Thirty Seconds To Mars『America』自国をテーマに掲げる5年ぶりの新譜 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

(旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 

先月は第1弾としてCrown The Empire を招聘し、


LOUD OR NOTHINGを成功させた


coldrainのインタビュー】が激ロックに掲載されてました。


CTE招聘の手応えを感じると共に、イベントを継続していきたいこと


Papa RoachBFMVも呼びたいってことも言ってくれた。


武道館のライブDVDも夏に出すってのも


しれっと言ってますねwww

 

それに際し、今月末の第2弾のゲスト


PVRIS のインタビュー】も載ってましたが…


何このクソ適当なインタビュー


一問一答のメール投げて終わらせました、みたいな。


こんなもん、"あるだけマシ"じゃなくて


"ない方がマシ"なレベルです。


こんな適当なインタビュー載せるくらいなら、


来日した時にちゃんと取材の時間取って


ちゃんとした対面インタビュー載せればいいのに。


近年稀に見る適当すぎるインタビューだわ。


今さらなことだけど、ホント、激ロックも堕ちたもんっすね。


どうも、トトです。

 

 


さて、がんがんレビューしていきますよ!


今回のバンド… と言っても


もはや"バンド"っていう形容じゃない気もしますが。


前作から数えること、約5年!


リリースペースが非常に遅いことにも定評がある


このバンドが、待望の新譜をリリース!

 

 

 




Thirty Seconds To Mars

『America』
01. Walk On Water
02. Dangerous Night produced by Zedd
03. Rescue Me
04. One Track Mind
05. Monolith
06. Love Is Madness ft. Halsey
07. Great Wide Open
08. Hail To The Victor
09. Dawn Will Rise
10. Remedy
11. Live Like A Dream
12. Rider

[Bonus Tracks]
13. Walk On Water (acoustic)
14. Walk On Water (R3hab Remix)
15. Dangerous Night (Cheat Codes Remix)

[Bonus Track for Japan]
16. One Track Mind feat. A$AP ROCKY

30STMしか描けない、壮大なスケールで描くアメリカ像―― EDMもポップも飲み込んだ、美しくパワフルなスタジアムロックが完成!】(激ロック)

カニエからビットコインまで、ジャレッド・レトが語る現代のアメリカ】(Rolling Stone Japan)
 

 

 

30STM、前作Love, Lust, Faith and Dreams から


5年の月日をかけ、5枚目となるAmerica をリリース。

 

ビルボードチャートでは2位を獲得しました。


激ロックでのインタビューも載ってますが


こちらはPVRIS のと違って、しっかりとしたインタビューです。


そして今の激ロックの中で、個人的に


唯一信頼している山本真由さんがインタビューをしてくれています。

 

 

 

今作をリリースする前には

 

あまりにもリリースが遅い為、レコード会社の社長に怒られる


なんていうネタ動画も上げてましたねw →【コチラ

 

しかし、3枚目This Is War で世界を席巻して以降、


リリース期間が空いたとしても、


みるみる内にバンドの存在は巨大になっていきました。


それはボーカルであり、俳優の顔も持つ


Jared Reto が近年、映画方面での活躍もあったからかもしれない。

 


当初は輸入盤から遅れること約ひと月、


5/2に国内盤が出るってのを目にしたんだけど


フタを開けてみれば、結局5/23ですよ全く…


そして、国内盤は↑に載せたデザインのみですが


本国の輸入盤の方は、10種類ものジャケットデザインがあります。

 


これも『America』 ならではのワードが散りばめられてますね。


そんなジャケから見る"America"


そして公開を控えるJared が監督を務めるドキュメンタリー映画



"A Day In The Life Of America"


それを紐解く鍵となるであろう最新作の『America』


バンドの持つスケールの大きさや表現力に対し、


自分の言葉で伝え切れないのは百も承知ながら


5年ぶりの新作、聴いていこうと思います。

 



Walk On Water
今作で唯一、MV化されているリードトラックと思しき
"Walk On Water"

社長に怒られ、急かされ、シングルカットされた曲でもありますねw
Jared の歌唱力と、それを支える
多数の人からなる壮大なコーラスがダイナミックさを引き立てる。
MVを見てもそうだけど、"America" という壮大なテーマ、
そしてJared が制作しているドキュメンタリー映画
"A Day In The Life Of America" のトレーラーとしても

そのまま使えるような映像となっています。


Dangerous Night produced by Zedd
今作はコラボにも注目が集まっています。
2曲目の"Dangerous Night" は、プロデューサーに
EDM界で売れに売れたdj、Zedd を起用。
そのせいかエレクトロ要素、打ち込み要素も
多岐に、多彩に組み込まれている感じ。
その中でも力強いドラミングはやっぱり
30STMの正規メンであり、Jared の兄Shannon かな?


Rescue Me
インタビューではエレクトロ要素多めと語っていたけど、
この曲もご多分に漏れず。
でも、そういった要素が多いのは確かだが
決してチャラいワケではなく。
それも使い方次第だってことを思わせます。
あとやっぱJared のボーカルが強力ですしね。
ちなみにこの曲は、Skrillex の曲に参加した
dj KillaGraham を共同プロデューサーに迎えて制作されたとのこと。


One Track Mind
ここまでは割と壮大に、ダイナミックに
って印象が強かったけど、この曲は
スローに、しっとり、歌い上げるナンバーに。
終盤に響くギターソロはTomo かな?


Monolith
ここへ来て約1分半のインスト曲へ。
徐々に勢いを増していくドラムとエレクトロサウンド
掻き鳴らされるストリングスと、重低音な
エレクトロサウンドで一気に壮大に。
ホント、こういう短いながらも映画的なサウンドは
30STMならではというかね。


Love Is Madness ft. Halsey
One Track Mind と同様に、ゆったり始まるも、
この曲には話題のシンガーソングライターHalsey
featゲストとして抜擢されています。
featuring とはいえ、バンド音楽のそれとは違い、
デュエットと言っていいほど、Halsey の歌唱パートは多いです。
こういったエレクトロ要素多めで、力強いサウンドに
力強い女性ボーカルが歌ってるのを聴くと、
想像するのはPVRIS ですよね。


Great Wide Open
静かに打ち付けるドラムに、ボーカルの裏で鳴ってるのは
パイプオルガン…で、いいんだろうか?
サビになるとサウンドもダイナミックになり、
コーラスもとにかく壮大。
そこにも負けないJared の歌声ホントやべーな…
サウンドに、コーラスに、
なんかもう大聖堂とかで歌うイメージ沸くわ。


Hail To The Victor
控えめなエレクトロ要素にJared の力強い歌声、
そこを抜けるとクラップパートに突入し、
ここでも壮大なコーラスパートが出現。
ライブだとしても、もうデカイ会場しか想像できない。
この曲は、djユニットYellow Claw
共同プロデューサーに迎えて制作されたよう。


Dawn Will Rise
最初はゆったり静かに歌うってのは変わらないけど
どこか雰囲気はダークな感じがある。
タイトルが"夜明け"ってのもあって、
最初の暗い雰囲気(夜)から、明るく…ってワケでもないけど
徐々に日が上ってくる感じというか
暗い底から"上がってくる"雰囲気は感じます。


Remedy
今作唯一のアコースティックナンバーとなっている"Remedy"
これを聴いた時から、歌ってるのがJared じゃない
ってのはわかってたけど、じゃあ誰が?
と思って調べてみても、答えに辿り着いてないけど。
海外のレビューサイトには、Shannon が歌ってる
ってのも見かけたけどホントなんかどうか…
誰かは謎だけど、かなり良い声だけどね。


Live Like A Dream
ボーカルもJared に戻って、ここでも再び
多勢からなるコーラスに壮大さを感じる。
タイトルもまた"夢のように生きる"ってのが、
曲全体から希望に道溢れたものを感じさせます。


Rider
変わって少し悲しげな雰囲気を感じる
本編ラストを飾る"Rider"
Live Like A Dream とは真逆のような感じすら受ける。
歌詞もコーラスもなくなり、壮大なサウンドのみのラスト1分は
映画のエンディングでも聴いているかのよう。


ここからのボーナストラックはどれも、
本編収録曲の別バージョン。
Walk On Water アコギverは、アコギと
コーラスは原曲のままに、サウンド自体はシンプルながら
コーラスによる壮大さとドラマティックな部分は
そのまま活かされています。

もうひとつは、オランダ人djのR3HAB による
エレクトロ要素を大幅に強めたリミックスver

エレクトロシーンで注目されているCheat Codes が手掛ける
Dangerous Night のリミックスverも、
Zedd とは違ったエレクトロ色豊かなリミックスに。

日本盤のみに収録されたボーナストラックは
既にシングルカットされている、
ラッパーであるA$AP ROCKY をゲストに迎えた
One Track Mind
今作はホントに色んな人物が
ひとつの作品に関わってるなぁ。





以上、 年ぶりのリリースとなった

Thirty Seconds To Mars『America

でした。

まさに"メジャー"なサウンドですね。

インディーズでこんなサウンドは作れないし、

作らないでしょうしね。

前作にも増して、インタビューでも語っていた通り、

エレクトロ要素がふんだんに盛り込まれており、

それがEDMに寄った単調で簡素でチャラいものではなく

曲の壮大さ、ダイナミックさを底上げさせるような

使い方をしていたのも30STMらしいな、と。

レビューでも名前を出したけど、

PVRIS が好きな人には大いにウケそうだし、

何なら今のBMTH好きな人にも何か感じるものはありそう。



サウンド面、曲構成にこういったスタジアム感を

出す、出せるのもメジャーありきだとも思いますし。



金曜日から開催され、今日で最終日を迎える

ドイツのRock Am Ring でも、2013ぶりにヘッドライナーに。

近年、色んなフェスで準ヘッド的に位置されることも増えてたし

今後30STMがヘッドのフェスも増えるかなぁ( ´∀`)

 


あ、知名度が低すぎる日本で

ヘッドやるなんてあり得ないし

期待もしてないんで大丈夫です。

ただ、アルバムリリースすれば

来てくれているバンドではあるので、

来日自体は期待したい。

海外みたく、ホール・アリーナを期待したいけど

それすらも無理でしょうしね。

来てくれるならZepp、新木場レベルでもいいや。

それすらsoldするとは思いませんが。



ただ、今回の作風によって

バンド感、ロック感は薄れていて、正規メンバーの

Dr/ShannonGt/Tomo の立ち位置というか

立場というか、存在感というか…

そういったものまで薄れてしまっているのが

この作品、これから先を見据えるとどうなんだろう…

と、少し気になるところではありますね。

ドラムはまだしも、ギターパート激減ですしね。

Tomo …(´・ω・`)

国内盤に付属されているライナーノーツには

この作品が完成したら、新たに曲を作ることはない

と、Jared は言っているそうですが、

これを書いたライターさんの言う通り、

あくまで"今作では"今できることをやりきった

という意味合いで、この先2度と

新しい作品を産み出さないワケじゃない

って、ところに落ち着いて欲しいですね。

そもそも制作ペースは超遅いバンドですし笑

作風的にもはや"バンド"と言っていいかわかりませんが。

 

サーティー・セカンズ・トゥ・マーズ「新作のあと、しばらくアルバムはないかも」(BARKS)

 

 



しかし、

インディーズバンドばっかり聴いてても…だし、

メジャーばっかり聴いてても…だし、

普段はインディーズメインで聴いてますが

たまにこういうのを聴くことで

感覚的、感性的なバランスが保てるのも

個人的には良しとする点ではありますかね。

 

好き嫌いは別として、色んなもの聴けた方が

 

楽しいじゃないですか。音楽に限って言えば尚のこと。

 

だからと言って

今回のレビュー自体が上手く出来たとは言い難いですが…

 

サウンド面ではなく、曲の中身が知りたい、

 

詳細が知りたいって人はインタビューを読むのだ!←

 

今回はこのへんで。