回のツアータイトルにもなっている
新譜『Pray For The Wicked』 の1曲目
"(Fuck A) Silver Lining"
アルバムの開始にも、ライブの開始にもマッチする
わかりやすいほどにブチ上がる曲からスタート!
Brendon も、会場のオーディエンスも、絶好調\(^o^)/
 
 
みんな調子はどう?
日本は食べ物がホントに美味しくてさ、
僕はライブの前に辛いラーメン食べちゃったよw
汗臭かったらゴメンねw
 
と、短くも和ませる内容を嬉しそうに話すBrendon ( ´∀`)
茶目っ気たっぷりやなw
 
 
早々に2曲目、ギターの低く怪しいフレーズから
オーディエンスも曲がわかり、歓声。
前作『Death Of A Bachelor』 から
"Don't Threaten Me With A Good Time" をプレイ。
ここで早くもBrendon 、原曲以上の超ハイトーンを披露!
それに釣られて会場のからも大きな歓声が上がります。
 
 
3曲目、イントロの打ち込み部分でこちらも歓声。
曲的にも、サウンド的にも、どこか懐かしい感じのする
3枚目『Vices & Virtues』 から"Ready To Go"
アップテンポな曲にフロア全体がノリノリで、
忘れちゃいけないシンガロングパート、
ヾ(*≧∀≦)ノ おっお、おおおーぉ!
おっお、おおおーぉ!(≧∀≦*)ゝ
と、会場中からシンガロングが聴こえてきます。
 
 
再び最新作に戻り、Brendon パペットが活躍するMV曲
"Hey Look Ma, I Made It"
少しエモーショナルな雰囲気で始まるも、
サビではホーン隊によるアッパーな雰囲気に。
今回はトロンボーン、トランペット、サックスと
同期ではない生ホーンサウンドが聴けるのは良いなぁ。
 
 
LA Devotee
キタ━━━━。゚+.ヽ(´∀`*)ノ ゚+.゚━━━━!!!!!
これを!サマソニで!聴きたかったんです!
でも、サマソニでは同じアップテンポな曲として
"Time To Dance" が選ばれ、これはやらなかった。
だから、今日聴けて良かったぁぁぁあああああ
『Death Of A Bachelor』 の中でも
三指に入るくらい好きな曲だからね!
2年越しで念願叶いました\(^o^)/
 
 
 
前作からの曲が続きます。お次は"Hallelujah"
打って変わって、タイトルが示す通りの
ピースフルナンバー
この曲でも、Brendon の歌唱に続いて、フロアからは
ヾ(*≧∀≦)ノ ハァ~レルゥヤァ~
と、大きなシンガロングが響き渡ります。
 
 
シアトリカルの代名詞みたいなイントロが流れ
ここでもフロアからは大歓声!
PATDのキラーチューン"The Ballad Of Mona Lisa"
クラップを促すリズムで展開していき、サビに入ると
ヾ(*≧Д≦)ノ ウォーオーオオーオー!! モナリィィザァァァ!!!!!
と、Brendon と共に、フロアからも
大シンガロングが巻き起こります。
その様子にBrendon も大変満足そうでした(*´ω`*)
 
 
 
ステージに佇んでいるピアノの前に、
遂にBrendon が腰を下ろしました。
そこからプレイされたのは、連続キラーチューン
"Nine In The Afternoon"
心地良いリズムに、ホーンサウンドが光る
このサビの何とも言えない雰囲気は最高ですね。
 
 
お次も大盛り上がり間違いなしの"Golden Days"
タイトルに沿ったかのような黄色い照明が
ステージを、会場を、明るく照らし出します。
再びフロントに戻ってきたBrendon
非常に伸びやかなボーカルが聴いててとても心地良い。
 
 
 
エレクトロ要素とシアトリカル要素が
合わさったようなイントロが流れ、
4枚目『Too Weird to Live, Too Rare to Die!』 から
"Casual Affar" がプレイされます。
今までのPATDにありそうでなかった雰囲気の曲で、
これまでとは違ったダークエモな感じで、
寒色系な照明がまた雰囲気を後押しします。
 
 
打って変わって今度は曲調も変わり、
"Vegas Lights" をプレイ。
子どもがカウントするイントロから歓声が起き、
ヾ(*≧Д≦)ノ オオオオーオーオーオォー!!!
と、"Mona Lisa" ぶりとなる、
大きなシンガロングが会場を包み込みます。
 
 
続くは再び最新作から"Dancing's Not A Crime"
ホーンサウンドが引き立つ盛り上がり曲で、
雰囲気も一気に明るくなります\(^o^)/
 
 
 
今度はBrendon が肩からギターを提げて、
再び4枚目から"This Is Gospel" をプレイ。
この曲は4枚目の中でいちばんのキラーチューンよね。
ヾ(*≧∀≦)ノ おっおっおーおぉ、おおっおーおー
のシンガロングは忘れちゃいけないっすよねぇ。
曲終盤では、サポートのギターと、
ベースの綺麗なお姉さん、そしてBrendon ギターで
セッション的なパフォーマンスを披露。
頭振り乱してギター掻き鳴らすBrendon カッコイィな。
 
 
そして前作のタイトルトラック"Death Of A Bachelor" へ。
バラードほど歌唱力が問われる曲はないけど、
Brendon にその心配は無用すぎる。
聴いてて心地良いレベルのハイトーン、
さらには原曲を上回る超ハイトーンを披露し、
オーディエンスを虜にしていきます。
ホーン隊のサポートもかなり良い感じ。
ホント、ホーン隊の生音は最高ですね。
 
 
聴かせ曲2連発となる2発目は、最新作から
"Dying in LA"
サポートメンバーは袖に引っ込み、ステージには
Brendon のみで贈る至極のピアノバラード。
オーディエンスも静かに1曲、聴き入ります。
"歌を聴く"時間としては、この曲が最高でしたね。
Brendon が歌い終わると、
大きな拍手と歓声が巻き起こりました。
 
 
ライブも後半戦に突入。
サポートメンバーも戻ってきて、お次は
"Girls / Girls / Boys"
ここで、海外と同じようにLGBTを象徴する
レインボーフラッグを最前のオーディエンスから受け取り、
それを羽織るように肩にかけるBrendon
 
 
そして、会場では七色のハートの紙に携帯のライトを当て
会場全体が7色に染まる光景に。
 
 
このハートプロジェクトを今回の来日公演でも
企画してくれているファンの方がいた結果ですね。
ライブ中の写真じゃ少しわかりづらいですが、
照明が落ちたときに激写した時はこんな感じ。
 
 
 
ホーンサウンドが光るイントロから始まる
最新曲から"High Hopes"
タイトル通り、この曲を聴いてると
どんどん気持ちが高く、上向いていくような
歌詞も、曲調も、かなりのポジティブソングですね。
会場の盛り上がりも上々です。
 
 
続いてプレイされたのは、
ここでもシンガロングが光る"Miss Jackson"
そしてこの曲では、PATDライブ名物も!
ジャケットを脱ぎ、黒T姿になったBrendon
バク宙!!!
ミスることなくしっかり決め、拍手&歓声(*゚∀゚ノノ゙☆パチパチ
 
 
次の曲は最新作から"King Of The Clouds"
雰囲気的には決して明るい曲じゃないけど、
ここでも再び、Brendon のハイトーンが聴けます。
ホント、この人の声量と喉はどうなってんだろうかね…
 
 
既にライブも終盤戦、ここでプレイされたのは
"Crazy=Genius"
『Death Of A Bachelor』 リリースから、
『Pray For The Wicked』 リリースまでの間に、
Brendon はミュージカルの最高峰、
ブロードウェイで主演を務めましたが、
この曲を聴いた時には既に、ミュージカル感すごくて
ミュージカルで主演を務めるBrendon にも
スゲー!と思う反面、どこか納得もありました。
そんな、大きな舞台でこそ輝く賑やかナンバーに、
会場全体が大きな盛り上がりを見せます。
これに続いて"The Overpass" とかやってくれりゃ
曲調的には更なる盛り上がりを見せただろうに、
それはセトリになく残念!
 
 
 
そして再びBrendon がピアノの方へ向かい、
披露されたのは伝説のバンドQueen のカバー
"Bohemian Rhapsody"
大きく転調する曲も、その時の曲調に合わせ
見事に歌い上げるBrendon
しっとりパートは、しっとりと歌い上げ、
盛り上がるパートは、ここぞとばかりに盛り上げる!
挙げ句の果てにはピアノの上に立って歌いましたしねw
この曲も色んな人、色んなバンドにカバーされてきただろうけど
その中でも、PATDのカバーは上位な気がします。
 
 
低く、怪しい"悪魔の声"が聴こえるイントロが流れ
"Emperor's New Clothes" がプレイされます。
前作のリードトラックですね。
それが盛り上がらないハズもなく、
ライブ終盤の盛り上がりに華を咲かせます。
ここでもBrendon の超ハイトーンが聴けるけど、
その都度、スゴさで口元がニヤけてしまうわw
 
 
リードトラック続き!ってことで、
最新作『Pray For The Wicked』 のリードトラック
"Say Amen (Saturday Night)"
チ●コ蹴られるやつキタ━━━\(゚∀゚)/━━━ !!!!!←
でも、この曲は今日のオーディエンスも待ち望んでいたのか
おーおおおーおお!(≧∀≦*)ゝ
ヾ(*≧∀≦)ノ Ohhh!! It's Saturday Night!!!
のシンガロングが超絶デカくて、Brendon も思わず
Hell yeah!!!Σd(≧∀≦*)
と、言ってのけたほど。
いやー、マジでここのシンガロングは今日イチだった!
 
 
終盤のキラーチューン縛りは続き、
ここまで来たら、もうこれっきゃないでしょ!
"I Write Sins Not Tragedies"
これが来たら、もうみんなもわかりきってるところ!
サビ前、The poor groom's bride is a... まで来て
Brendon がフロアへマイクを向けると
whore!!!!!
と、超大シンガロングが返ってきて、
大喜びのBrendon が可愛くてwww
今日はここ以外にも、多くの曲で
ほぼ完璧なシンガロングが出来てたし、
これは演者側からしてみれば、そら嬉しいでしょう( ´∀`)
 
 
PATDを始めて14年になるんだ、
みんな、ずっとサポートしてきてくれてありがとう
 
と、今日はMCらしいMCは最初と最後くらいで
あとはひたすら曲で魅せてくれました。
こうしてみんなに感謝を述べたあと、
本日ラストとなる曲は
 
Victorious
リリース後から、この曲のラストが定着しましたね。
バンド隊、ホーン隊、オーディエンス、そしてBrendon
全て合わさり、会場全体が大きな盛り上がりを見せ、
大歓声に包まれながら、有終の美を飾りました。
 
 
 
 
Panic! At The Disco
"Pray For The Wicked" Tour in Japan
Tokyo Day 2 新木場STUDIO COAST
 
SET LIST - セットリスト
 
01. (Fuck A) Silver Lining
09. Golden Days
10. Casual Affar
11. Vegas Lights
12. Dancing's Not A Crime
15. Dying in LA
19. King Of The Clouds
20. Crazy=Genius
 
 
 
 
アンコールはなかったけど、
 
全25曲!
 
海外の方じゃ、30に迫る曲やってたりするけど
 
25でも十分多いですよね。
 
日本ですらこんな曲数やるバンドなんて極少数なのに
 
すげぇなぁ。
 
こんな曲やってて、最初から最後まで
 
声量が全然落ちないBrendon がいちばんスゴイですが笑
 
オマケにちょいちょいアレンジを加えて、
 
原曲以上の超ハイトーンを何度も披露するとかね。
 
そのハイトーンも全然キツイ感じはしないし
 
むしろ気持ち良く出してますって感じがまた笑
 
とんでもないお方だわ。
 
 
そして、今日はオーディエンスも良かった!
 
どの曲でもバッチリ!シンガロング出来てて、
 
さすがに客層は女性比率が多かったように見えたけど
 
奇声を発するような馬鹿女はいなかったし笑、
 
みんな良心的なファンばかりで、
 
ライブを形作る大事な要素として、完璧でしたね。
 
ハートプロジェクトを実施した人たちも
 
お疲れさまでした<(_ _)>
 
 
 
 
こういった客層はもちろん、
 
バンドの実力もこれだけのものも持っていながら…
 
日本ではFOBに人気・知名度共に劣るのが
 
マジで納得いかん!!!!!
 
単独のキャパもそうだし、
 
近年のサマソニでもFOBは、PATDはやん。
 
今日は今日とて
 
あんなに色んな色の照明が駆け巡る新木場とか
 
初めて見たけどもさ。
 
新木場ですら後方は空きがあったし…
 
海外でなら武道館はおろか、横アリ、たまアリレベルでも
 
出来そうなほどに人気があるのに!
 
ピアノ持ってきてくれたし、
 
バンドメンバー、ホーン隊も連れてきてくれたけど
 
もっとデカイとこで!演出もすごくて!
 
ストリングスとコーラス隊も含めた、文字通り
 
フルセットのライブが見たいです!(。>д<)
 
それが日本で成されないのは
 
マジで納得いかねぇぇぇぇえええええええ
 
日本人もっとPATD聴けぇぇぇえええええ!!!!!
 
 
 
 
とね、FOBを引き合いに出すと
 
日本のPATDの立ち位置的に
 
どうしても不満を言わずにはいられませんが。
 
来日自体はサマソニ2016以来、2年ぶり
 
単独での来日は……
 
ネットで調べてもいつかわからないほど!←
 
頻繁に来日してくれるバンドもいれば
 
当然そうじゃないバンドもいる。
 
PATDの"単独"での来日が、次はいつになるかわかりませんが
 
その"次"があれば、その時こそ!
 
世界と同じように、アリーナ公演が実現するよう
 
PATDリスナーは、周りに布教していきましょう。
 
 
とりあえず今回は
 
日本だからこそ、この規模で出来るレア公演、
 
そして貴重な単独公演、
 
行かない人は間違いなく失敗、後悔するレベルで
 
文句の付け所がないほど、最高のライブでした!
 
単独で来てくれてありがとうPanic! At The Disco
 
是非せひ、近い内に再来日を!
 
 
 
 
 
Next Live Show
The Word Alive Japan Tour 2018
@渋谷GARRET