2017 LIVE REPO 28th. tacica "PLEASURE FOREST" | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

国内バンドメインのライブ&ライブレポ

150回目

国内と海外で分けてレポを書いてきましたが

近年、かなり接戦だった後、

前回のBack Garden Light

海外ライブが国内ライブに並んだんです!

どちらが先に150回に辿り着くか楽しみでしたが

本日のtacicaで、先に国内の方が150に辿り着きました\(^o^)/

まぁ、今年の残り参戦予定ライブを見てみても

海外もすぐに追いつき、そして追い越すんですけどねw



ってことで、今日のライブはこちら

 

 

 

 


8月にリリースされたミニアルバム『新しい森』の

レコ発ツアーも、今日のLIQUIDROOM公演で

ファイナルを迎えます。



OPEN 17:00 / START 18:00と

休日ゆえのとても早いスケジュール。

帰りも早くなるのはとてもありがたいですね。

整理番号 C-28

と、AとBがどれほどあるかわかりませんが

整番も決して良くはないので、開場そこそこに恵比寿へ。




会場に着くと、呼ばれていたのはA-390

その後500近くまで呼ばれていた為、

Cなんてマジで最後の方だということが明らかに。

今日に限らず、こんな遅いの久々。

まぁ、普段こんなそこそこの規模の箱で

soldするようなライブなんて行ってませんが。

だいぶかかると思いきや、Bがおそろしく少なく

17:20頃に会場に着き、入場できたのは17:30過ぎでした。

 

定刻から約10分、会場が暗転すると

 

ステージの上はの照明に照らされ


川のせせらぎのような水音や、わずかな風の音、


鳥のさえずりなど、アルバムのタイトル通り、


ツアーのタイトル通り""を実感できる


ヒーリングSEが会場を包みます。


そしてメンバーが拍手で迎えられ、最初にくるのは…


mori
ですよね。新譜『新しい森』の1曲目を飾る、
アルバムの開始を告げるイントロのような
ドラムと唸るベースから始まる勢いのあるロックナンバー。
サビは"もういいかい?"のフレーズを繰り返し
最後に"もういいよ"と、深い森の中で
かくれんぼをしてるような印象的な歌詞を
猪狩さんが歌い上げます。


続けてきたのは、同じく『新しい森』から
YELLOW
曲順通りに来るかと思いきや、先にYELLOWがきました。
軽やかなリズムに乗せたミディアムナンバー。
"YELLOW"と3回繰り返すサビでは、
3回目の猪狩さんのファルセットがキレイです。
声量あるし、力強いとこはホントに力強いから、
たまに出るこの裏声のギャップよね。
小西さんのコーラスも、とても素敵。



曲が終わると、tacicaライブ名物
静寂のフロア
ツアーファイナルを迎える今日の猪狩さん第一声は

人…が、たくさん…
(笑)
tacicaです。
最後までよろしく。


と、こちらもお決まりのフレーズで短いMCで締め、
再び本編に戻ります。


そしてプレイされた曲は
アリゲーター
ワニ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
いやー、良いよねぇ良いよねぇ!
とても好きなんです、アリゲーター。
ほぼほぼ1軍ってほど、セトリ的にも常連曲だけど
やっぱりね、聴けると嬉しいもんです。


そこから続けてきたのが、まさかの
HUMMINGBIRD 蜂鳥
ハチクル━━━━(゚∀゚)━━━━!!!←
もうさ、『jibun』からの曲ってこと自体がレアじゃん!
そんな『jibun』の中で、個人的にいちばん好きな
蜂鳥が来たら、そりゃあ上がるってもんですよ。


さらにさらに続くは
アトリエ
何ですか、この上げ曲ロックナンバー縛りは。
これはtacicaのライブ故にフロアも
手を上げるくらいで済んでるけど、
バンドがバンド、客層が客層なら
モッシュ必須な3連発じゃないですかたまりませんね。


今日がファイナルってことを思わないように…
いつもファイナルのつもりでやってたんだけど…って、
(気持ち的に)もうファイナルって感じになっちゃった。笑

(笑)

と、またも静寂からの猪狩さんのユルユルMC笑
こーゆーの見ると聞くとね、
tacicaのライブ来たなぁって感じがします。


MC明けにプレイしたのはJADITE
上げ曲3連発のあとの落とし曲ですが…JADITEか…
俊くん最後のライブの1曲目がJADITEだったよね。
しかも俊くんリクエストだった。
もう3年も経つし、当然踏ん切りだってついてるけど
やっぱ色々と感慨深くなっちゃう曲だよね。


からの、新譜からyouth
新譜初聴の1周目から、この曲が新譜でいちばんの
お気に入りだったんです。
ここでもアップテンポなロックナンバーに、
小西さんの素敵なコーラスが映えます。
どこで見たかは忘れたけど、今回の新譜を
sheeptown ALASKA』っぽいね
って言ってる人がいて、自分もそれに納得しました。
こういうコーラスの感じとか、ALASKAの曲っぽい。


いつもツアーは楽しいけど、
今回のツアーは一際楽しかったと語る猪狩さん。
それまでサポートでツアー回してたけど、
こうして改めて固定メンバーにして回るのも
久々だったからかな?


猪狩さんがアコギに持ち替え、最初の1コーラス
猪狩さんのみで歌い上げたハイライト
これも今やtacicaの定番バラードになったよね。
ここでも猪狩さんの裏声パートがあり、
何ともたまらない雰囲気に圧倒されます。


ハイライトに続くは
THIS IS FOR YOU〜THE YELLOW MONKEY
TRIBUTE ALBUM
』に収録されている、
tacicaのイエモンカバーのカナリヤです
……って、こんな曲ぶっこんでくるのか!
tacica名義じゃない音源からの曲をやるとは
かなりのレア曲なんじゃないですかね。


沈黙の静寂を破り、猪狩さん

じゃあグッズの紹介を…小西から。

小西さんのグッズ紹介キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
静寂もだけど、グッズ紹介コーナーも
tacicaライブならではの催しですよね笑
そして、モタつきながらもグッズ紹介をしていく小西さんもまた
いつも通りです笑
一通りグッズ紹介が終わると、再び猪狩さん

5分間くらい何を見せられてるんだろうね。笑
(アンタが振ってるんやないかwww)
なんか…リハビリ、みたいな。笑
ツアーの最初の方とか良かったのにね。笑


と、今回のツアー中でも
クオリティの高低差の幅はあったようでw

…曲やりますか

耐えかねて次の曲へw


折り返し地点を過ぎ、後半最初の曲は新譜から
群青
タイトルを示すかのような青い照明が素敵です。
個人的にも新譜の中でyouthに次ぐお気に入りで、
"自由とは 不自由の理解者"
って歌詞が、とても良いなって思いました。
こういう他者がやらない、できないような言葉選びも、
猪狩さんが紡ぐtacica曲の特長ですね。


そして次の曲はHALO
タイアップした曲の中ではいちばんの常連ですかね。
ハイキュー!!タイアップの曲は新しいからまだしも、
たまには"new song"をやってくれても良いんですよ?←


そしてtacicaの自主企画《三大博物館》のテーマ曲
サイロへ。
ここでサイロをやるってことは…?
ライブ後に何か新情報ある?wk('ω'  )三(  'ω')tk


ワンマンってことで、いつも
布のステッカーを作ってるんだけど
今日もあります。

(パチパチぱちぱち)
これ、帰りにみんなに配るから、
誰がもらったかわかるようなシステムになってるから。笑

(笑)
物販でCD買ってくれた人は色ちがいのステッカー渡します。
これも誰がもらったかわかる"新しいシステム"になってるから。笑
あんまりウケなかったな…

(笑)

"新しい森"と"新しいシステム"を掛けたのに笑
猪狩さん残念w

ドラム 中畑大樹
ギター 野村陽一郎
(オレと小西で)tacicaです



と、今回のツアーメンバーを紹介して、
次の曲も新譜から
締める喉の隙間に新しい僕の声が吹く
こんな長い日本語タイトルの曲、tacica初じゃない?
te' じゃあるまいし(ってわかる人いるのか…←)
でも、中身はきっちりしっかりtacicaの曲です。
ミニアルバムってのも後押ししてるかもだけど、
tacicaは基本的にハズレ曲とか滅多にないですしね。


お次は古参歓喜のジャッカロープ
ゆったりとしつつも、リズミカルな独特な曲。
サビは猪狩さんがこれでもかってほど声張る。
サビ以外のパートとの強弱が半端無いです。


イントロからフロアの盛り上がりは待ったなし!
人鳥哀歌
tacicaにはなくてはならないペンギンの名を冠する
初期の鉄板曲。
ジャッカロープと2曲続けることで、Timelineで
再録された2曲はどちらもセトリに組み込まれましたね。
人鳥はやっぱ今日イチ盛り上がりましたね。
クラップパートの揃いっぷりもさすがです。
こういったオーディエンスのアクション含め、
これぞtacicaの"人鳥哀歌"


ツアー23箇所やって、みんなの顔を見て、
『新しい森』ってアルバムを作ってホントに良かったなって。
MCというものを…別に上手く話せなくてもいいんじゃないかって

(笑)
その分、曲に助けられてるというか…
みんなや、周りのスタッフさんとか、
本当に感謝してます。


なんか猪狩さんがスタッフ含めて、
全体的に感謝を押し出すのって珍しいね。
もちろん今までだって感謝は口にしてきたけど
ここまでのことを言うのは、
なんだかとても新鮮に見えました。


最後に1曲、と言って始まったのは
新譜でもラストを飾る回転盤
今作唯一のスローナンバーです。
こういった曲が強いのもtacicaならではです。
音源通り、最後はバッチリ余韻を持たせて
本編終了を告げました。


暗転した会場からは再登場を待つ
アンコールのクラップが鳴り止みません。
満を持して再登場したメンバー。
そして沈黙の中、猪狩さんのチューニングの音が響いたと思いきや

あ、喋ります
(笑)

そしてここで告知タイム。

tacicaのバンド結成日4月5日を皮切りに
東名阪で三大博物館開催決定\(^o^)/
そして何と、アコースティックセット
バンドセットの豪華2本立て!
これは行くっきゃないでしょう!
てか、tacicaのライブにハズレはないんだよなぁ。
終演後、早速申し込みました←


告知が済み、アンコール1曲目にきたのは
私服の罪人
またすごい曲選びましたね。
なかなか聴けないですよ、私服の罪人。
てか、過去参戦したtacicaライブのセトリを見ても
自分がライブでこれ聴いたの初めてです。

最後にもう1曲だけやります。

そういって最後に選んだ曲は
キャスパー
「烏兎」以来、やる機会が少し増えてますよね。
烏兎の時に明かした、中畑さんに
良い曲なのにやらないのはもったいない!
って言われたのが影響してますかね?笑
しかし、アンコールは2曲ともしっとり系でしたね。


そうしてキャスパーが終わると、
フロアを出ようとする人たちと、
更なるアンコールを求める人たちと二分された中、
2回目はサッと出てきたtacicaメンバー。

もう1曲だけやります。

猪狩さん、さっきも言ったよ?笑
と思いつつも、ありがたくWアンコールを堪能します。
ここまでくると、やる曲は2つに絞られるけど、
どっちが来るかな?って思っていたら
アースコードでした。
ちなみに候補のもうひとつは当然"HERO"
今回のアンコールは、ダブルを含めても
しっとりアンコールでしたね。
てか、最近アースコード聴いてない気もしたし。
どっちがきても、聴けて良かったって思えるから無問題。
今日も良い時間を過ごさせてもらいました。
満足


セットリスト - SET LIST

01. mori
02. YELLOW
03. アリゲーター
04. HUMMINGBIRD 蜂鳥
05. アトリエ
06. JADITE
07. youth
08. ハイライト
09. カナリヤ
10. 群青
11. HALO
12. サイロ
13. 締める喉の隙間に新しい僕の声が吹く
14. ジャッカロープ
15. 人鳥哀歌
16. 回転盤


en
17. 私服の罪人
18. キャスパー


w-en
19. アースコード




帰り際にしっかり受け取りましたよ




布ステッカー( ´∀`)b

これを受け取るまでがtacicaライブです!←


そして、帰宅してからアンケートを..φ(。。)カキカキ

こういうの、他のバンドもやればいいのにな。

SNSだけ見ててもしょうがないだろて。



ということで、今回も

楽しく、有意義なライブを過ごしました。

毎度毎度MCの再現性は記憶頼みなので

雰囲気が伝わればってことで許していただきたいですが。

中畑さんのドラムで見るtacicaは

既に何回かあるからいいけど

そこにギターが1本プラスされた

"4人"編成のtacicaは初めて見たんだけど

想像以上に良かったです。

音に厚みが出るし、そもそもギター2本前提の曲も

決して少なくはないし、そう考えたら

ライブでの再現性も高まるし、

マイナスポイントは今のところ見当たらないですしね。

今後もこの編成を続けていくかどうかはわからないけど

個人的には是非とも続けていってほしい。



tacicaにハマり、追い続けて早6年。

自分が音楽にのめり込んだのが遅いのは仕方ないにしても

変わらず、ずっと好きでい続けてるのは

tacicaだけなんじゃないかなって気がします。

何かtacicaのレポ書く度に同じこと言ってる気もしますが←

でも、それくらい

過去から変わらない良さ、変わらない魅力があり、

耳を、心を、掴んで離しません。

仮に、こういったレポを書かなくなったとしても、

今ほど音楽を聴かなくなるにしても、

tacicaだけは変わらず聴き、ライブも行き続けられる

そんな気がしてなりません。


そういった意味でも

『新しい森』も良かったし、

今日のライブも見れて良かった。

心の底からそう思えます。







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Seaway JAPANESE VACATION
@新宿9 Spices