Victory Recordsのバンドからの評判って? | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 

 

以前、記事にした映画の『SINGのサントラを入手しました。

 

国内盤にはボーナストラックとして、吹替版の歌が3曲入ってます。

 

Set It All Free / Ash (cv.長澤まさみ)

I'm Still Standing / Johnny (cv.大橋卓弥)

My Way / Mike (cv.山寺宏一)

 

まずアッシュの曲は、

 

言われなきゃ長澤まさみって気付かない感じだったのでまぁ。

 

ジョニーのは、ホントにスキマスイッチにしか聴こえねぇ

 

挙句、吹替え版の歌詞が恐ろしくダサいwww

 

サビで "I'm Still Standing" を

 

立っち上っがぁれー

 

は、ちょっと噴出すレベルでダサすぎませんかねw

 

期待していたマイクの山ちゃんは、さすがの渋さ。

 

でも、やっぱり歌詞がな…… サビで台無しだよ。

 

もちろん各曲、各キャラクターに合った選曲をしてるんだろうが

 

吹替え版の歌詞が、さらにキャラを意識しすぎてる。

 

見てなかったから、記事では「吹替え版もありかも」

 

なんて無責任に言ってしまいましたが

 

絶対に字幕版で見た方が良い

 

と、思います。

 

悪いのは声優ではなく、

 

吹替え版の制作に携わった日本のスタッフでしょうなぁ。

 

どうも、トトです。

 

 

さて、GW最終日にお届けするのは

 

レーベル問題

 

このレーベルも、度々バンドから批判されますよねぇ…

 

 

 

 

メロディック・デスメタルバンドDarkest HourのフロントマンJohn Henryが、Victory Recordsについて「地球上で最悪のレーベルだ」と語る(ALTERNATIVE PRESS JAPAN)

Victory Recordsの元レーベルメイトでもあるSilversteinのShane Toldがホストを務めるポッドキャスト「Lead Singer Syndrome」に出演し、Victory Recordsについて「地球上で最悪のレーベルだ」と語りました。さらにHenryはこう続けます。

「俺たちはVictory Recordsとの契約を完了した数少ないバンドのひとつなんだ。10年で5枚のアルバムをリリースしたけど、まだロイヤリティのチェックはしてないよ。何十万ユニットのセールスが記録されているけど、一銭にもなってないね。たぶんいつか彼らから何かを受け取るんじゃないかな。金や何かがすべてではないけどね…」



 

 

というね。

 

またしてもVictory Records がバンドから槍玉に上げられました。

 

どうしてこう、このレーベルは問題が絶えないんだろうか。

 

別段新しいレーベルでもなく

 

1989年設立なんて言ったら、むしろ老舗レベルですよ。

 

過去、在籍していたバンドも

 

A Day To Remember / Atreyu / Bayside / 

Funeral for a Friend / Hatebreed / Silverstein /

Taking Back Sunday / Thursday /  Voodoo Glow Skulls /

Within the Ruins   ...etc

 

そして現在、所属するバンドも

 

Abandoned By Bears / Awaken I Am / Broadside /

Carousel Kings / Comeback Kid / Foreveratlast /

Islander   ...etc

 

シーンを彩るバンドと契約はしているんですよね。

 

そういった、良いバンドを見つけてきて、

 

良いバンドと契約して…… ってところまでは、

 

本当に良いレーベルだと思うんですが…

 

 

今回の件の前に、

 

今のシーンを追っている人たちなら

 

一度は目にしたこともあるでしょう。

 

Victory RecordsとのゴタゴタといえばADTR

 


だいぶ長いことモメてた印象ですが、↑のリンク先では

 

彼らが勝訴したことが取り上げられています。

 

レーベルに400万ドルを支払わせる権利を勝ち取りました。

時期的にも、この事があった故に

KNOTFESTで来日できなかったのでは?

と、言ってる人もいましたね。

 

そう考えたら、確かに来日キャンセルは仕方なかったのかも。

 

 

似たような問題で、Emmure ex.Gt/Ben

 

vo.Frank 共々、Victory Records を訴えてたり。

 

さらに遡れば、Hawthorne Heights も、

 

作品の売上に対するロイヤリティが支払われていない

 

Victory を訴訟していたり。

 

Emmure の件は2014年Hawthorne Heights の件は2006年です。

 

他にも、HatebreedThursdayTaking Back Sunday とも

 

揉めたってこともあったようです。

 

で、Hawthorne Heights のことを書いていたある記事には

 

このレーベルは、色々とゴシップが昔から尽きないな。やっぱ会社の体質の問題なんですかね?よく耳にするのは、Victoryの社長がビジネスビジネスしすぎてるってことや、お金のことに細かいってこと

 

と、いうことも書かれていました。

 

2006年の記事だし、そこから10年以上経ってるので

 

今もその社長が現役なのかどうかはわかりませんが、

 

今も昔も、訴訟の内容がどれも同じってことを考えると

 

未だに社長も、レーベルの体制も変わってなさそうですね。

 

訴訟するバンドのどれもが、知名度があったり

 

売れてるバンド、売れた作品であったりってしてるし、

 

やっぱ売れたバンドほど、そういうところに気付くものなのか?

 

こういうことが頻繁に起こっていて、

 

バンドからの評判ってどうなんだろう?って思うけど

 

やっぱり契約するバンドは後を絶たないし、

 

また新しいバンドも粒揃いだったりするから

 

そこまでバンドからの評判は悪くないのかなぁ、とも思ったり。

 

訴えたバンドは、こことは二度と契約しないだろうけど。

 

この先、Abandoned By Bears とかAwaken I Am とか

 

Carousel Kings とか、Islander とかも

 

そこそこ売れてきたら、訴訟するニュースが出るかもですね。

 

とはいえ、そういった問題が出た時に

 

なぁなぁにせず、ふざんけんな馬鹿野郎!

 

と、異を唱えられるのが、さすが海外って感じですね。

 

日本じゃブラック認定されても、奴隷のようにこき使われ、

 

搾取されるだけなのが目に見えてるのがまた何とも…

 

国内でも、仮に異を唱えるバンドがいたとしても

 

一般メディアではニュースになっても、

 

音楽メディアには一切取り上げられないでしょうね。

 

とはいえ、Victory もこんなつまらないことがなければ

 

もっとバンドからも、リスナーからも、

 

評判の良いレーベルになるだろうに… もったいない。

 

 

 

レーベルって、

 

日本じゃそんな表立って出てくるようなものじゃないですが

 

海外って、やっぱりレーベルにも注目されるし、

 

以前の記事にも書いたけど、今やWarped Tour なんて

 

出演しているバンドのラインナップを見ても

 

インディーレーベルの祭典

 

みたいな感じですしね。

 

メジャーレーベルに決して引けを取らないインディーレーベルや

 

そういったレーベルに所属するバンドもいるでしょう。

 

海外でのそういうレーベルの立ち位置的にも

 

訴訟問題や不祥事が続くのも、バンドからしてみれば

 

決して良く映らないでしょうし。

 

いくらアメリカが訴訟大国とはいえ

 

バンドが何不自由なく、快適に活動できるレーベルが

 

増えて欲しいですね。

 

 

 

 

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