2018 LIVE REPO 18th. Outline In Color JPN Tour | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


先月は7本もライブに行ったのに、

今月は打って変わって今日が1本目のライブ。

てか、今月は2本しか予定ないですしね。

そんな本日のライブは、渋谷CYCLONEにて

 

 

 

Outline In Color

Japan Tour 2018

 

 


US産美メロ系ポスコアバンド

Outline In Color

初となるJapan Tourです。

来日自体は初ですが、1stJuly Of Wolves

2ndMasks は、GO WITH MEから

国内盤がリリースされています。

その事実を、日本人のどれだけが知っていることやら…

CTEの来日が、coldrainとの対バンの時が初

とか言ってる連中が未だにいるし、

CTEでなくても好きなバンドの来日情報すら

追わない人も後を絶たないような日本じゃ

OICの国内盤なんて数えるくらいの人しか知らんでしょう。

しかし、今回のOICは

主催であるRNRも兼ねてから注目はしていて

過去、RNRのブログに書かれていたことを覚えてます。

バンドにとっても、主催にとっても、

ようやく叶った初来日でしょう。

今日のファイナル前日、仙台公演の時には



と、RNR Crewのツイートがありました。

ファイナルの今日も、是非楽しんでもらいましょう\(^o^)/


その為に今日はちゃんと休みを取っていたので

しっかり開演に間に合うように会場へ。





今日はOPEN 16:30/START 17:00で

全7組!

さすがに7は多いなぁ…(。-∀-)笑


会場に付いてすぐ、CLリフト問題でややバズりしてた

タツさんに会ってごあいさつw

マーチは……あとでいいかな

ってことで、そのままフロアへ。

時期も時間だったので、すぐに1組目が始まりました。



Whisper Out Loud
今回唯一の完全お初バンドWhisper Out Loud
"Whisper"って付くくらいだからエレクトロ系かな?
と思ってたら、大正解でした笑
しかし、その打ち込み音によってサウンドに色を付け
形容が難しいけど、非常にお洒落サウンドに。
メンバー編成は、ピンボーカル、ギター、ベース、ドラムと
基本的なバンド編成と同じでしたが、
リズム感とグルーヴ感に秀でるお洒落バンド。
クリーン主体のボーカルも、非常に上手く
1曲だけスクリームもしてました。
ベースがピックなしのスラップ奏法なのがカッコイイ。
Whisper Out Loudといい、以前のONE EYE CLOSEDといい
最近RNRに呼ばれるこういったR&B路線のバンド、
けっこう良い印象を与えてくれてます。
IssuesSiamese あたりが好きな人には
ウケるかもしれないWhisper Out Loud
見事トッパーを勤めてくれました。





Daybreak of Silence
機材トラブルか、SEがブチブチ言ってて、
幕は上がってるのに、最終的にSE止まった…
幕が上がった状態で再びSEからちゃんと流し
ようやくメンバーもステージへ上がってこれました笑
昨年のSecrets @9 Spicesぶり、見るのは2度目。
Secrets の時は、初々しさ溢れる感じでしたが、
約半年経って見ると初々しさは消えてたものの、
そんなにオラついた煽りしてましたっけ?(。-∀-)笑
しかし、初見の時に抱いたイメージ
スクリームに対して、ちょっとクリーン弱め
ってのは今回も払拭しきれませんでした。
その分、フロアがシンガロングできそうな
キャッチーなパートを持つ曲もありますけどね。
そういったものはさておき、ベースとドラムの
リズム隊コンビの笑顔が素敵すぎましたね笑
ホントに楽しそうに演奏、ライブしてて
非常に好感でした。





I Promised Once
2年前のASLW@新宿ぶり、見るのは3度目。
日本×ドイツ混成のエレクトロコアバンド
I Promised Once
Earthists.がTragic Heroと契約し、レーベル史上
CF以来2組目の国内バンド!って思ってたら
割とそのすぐあとくらいにIPOも契約しましたね。
最初に見たFail Emotions @新宿の時は大丈夫だったのに
2度目のASLWの時には既に、個人的には苦手なタイプの
"その手"の固定ファンらしきものが付いていて
お、おぅ…ってなったのも記憶に新しい。
当然のことながら今日もファンが最前を陣取ってましたが。
バンドのサウンド的には申し分ないんですよね。
それはTragic Hero 契約前からわかってましたが。
でも、最近メンバー抜けるんだか抜けたんだか
じゃなかったですっけ??
てか、前はスクリーマー日本人だったよね?
そして日×独が、今は日×独×米というメンバー編成。
ひとつのバンドに国籍3つは特異っすねw
フロントに欧米人が3人並ぶと、
少なくとも見た目は完全に海外バンドのそれでしたw





abstracts
5月のASLW@初台ぶり、今回の国内組の中では
いちばん見た回数が多いabstracts
最近RNRでも呼ばれることが増えてきて、
それ故にこちらもabstractsをよく見れるんですが
バンドとしての完成度と安定度いうかね、
もうなんかすげーな!っていう。
コア寄りな曲も、ニューメタルに寄せた曲も、
それをやりきる楽器隊のクオリティはもちろん、
ボーカルのクオリティが高いよなぁ。
シャウト、スクリーム、クリーン、ラップ調、裏声
スイッチも上手いし、どの歌唱法でも声量は落ちず、
どれも申し分ないボーカルを聴かせてくれます。
界隈でここまで色んなことを安定してできるボーカルって
そんなにいないんじゃないかって気さえします。
7月はライブないらしいですが、
8月に何かやべー企画をやるとのこと。
そのアナウンサすも期待する価値はありそうです。





MAKE MY DAY
名前は知ってたけど、実際にライブを見るのは
今日が初となるMMD
割とエレクトロ要素というか、
デジタルサウンド多用系のバンドなんだなぁ。
そういうサウンド面、ライブの感じからしても
"今の"CFのファン層とかぶってそう。
フロアは今日イチの集客となり、
今時のコアキッズには大いにウケそうなのも納得。




MMD終わりで、お久しぶりの友達と合流。

今年1月のKnuckle Puck 以来なので

約半年ぶり

5月の来日ラッシュもあったのに、

だいぶ期間が空いたなぁw



Kyle Lucas
今ツアーでのスペシャルゲスト、
ラッパーのKyle Lucas
MMDが目当てなだけな阿呆共がフロアから消え
さっきと比べてだいぶフロアに空きができたけど、
そんな中でもKyle

初めて日本に来たんだ!
すげー嬉しい!
みんな大好きだよ!

と、ハンドサインでハートマークを作ったりして
初来日の喜びをこれでもかってほど表して、
自身のパフォーマンスをしてました。



ラップはもちろんKyle が、そして
Macを駆使して曲を流しているのは、
OICのBa.Michael かな?
曲によっては2人で前に来てフロアを煽ったり。
短い時間だけど、本場のラップパフォーマンスが聴け
彼も今回の来日への、来てくれたオーディエンスへの感謝をし、
ステージをあとにしました。





Kyle Lucas が終わり、本日最後の7組目

いよいよ、このバンドが登場です!


Outline In Color
幕が上がるや、スクリームvo.Trevor が開口一番

ニホンダイスキィィイイーーー!
イエイエイエイエ、
ゲンキデスカァァアアアーーーーー!
トーキョォオオーーー!!

いえいえいえ、って何www
何をそんなに謙遜、遠慮してんだとw
そんなこと言った海外バンド初めてだわw
曲の前にこうしてフロアを盛り上げ、
1曲目の"Paradise Is Burning" へ。
クリーンvo.Jonathan の、文字通り美麗なクリーンで
ライブが開始されます。



そして最新作『Struggle』 の曲順通りに
"Dead Garden" をプレイします。
Trevor のゴリラスクリーム←とへヴィサウンド、
そのあとに控えるJonathan クリーン、
ブレイクパートではTrevor の煽り受け、
フロアでもモッシュが繰り広げられます。
流行りを無視するお手本のようなポスコアサウンドは
やはりカッコイイですよ。


そして今度はJonathan のクリーンから始まる
"The Chase Scene" へ。
早くも1st『July Of Wolves』 からの曲がプレイされ
内心上がりまくりですよ\(^o^)/
てかTrevor …早くも血ィ出てますけど(。-∀-)笑
国内外のバンド問わず、最近、出血するコア系バンド
多くないスか?笑



再び最新作『Struggle』 に戻り、"Alive" へ。
この曲も、聴いてて心地良いJonathan クリーンが
存分に聴けます。そして
ヾ(*≧○≦)ノ おーおーおーおぉーー!
と、シンガロングするパートはもちろん
忘れずシンガロングかましました。



何気にメンバーチェンジの激しいバンドですが、
今のメンバーで鳴らす最新曲"Years 8"
"Three Knee Deep" を立て続けにプレイ。
バンドの色を損なわない曲はさすが。
てか、Trevor ピット煽りすぎなw



そういえばTwitterで言ってたワード、
phycho babyyyyyyy!!!!!
を思い出したように
ゴリバーさんが叫んでましたねw


美メロ系上げ曲アグレッシブナンバー、
"Eat Your Heart Out"
本編の攻撃性は半端なく、それでも
曲終わりはJonathan が静かにシメる良曲。

続けて1stのタイトル曲"July Of Wolves"
バンド、セトリのテンション共々、
フロアの盛り上がりも上々です。



てか、見てて思ったけど
Ds.Nick がこれまためっちゃ楽しそうに叩いてて。
とても良い笑顔でのドラミングにほっこりしました(*´ω`)


次で最後の曲だ!

と、ゴリバーさんが意気揚々と叫ぶも
すかさず横からJonathan

いや、あと2曲だね

ナイス速攻ツッコミ!w
Trevor は見た目も振る舞いも完全にゴリラ感あるのに
ちょいちょい茶目っ気あって、やや抜けてて
見てて面白いなw


そうして残り2曲とコールされてから来たのは
疾走パートから始まる"Silencers"
サビはキャッチーさに秀でるグッドメロディと
シンガロングパートで、バンドもフロアも
大いに盛り上がる。



そしてラストの曲は"I Will Struggle"
アルバムのタイトル曲であり、
アルバムでもラストを飾る曲で終わりを迎える
良セトリですね。




お礼を言ってステージを去っていくメンバーだけど
アンコールに応えて、早くもゴリバーさんカムバック!
そして最後の曲を始める前に、またも煽りに煽ってから
曲をスタートさせました。
今回セトリが出回らなかったので
なんだったかなー…"Way the World Turns" かなー(。-∀-)
と、確証を持てないのが残念ですが
しっかりアンコールまでやってくれて、
有終の美を飾りました。



01. Paradise Is Burning
02. Dead Garden
03. The Chase Scene
04. Alive
05. Year 8
06. Three Knee Deep
07. Eat Your Heart Out
08. July Of Wolves
09. Silencer
10. I Will Strugge







セトリは『Struggle』 を中心に、

1st『July Of Wolves』 から2曲…



"Lifer" は?!(# ゚Д゚)

てか、残念なことに2nd『Masks』 からの曲が

ひとつもないという…orz

それだけでなく、

OICはシアトリカル要素のある曲もそこそこあるのに

そのへんもほとんどなかったのは残念だ( ノД`)



ライブが終わると、Trevor がフロアへ来て

アリガトゴザイマース!
ニホン、ダイスキー!

と、みんなに感謝をしていました。

そして友達がMichael を捕まえ、サインをもらうと

みんながいるマーチテーブルまで連れてってくれた笑

ただ、メンバーはここにいたけど

ここは場所的に狭ぇんだよな!てか通路だし…

サインを個々にもらうも、

気付くとgt.See Jay がいなくなってる!

そして以前、別のCYCLONE公演の時と同様

スタッフに煽られ、追い出されるように箱の外へ…

RNRとかKRIとか

ライブの後に、ファンとバンドが接する時間を

自由に設けてくれる主催のライブに

ホンッッット!CYCLONEは合わんな!(# `皿´)

おかげで今日、マーチ買えずに終わったわ。

ホント最悪。



そして外に出て、階段内で待ってるとKyle が。

友達がサインと写真を撮ったついでに、



Kyle が『キミも撮る?』って感じだったから

撮ってもらった笑

kyle さん、ナイスガイや。


しばらく待ってるとJonathan が階段を上がってきて

友達がサインをしてもらいに捕まえ、

出来れば写真は全員と… と言うと、

Jonathan が『付いてきて!』と言って

2人で楽屋まで案内された∑(・ω・ノ)ノ

い、いいんだろうか…

とは思ったけど、Jonathan の厚意だし、

話を持ちかけた友達マジぐっじょぶ←



おかげで全員分のサインももらえたし、




全員と写真撮れた\(^o^)/

ありがたい… ホントにありがたい。

ゴリバーさん、完全にイキ顔ですがwwwww


こうして任務を無事にやり遂げ、

帰路についたのでした。





こうしてRNR TOURSの尽力により

Outline In Color

初の来日ツアーが終了しました。

RNR Crewのツイートの通り、

メンバーはずっとハイテンションで

来日したことをとても楽しんでいたようでした。

Jonathan にサインを頼んだときも

国内盤の『July Of Wolves』 を見て

Ooohhh!!! Japanese edition!!!

と興奮してサインをくれました。


その『July Of Wolves』『Masks』 の国内盤を

リリースしてくれたGO WITH MEは

今、ほとんどレーベル業として動いてはいません。

過去、ある記事で

GO WITH ME(バンド)とRNRがタッグを組んでくれれば…

と書いたことがあって、それ以降

GWMからリリースされたバンドの来日が

RNRでどんどん実現していったんですよね。

もちろんそれが自分のおかげだと言うつもりは全くないし、

そんなのは単なる偶然で、

バンドの希望がRNRに届いただけかもしれない。

でも、過去にGWMから

国内盤がリリースされたバンドの来日が

RNRで続々と決まっているのも事実なんです。

Nightshade
Illidiance
Desasterkids
Shoot The Girl First
Siamese (Siamese Fighting Fish)
Ghost Iris
ALAZKA (Burning Down Alaska)
Outline In Color

中には既にRNRで2回来日したバンドもいますしね。

国内盤リリース当初は

見向きもされなかったバンドばかりかもしれない。

でも、こうしてそのバンドたちが

RNRが呼んでくれるってのは本当に感謝だし

感慨深いものがあります。

大手企業、大手レーベルが全く相手にしない、

こういった海外のマイナーバンドの

国内盤をリリースしてくれていたGO WITH MEが

バンドと日本を繋げてくれた、ってのが

そもそものキッカケだとも思いますしね。

GWMにも、RNRにも、本当に感謝してもし足りません。

そして叶うなら、GWMにもまた

バンドと日本の架け橋になって欲しいな、と。




Outline In Color も、Kyle Lucas も、

どちらもNice Guysでした。

人柄の良いバンドが多いのも、

RNR TOURSの特長だと思います。


今日のライブ中に、新たに発表されたのが

以前、発掘記事にも書いたことがある

 

 


オランダのメタルコアThe Royal の来日。

実際に国内盤リリースには至ってはいませんが

このバンドも、GO WITH MEが声をかけていたバンド

と、言っていました。

そんなバンドがまたRNRでの来日が決まりました。

Outline In Color のように楽しんでもらえるように

私たちリスナーも、しっかり準備をして

The Royal の来日に備えましょう!





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FALLING ASLEEP
『MY HEART STILL GOES ON』Release Show
@渋谷GARRET