2018 LIVE REPO 23th.  TRUE NORTH FESTIVAL 2018 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
3連休の真ん中、日本で最も
 
へヴィなサウンドが繰り広げられるであろうフェスが
 
今年も開催!
 
他のフェスは
 
そこまでラインナップに牽かれなかったり、
 
中止になったりってこともあり、
 
今年唯一のフェス参戦となります。
 
 
 
TRUE NORTH FESTIVAL 2018
 
 
 
CRYSTAL LAKE主催のフェス、第2回目となります。
 
昨年はバンド結成15周年を記念して、
 
その記念だからこそのイベントかと思いきや、
 
まさかの2年連続開催となりました。
 
そしてラインナップは今年も秀逸!
 
RNR TOURS、MHz FEST絡みのメンツとは言え、
 
Erra (US)
Make Them Suffer (AUS)
Aviana (SWE)
Awake The Dreamer (SWE)
 
このラインナップでチケット代¥5,000以下なんて
 
破格でしかないですよね。
 
自主レーベル、DIYチームはさすが
 
オーディエンスの財布にとても優しい。
 
 
昨年に比べ、海外勢はかなりレベルアップしてますが
 
逆に国内勢は、正直昨年よりも見劣りするのも確か。
 
Versus The Nightのリユニオンが最も目を引くくらい。
 
が、自分が本格的に音楽を聴き出した時には
 
既にシーンから撤退してたバンドだし、個人的にはそこまで…
 
と、昨年のCLリユニオン同様、
 
こんなヤツが見に行くよりも、
 
ちゃんと思い入れのある人たちの一人でも多くが
 
ライブ見れた方が良いと思うので、
 
ワタシはだいぶ遅めに会場である
 
新木場STUDIO COASTへ向かいます。
 
てか、もし来年、再来年と
 
イベント自体を年1ペースで続けていくなら
 
このリユニオン枠も続けていくんだろうかね?
 
それはそれで、1日だけとはいえ
 
どんなバンドが再結成してくれるかも楽しめますよね。
 
 
そんなことを思いつつ、15:00前に会場着。
 
 
VTNから行くと言ってた友だちに
 
CLのマーチを頼んでいたものの、
 
どことなく時間にルーズな感があるので
 
不安視してたら案の定…(。-∀-)笑
 
だったので、もうCLの目当てのマーチないだろうと踏み
 
とりあえず、海外バンドのマーチを見に。
 
RNRのシン・タツ ツインズがいたんで軽く挨拶。
 
ちょうどAwake The Dreamer がフリーでサイン会してたので
 
便乗したw ついでに写真もokだったのでw
 
 
で、ATDとAviana のマーチも買ってと。
 
 
 
2バンド共、残念ながら音源を持ってきてないorz
 
今の音楽シーン的にもね、フィジカルより
 
マーチで稼ぐし、マーチのが売れるんだろうけど
 
CD大国じゃぱんに来るならフィジカル持って来い!
 
ってな。
 
Make Them Suffer に到っては
 
マーチすら持ってきてないらしく、おぅふ…ですね。
 
とりあえず、海外勢はこれでよしとして
 
ダメ元でCLマーチを。
 
案の定、欲しかったロンTはなくなってたが
 
 
Tシャツは何とか買えました。
 
CLのマーチ買うの、何気に初なんですよね。
 
自分がCL聴き始めた頃から、マーチデザインが
 
良くも悪くもやけにレベル高かったんでw
 
 
 
ひとまず買い物関連は一旦見切りをつけて、
 
ライブを見はじめようかなと。
 
 
 
 
 
PALEDUSK
今年のROAD TO TRUE NORTH勝者のひとつ
福岡のメタルコアPALEDUSK
TRIPLE VISIONが国内バンドメインになり出してから
個人的に唯一好きなバンドです。
既に何度か見てるけど、やっぱそのライブが良い
ってところに牽かれた部分があります。
そこはやっぱり今年も良かったです。
Djent/プログレ的なリフも光るメタルコアは秀逸。
今日ここに立てているのはCLのおかげと、
サポートしてくれたみんなのおかげだと、
最新曲の次に、最古曲もプレイするという
昔からのファンには嬉しいセトリでしたね。
来年は実力でメインステージに立ってやる!
と、このオーディション組定番の意気込みも。
PALEDUSKなら、それも可能なんじゃないかな
という気もします。
いつの間にやら若手感も消えていて、
しっかり自分たちの色を出せるバンドになりました。
これからもPALEDUSKの活躍に期待。
 
 
 
 
 
Make Them Suffer
本日1組目の海外バンド、メインステージに立つは
オーストラリアのシンフォニックデスコア/メタルコア
Make Them Suffer
Booka ちゃんかわいいよBooka ちゃん(*´ω`*)←
そんなkey/女性ボーカル要素も相まって、
聴きやすさに長けるへヴィサウンドを披露。
vo/Sean も、日本人にもわかりすい
Bounce!!Circe pit!! 等々でフロアを煽り、
ライブをどんどん盛り上げていきました。
 
 
しまいにゃWall of Deathも飛び出し、
フロアのカオスっぷりに拍車をかけていました。
gt/Nick も回転&回転&回転で回りに回り、
ノリにノッていたところを見るに、
メンバーも初来日の初公演、存分に楽しんでいた様子。
バンドも、オーディエンスも、
大盛り上がりでMTSのステージを終えました。
 
(順不同)
27
Vortex
The First Movement
Uncharted
 
 
セットリストはTwitterに上がっていたものを
順不同で並べました。
曲順はまだしも、曲数はこれで合っているのでは?
 
 
 
Awake The Dreamer
タイムラグのないタイムテーブルだったので、
MTS終わりで急いで外のFAREWELL STAGEへ。
今回の海外勢の中では、Aviana 同様
スウェーデン出身、若手のホープ枠メタルコア
Awake The Dreamer
フロアに入った時には既に始まっていて、
中央にはサークルをしたであろう空白スペースが。
自分がステージに来た後も、何度もサークルを煽り
コイツらめっちゃサークル煽るやんw
と思ってました。しかし、サークル以外にも
 
サーケーベー!トーキョー!
 
と、日本語で煽ってたり、
しっかりオーディエンスの心を掴みにきてました。
そのボーカルは見た目がさぁ…
 
 
完全にメタルの人やんね。
ロン毛だからあれだけど、そのグラサンはさすがに
A7XのShadows 思い出すぞw
 
昨年はCLリユニオンに入場規制ではじかれ、
今年は初めてFAREWELL STAGE入ったけど、
熱と音がめっちゃ籠るな…
若手ゆえに、って部分もあっただろうけど、
中のステージならもう少し印象違ったかも。
 
 
 
 
ATDが終わる頃には、今日はマーチがなかったお詫びとして
 
MTSのサイン会が実施されていた為、そちらへ。
 
ここでお寝坊さんの友達とも合流。
 
普段は小箱でしか会わないから、
 
新木場なんてデカイ箱で会うのは何か新鮮。
 
ってのは置いといて、
 
Booka かわいいよぉぉぉおおおお
 
今回MTSの来日を取り仕切るMHz FESTのいさみさん曰く
 
こういう場に他のメンバーは出てくることはあっても
 
Booka ちゃんが出てくることはまずないらしくて。
 
それだけでもかなりレアらしいですよ!
 
こういう場が設けられると知っていれば
 
音源も持ってきたけど、急遽だったのでね。
 
その場で売ってた来日ポスターを買って、
 
それにサインをいただきました。そして写真も。
 
 
ヤバイBooka かわいいヤバイ←
 
バンドシーンの女性メンバーって貴重ですしね。
 
そういった意味じゃ、こうして会えた女性メンバーは
 
Shoot The Girl First Crystal 以来。
 
 
サインもかわいry
 
マーチなかったことが功を奏しましたね。
 
こうしてMTSをあとにして、再びフロアへ。
 
 
 
Erra
途中入場して、MTS同様、
来日自体が超絶貴重なDjent/プログレバンド
Erra
のライブを初体験。
ハイクオリティな演奏、テクニカルなフレーズ、
そういった面は確かに!本当に!素晴らしい。
それより何より驚愕したのが
クリーンボーカルやばくね?
鳥肌が立ちました。
あそこまでのハイトーンをライブで出せるって、
めちゃくちゃスゴいと思うんですけど…
 
 
声質は違うけど、クリーンのクオリティで言えば
初来日時のIssues 、クリーンvo.Tyler
音源再現レベルのクリーンを思い出しました。
やっぱりこう、ボーカル面に関しては
どんなに強靭、凶悪なスクリームよりも、
クリーンのクオリティの方が驚かされますね。
スクリームは出せても、クリーンが出ない
ってバンドやライブ、いくらでもありますしね。
Issues も、Erra も、ボーカルは分業だけど、
Erra と同ジャンルでいうなら
ホント、PeripherySpencerバケモンなんだなって
つくづく思いますなぁ。
 
 
そんな感じで、終始ボーカルに、楽器隊に、
バンドのサウンド、ライブに圧倒されている間に
幕を閉じました。
ヤバかったね、Erra 今日のMVPじゃない?コレ。
 
 
02. Breach
03. Luminesce
05. Rebirth
06. Drift
09. Skyline
 
 
Twitterでセトリも流れてたので拝借。
ありがとう流してくれた人。
 
しかし、あれだね。
昨年のここの枠はFit For A King だったけど、
FFAKといい、Erra といい、この流れでツアーするでもなく
この1日の為だけに来日するってすごいよね。
そして、ありがたい。
 
 
 
 
Aviana
2ndステージであるOMEGA STAGEトリを飾るは
CLのEU TOURに帯同していた、スウェーデン産の
メタルコアバンドAviana
サウンドチェック時にPAと何かモメてて、
少し時間が遅れたけど、無事スタート。
ATDとは違って、見た目からも若手!って感じの
フレッシュなイケメン揃いのメンバーですが、
サウンドはアグレッシブそのもの。
MVで見てた聴いてたものより、遥かに攻撃的で
激烈なサウンドで驚き。
2曲目か3曲目には、ボーカルが関係者席の方まで行って
ステージから遥か高みでスクリームしてました笑
 
 
Aviana も簡単なニホンゴや、簡単な単語でフロアを煽り
サークルやモッシュを引き起こしていました。
そんなフロアのノリに賛辞を送り、
他のバンド同様、CLへの感謝を口にしていました。
やはりUS、UKを主軸に、次点でAUS
って感じの音楽シーンとはいえ、
SWEのバンドも粒ぞろいですよね。
Aviana もこれからが大いに楽しみなバンドでした。
 
 
 
 
残すは大トリ。
 
このフェスの主催者であり、
 
間違いなく国内メタルコアNo.1のバンド。
 
大トリだからと、そこまで待たせることなく、
 
タイムテーブルのズレはあっても、
 
転換時間は短く、Aviana 終了後、
 
割とすぐに会場は暗転しました。
 
 
 
 
CRYSTAL LAKE
メンバーがステージへ現れ、大きな歓声に包まれる。
そしてvo/RYOが登場し、ドスを効かせて煽ると
1曲目は最新シングル"THE CIRCLE"から
ライブがスタート。
 
 
バックのスクリーンにはMVの映像も流れ、
フロアは1曲目からテンションMAX!
唯一、残念だったのは
原曲でゲストをしているMASATOが出てこなかったこと。
CTEとのツアーはまだこれからだし、
まだ日本にいて、出てくると思ったのに!(。>д<)
黒の王と白の王の共演、見たかったなぁ( ノД`)
 
 
続けてプレイされた2曲目は"MATRIX"
大シンガロングで、フロアは更なる熱を帯びます。
ここでは、FAREWELL STAGEをシメたばかりの
HNIBのvo/Ikepyが原曲通りにゲストで登場!
 
 
何気にIkepyが出てきてのMATRIXって
そんなに見てなかったから個人的にはレアかも?
 
3曲目はアルバム『THE SIGN』収録順に"MERCURY"
これもシンガロングが映える、
ややエモーショナルなメタルコアナンバー。
しかし、原曲ゲストのSHADOWS、vo/HIROは出ず。
こっちは逆に、ライブでもHIROなしで見た方が
個人的にはレアかもしれん。
 
MCもそこそこに、
 
お前ら何やるかわかってんだろ!
 
と『好きにやれ!』と同義の煽りから放たれたのは
疾風怒濤のアグレッシブナンバー"SIX FEET UNDER"!
速さと破壊力を兼ね備えた音の暴力が殴りかかってきます。
 
CLのライブを見るのも、実は昨年のTNFぶり。
なのでこの曲をライブで見るのも初です。
"Machina"
SIX同様、速さと破壊力は一級品!
この2曲続けるのはヤバイっすね。
 
 
THE CIRCLEはやると思ったけど、
カップリングであるこれをやるとは思わなかった。
『THE CIRCLE』収録曲"Lost In Forever"
THE CIRCLEは新たなCLを見せた曲だったけど、
これはむしろこれまでのCLに近い曲ですよね。
これまたゲストがGideon
DanielTyler という豪華っぷり。
今日は当然いないけど、これは是非ともね、
来年のTNFにGideon 呼んで原曲再現を!
 
 
ここでTNFを2年連続できたことへの感謝を。
バンドが始まった頃から支えてくれてるスタッフや、
若手もベテランも、海外での繋がりも、
そういった他のバンドたちとの繋がりへの感謝、
そして来てくれたオーディエンスへの感謝を。
 
そして告知として
11/28にNEW ALBUM『HELIX』リリース決定!
そしてレコ発ワンマンを東名阪で開催決定!
 
シングルリリースが続いてましたが
よぉーーーーーーーーやく!
2年ぶりのフルアルバムがリリースされますね。
世界的にも大いにヒットした"Apollo"
新境地を見せた"THE CIRCLE"を経てのフル作。
期待を大いに煽りますねー!
リリースが楽しみだ\(^o^)/
 
そんな長いMC(笑)のあとにプレイされたのは
世界に受け入れられた"Apollo"
 
 
ミドルテンポがメインながらも、
バンドが持つ元々のへヴィなサウンドと、
シンガロング過多な曲にユルさなど感じず。
序盤からフロアの方に何度も寄り、
マイクジャックを煽ってましたが、
そのマイクを奪い合うフロアの熱さも秀逸。
 
 
 
そしてラストは"PROMETHEUS"
今日イチでかいサークル見せてみろ!
のRYOの煽り通りに、フロアの真ん中には
今日のライブ、どのバンドで作られたサークルよりも
大きなサークルが出来上がり、風を巻き起こしてました。
Burn burn burn!!
Will you burn it doooown!!!
と、大きなシンガロングで締め、幕を閉じました。
 
 
そしてフロアからのアンコールにも
海外バンド並の早さで応えてくれ、
初期曲"Twisted Fate"を披露し、
フロアをカオスっぷりが今日イチに。
本編はカップリングも含めた、
最新曲を散りばめたセトリだったけど、
こうしてアンコールでぶつける初期の曲、
そこに大いに盛り上がるフロアは最高ですね。
 
 
そして最後の最後、ここではもちろん
"THE FIRE INSIDE"
このアンコール2曲の盛り上がりっぷりよ。
そしてRYOは『TRUE NORTH』のツアーファイナル同様
オーディエンスの上を移動しOMEGA STAGE、
そこから更に後方までサーフしてきました。
客の上から再びステージへ戻り、ライブ終了。
今年も最高のTRUE NORTH FESTIVALを締めました。
 
 
02. Matrix
03. Mercury
05. Machina
06. Lost in Forever
07. Apollo
 
en
09. Twisted Fate
10. The Fire Inside
 
 
 
 
今日の出演者、全員ステージへ来い!
さっさと来い!
ageHaが来る!パリピが来る!
 
 
と、深夜のオールナイトイベントを危惧し
 
早々に出演者をALPHA STAGEに集め
 
写真を撮影して大団円。
 
 
 
 
で、昼間のサイン会に間に合わなかったAviana を捕まえ
 
サインと
 
 
 
写真を
 
 
 
 
Make Them SufferMHz FESTが。
 
AvianaAwake The DreamerRNR TOURSが。
 
面倒を見てたけど、だからこそ
 
こういったバンドとファンの交流が出来た。
 
これは昨年にはなかったことですからね。
 
こういった面がオーディエンスにも好評なら、
 
来年も続くかもしれないし、
 
むしろ続けて欲しいですよね。
 
こうして、目当てのバンドとも絡むことが出来、
 
TRUE NORTH FESTIVAL 2018
 
満足して帰路へつきました。
 
 
 
 
今年も楽しかった!TNF!
 
そして改めて、
 
国内メタルコアシーンNo.1は
 
CRYSTAL LAKEに揺るぎないな、と。
 
サウンド、楽曲面はもちろんのこと、
 
こういったフェスを主催できること、
 
キャリア問わずにバンドを揃えられること、
 
国内だけでなく、海外からも招聘できること、
 
また、自身も海外志向は決して弱くはないこと。
 
どれを取っても、国内No.1メタルコアバンドだな、と。
 
実感しますよね。
 
このTRUE NORTH FESは、
 
今後もどんどん続けていくとも言っていました。
 
ホント、CRYSTAL LAKEには期待しかないですね。
 
日本の腐りきった音楽シーンを、
 
こういうバンドが、こういうイベントが、
 
どんどん切り崩していって欲しいと思います。
 
 
なんにせよまずは!
 
久しぶりのフルアルバムを楽しみにしときます!
 
 
 
 
 
 
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