Last Goal! Party『Back In Time』色んな要素を詰め込んだインドネシア産 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

人がライブ納めでSecrets 楽しんでる時に

なんかcoldrain大阪公演での

ステダイ

が、話題になってましたね。

ハァ――(。-д-)――=3

coldrainのライブに限らず

何でこう最近はお馬鹿さんが多いんでしょうか。

 

こういう馬鹿共のせいで、設ける必要のないルール、

coldrainのライブに変なルールが、またひとつ、


"正式に"追加されるのかな。

メジャーバンドになって、

更なるファン層拡大を目指すんだったら、

これからもどんどん増えるであろう

こういった連中への対処も考えないとね。

そうして大きくなるにつれて

ライブがつまらなくならないことを祈るばかりです。

ま、個人的にはcoldrainのライブに

ハーコーもステダイもいらないですけどね。

ヘドバンとモッシュ、サークル、シンガロング、WoD

 

が、あれば十分です。 馬鹿に合わせる必要なんて全くなし。

どうも、トトです。



さて、このあとアルバムランキングと

1年のまとめランキングを控えている為、

レビュー記事は今年最後ですかね。

今、ここでレビューしてるくらいなので

さすがにアルバムランキングを賑わす存在には

なり得ませんが、先日のライブも良かったし、

布教の意味も込めて、レビューしましょう!





Last Goal! Party

『Back in Time (Deluxe Edition)』
01. Inception
02. Wind And Free
03. The One
04. Too Late
05. Did You Know (Acoustic)
06. Not Perfect
07. Let It Burn
08. Too Boogeyman; BABA YAGA
09. Farewell
10. Back In Time
11. AKU KAU DAN MAUEKA
12. Did You Know
13. Wind And Free (Acoustic)
14. New World (Acoustic)
15. Too Late (Acoustic)




先日のSecrets 初の来日公演に、

東京公演2daysのみ帯同したインドネシアの

Last Goal! Party

このバンドももちろん初来日、

そしてデビュー作をdeluxe editionという名の

国内盤としてリリースしていきました。

本来の発売日は12/22だけど、

新宿タワレコでは先行発売、

そしてマーチブースにも持ってきてくれていた為、

自分はライブ会場で入手しました。

ここまで来ると、もはや発売日の意味よw


で、

こうしてライブも、音源も、

鮮烈日本デビューを飾った彼らの音源や如何に!





まずアルバムのイントロ変わりの"Inception"
女性の語りと時計の秒針音が刻みます。
そこから静かなギターと打ち込み音、
ドラムにベースと入ってきて、
ヘヴィなサウンドが響きます。

そしてこの曲に繋がる。
公開から約1年8ヶ月経った現在、
100万再生を突破しているバンドのキラートラック
"Wind And Free"
ライブもこの曲がラストですしね。
インドネシアの音楽シーンがどういったものかわかりませんが、
日本でもインディーズのバンドの曲が100万再生なんて
本当に難しいでしょう。
仮にこの曲の再生のほとんどが、
自国のものだったとしても、やっぱ100万はすごいと思う。
キャッチーさ溢れるメロディと、
ライブでもそうだったけど、やっぱギターの声がね
とっても渋いんです。
2コーラス目は疾走パートから始まります。
サビは女の子ボーカルと渋いハスキーなギターのコーラスの

掛け合いがたまらない。
アコギverは、さすがのアコギ版って感じで
エモーショナルさ増し増し。

3曲目にして早くもミドルテンポの聴かせ曲
"The One"
でも、サウンドは割とヘヴィ目で、
POP PUNKのそれとは全く別物ですね。
テンポと、ボーカルの雰囲気も相まって、
音はヘヴィながら、とてもエモーショナル。

タイトルは『遅すぎ』だけど、

冒頭は疾走気味に始まる"Too Late"
打って変わってテンポも良い上げ曲です。
歌詞は英語と母国語混じってんのかな?
こちらもアルバム最後を飾るアコギ版を収録。
ゆっくりした流れと、女の子ボーカル、
ハスキーなギタボが良い味出してます。

そして続く曲も
タイトルは英語だけど、歌詞は母国語かな?
"Did You Know"
曲順がちょっと意味不だけど、最初にアコギver
終盤にバンドverが収録されています。
またこういうアコギ版に、ギターみたいな
渋い声がとっても映えるんですよね。
バンドverの方は、エレクトロ要素も取り入れた
アップテンポながら、エモーショナルなメロディが響きます。
アコギ版はボートラだと思うけど、
それがなければこの曲がアルバムのラストなんですよね。
確かにラスト感はあるので、それも納得です。

こちらもタイトル英語、歌詞は母国語の
"Not Perfect"
そして、この曲も素敵なエモーショナルナンバーです。
言葉の意味はわからないけど、
あくたくー♪ ってのが、なんか響きかわいい←
てか、ちょいちょい日本語にも聴こえる空耳も。
曲終盤にはエレクトロコア的ブレイクもあります。

今度は完全イージーコアなブレイクから
疾走する"Let It Burn"
そして歌詞も英語になりましたね。
ブレイクダウンありきなヘヴィなサウンドと
POP PUNK的キャッチーさをあわせ持つ、
お手本イージーコアサウンドかっけーです。

この流れで、楽器隊の本領発揮とも言える
インスト曲"Too Boogeyman; BABA YAGA"
これがまたDjent/プログレ的なフレーズもぶっ込んだ
何気にかなりカッコいいインスト曲になってます。
サウンドだけならBoO、ATB、Periphery  とか
このへんのSumerian 系djent/プログレバンドを彷彿とさせます。

そんなヘヴィさを少し抑えつつも、
それでもサウンドのラウド感は変わらず
"Farewell"
個人的にはサビのメロディがかっこいいす。
特にギターが歌ってるところがツボ。
攻めのエモーショナルナンバー。

ここへ来て、アルバムのタイトルトラック
"Back In Time"
鍵盤の音色に、色んな音がエコー感増し増しでこだまします。
3分未満のインスト曲には、とても3分とは思えない
ゆったりとした流れのある、これまた癒し曲。

何となく前曲の雰囲気を
そのまま持ってきたようなイントロで始まる
"AKU KAU DAN MAUEKA"
MVにもなってるだけあって、これもライブでやってましたね。
さすがにライブではここまで色んな打ち込みはなかったけど
こちらもエモーショナルさ引き立つ曲です。

どれもバンドverありきながら、
オリジナルでアコギverしかないのは
"New World"
終盤のこの連チャンアコギ曲はたまらんですね。
このレビュー、寝る前に横になりながら書いてるんだけど、
心地良すぎてマジで眠くなりました←
癒し効果、安眠効果バツグンですよ。



以上、

Last Goal! Party『Back In Time

でした。

こうして聴いてみて

あー、この曲ライブでやってたなー

ってわかる曲もありました(当然かw)


レビューをみていただけたらおわかりの通り、

バンドいちばんのキラーチューンを聴くに

基本はPOP PUNK/EASYCOREなんだろうけど、

それだけじゃない色んな要素ぶっ込んでる感じです。

ギターの人とか絶対メタル好きでしょ!

みたいなフレーズもあるし、レポで書いたように

インスト曲の"Too Boogeyman; BABA YAGA" なんて

Djent/プログレっぽさすらある。

ギターソロが多いのも、そういった

メタル好きなところから来てる気がします。


男女ツインボーカルってことで、

お、We Are The In Crowd っぽいな、って思ったら

え、CNCC?的なヘヴィなブレイクあったり、

おっと、今度はPeriphery かよ!みたいな。

ホント、POP PUNK好きにも、EASYCORE好きにも

Djent/プログレ、メタル好きにも

どこかしらでアピールできる部分を持っている

良く言えばハイブリッドなサウンドでした。

それでいて、メインボーカルは

インドネシア美少女ですよ←

素晴らしいぞ!インドネシアバンド!


リンクがたくさん貼れたのもご覧の通り、

是非ぜひ、色んな曲を聴いてみて

自分の好みを見つけてくださいませ。





ライブ納めのレポには軽くまとめたので、

レビュー記事も、少し1年振り返ってみましょうか。

ライブの方では、色んなことがあって

最少記録を更新してしまいましたが、

逆にレビューに関しては、年を経る毎に

増えてきていることにお気付きでしょうか?

今年はそのへん意識してたところもありますが

今回の記事を含めて

海外バンド:30記事(32枚)
国内バンド:8記事(9枚)

計 38記事(41枚)

ものレビュー記事を書きました。

やべぇ!丸々ひと月埋まるやん!

 

てか、海外バンドのレビュー記事だけでひと月いける。

改めて数えてみて、自分で驚いています←

しかも、レビューで41枚書いたけど

買った音源の数は、それより当然上ですからね。


とはいえ、数をこなしているだけで

音楽的知識には乏しい、素人レビューなのは変わりませんが。

レビューという名の感想文ですし。

そんな記事でも、誰かの目に留まり、

誰かの音楽ライフに潤いを持たせられたら幸いです。



あとは下書きを済ませている2記事をUPして

残るはアルバムランキングと、

2017年総まとめ記事のみです!

ホント1年あっという間だなぁ…