過去のアルバム振り返りシリーズ
第3弾
今回は2013年をお届けします。
だんだん今の自分の音楽感に近づいてきてます。
どうも、トトです。
そんな音楽感の変化が影響してか
今まで年間40を超えていたライブ参戦数も
この年は36回でした。
それは音楽的好みの転換期だからなのでは?
と思っています。
それがランキングで明らかに!なるのか←
早速みていきましょう。
coldrain『THE REVELATION』
TOTAL SCORE:476pt
TOP PLAY SONG:BEHIND THE CURTAIN (78pt)
前作『THROUGH CLARITY』を経て、
同プロデューサーDavid と共に作り上げた
coldrain初の海外発売となったアルバムが
2013年王者の座に輝きました!
負の感情を抱く人が極端に少なく、
誰しもが名盤だ!と認めた珠玉の1枚です。
ヘヴィで、アグレッシブで、エモーショナル。
激しくも、落とすとこは落とし、
ホントにcoldrainの音楽性を体現した作品に。
シーンとして見ても、近年稀に見る名盤じゃないでしょうか。
2013年リリース作品の中で、文句なしの1位ですね。
coldrain
『Cinematics (Expanded Edition)』
TOTAL SCORE:348pt
TOP PLAY SONG:Swan Song (61pt)
この年は自分の中に新たに
"シアトリカル"が入ってきた年でもありました。
それをこれでもかというほど体験させてくれたのが
SIOの『Cinematics』堂々の2位です!
無印のリリースは昨年ながら、Expanded Edition はこの年。
そしてSIO初の来日公演もありました。
対バンした他のどのバンドよりもライブのクオリティが高く
持ってる地力の高さを遺憾なく発揮。
肝心の音源の方も、リードトラックであろう
"Swan Song"や"Nightmare"、
"I'll Sleep When I'm Dead"に"The Grand Finale"etcと
至極のシアトリカル曲が目白押し!
それだけでなく、SIOの持つ至極のシンガロング曲
"Dream Catcher"のエモーショナルさも。
シアトリカルって何?って人には
まず間違いなくこのアルバムを聴かせます。
それでわからなかったらもう知らん←
気持ち的にこれが1位でもいいくらいの作品です。
Set It Off
- Dream Catcher (Acoustic) - BTB JAPAN TOUR 2013
- Partners In Crime feat. Ashley Costello
※ "Partners In Crime"は以前閲覧できましたが、いつの間にか(少なくとも)日本では見れなくなってしまっていた為、Warped Tour 2013 のオーディエンスによる撮影動画のリンクを貼りました。
CROSSFAITH『APOCALYZE』
TOTAL SCORE:324pt
TOP PLAY SONG:We Are The Future (36pt)
TOP 10どころか、遂にTOP 3に名を連ねました。
『ZION - EP』というこのバンドで最強の音源を軸に
昇華させたフル作が2013年3位に!
『ZION』を足がけに、このアルバムで
人気、知名度を磐石なものにしたでしょう。
この頃は曲も、ライブも、客層も、
ホントに秀逸すぎる時代でした。
coldrainと同じ年に、同じく良盤をリリースするあたり
やはり良きライバル関係でいてほしいですね。
曲的には、再生TOPのWATFはもちろん
女性コーラスが光る"Scarlett"や"Counting Stars"
リンキンを彷彿とさせる"Gala Hala (Burn Down The Floor)"
激しさの中のエモーショナルさが秀逸な
"Burning White"、"Not Alone"
そしてこのアルバム最大の功績である"Countdown To Hell"
MV曲以外にも秀逸な曲は多い。
曲も、ライブも、客層も、このまま行けてればなぁ…
CROSSFAITH
- Eclips
- Scarlett
- Countdown To Hell
BIGMAMA『君思う、故に我在り』
TOTAL SCORE:294pt
TOP PLAY SONG:RAINBOW (42pt)
昨年の『最後の砦』を経たBIGMAMAのアルバムが4位に。
アルバムはエモーショナルさ特化になり、
過去曲"cpx"や"Neverland"、"荒狂曲シンセカイ"なような
攻撃力の高いものは皆無になってしまった。
かろうじて"ex-extra"のみか…
そしてレコ発ツアーも未参戦に終わったこの年、
どうして4位にまでなったのか、
11月に過去曲セトリライブの3daysに行ったから。
過去曲はこれでもかってほど聴いてるので
最新アルバムであるこの作品を予習したから。
そしてこの年を最後に、自分のBIGMAMA道も
終わりを告げたのでした。
BIGMAMA
- 俯瞰show
- Jeffery Campbellのスケートシューズで
tacica『HOMELAND 11 blues』
TOTAL SCORE:267pt
TOP PLAY SONG:From The Gekko (33pt)
リアルタイムに入手すれば、当然ランクインします←
この年にリリースしたtacicaのアルバムが5位!
初志貫徹な音楽性故、ファンにも悪い評判はなく、
どれも良い故に、いちばんのアルバムが
人によって分かれる中、このアルバムを推す人も
意外と多いとか、そうでもないとか←
いや、でも確かにこれはかなりの良作です。
中でも曲の由来がとても素敵な"DAN"は名曲。
しかし、tacica唯一の欠点はMVが少ないこと。
近年のアルバムは、シングルを除けば
アルバムに1曲MVあれば良い方です。
あるけど公開してないか、ホントにないかは不明ですが。
でも、MVがなくても曲の良さだけで
ファンはついていけるのがtacicaなのです。
tacica
- Co.star
- 『4th album トレーラー映像』
Fail Emotions『SPEED OF LIGHT』
TOTAL SCORE:263pt
TOP PLAY SONG:REBORN (44pt)
昨年のランキングに続き、FEの新譜が
再びTOP 10入りの6位に。
こちらも前作のクオリティそのままに
かなり良質なトランスコアを放っています。
YouTubeでのバンド最多43万再生を誇る
"Reborn"は、このアルバムに収録されてます。
他にもタイトル曲の"Speed Of Light"や
"148"、"Raindrops"と良曲が並ぶ。
国内盤にはバンドのブレイン、FATAL による
リミックス音源も多数収録。
そもそもFATAL が手掛けるFEの曲の多くは
インストだけでも十分楽しめるのでオススメです。
Fail Emotions
- 148
- REBORN
Chunk! No, Captain Chunk!
『Pardon My French』
TOTAL SCORE:259pt
TOP PLAY SONG:I Am Nothing Like You (68pt)
フランス出身のバンドらしく、ジャケットには
ナポ○オンがデザインされたCNCCの2ndが
7位にランクインしました。
EASYCOREを聴くなら、CNCCやIHOWを薦めます。
そんな今作もCNCC式のEASYCOREは顕在。
持ち曲の中で最もヘヴィだと自身で言うほどの
"I Am Nothing Like You"は個人的にもいちばん好きです。
ヘヴィ過ぎて、EASYCOREというよりもはやポスコアです。
こういう曲が好きになってくる時点で
自分の中にもヘヴィ魂が宿ってきたと実感しますね。
1stに負けず劣らずな良盤2ndも是非。
Chunk! No, Captain Chunk!
- Restart
- Haters Gonna Hate
Pay money To my Pain『gene』
TOTAL SCORE:245pt
TOP PLAY SONG:Rain (36pt)
【Pay money To my Pain - 俺の痛みに金を払え】
【Pay money To my Pain好きにオススメするバンド13選】
8位にはPTPのラストアルバムが。
そしてこの年のKの命日、12月30日には
バンドとしても最後のライブ"From here to somewhere"も。
Kの肉声で、このアルバムの曲をライブで聴くことはなかった。
しかし、アルバムとしてはこの先もずっと残ります。
それでも11月にリリースされたアルバムを
年内にこれだけ聴き、TOP 10に名を連ねました。
多くは語りますまい。
リンクを貼った記事と、実際のアルバムを手に取り
PTPのことを知ってください。
Pay money To my Pain
- Rain
State Champs『The Finger Things』
TOTAL SCORE:210pt
TOP PLAY SONG:Elevated (44pt)
9位にランクインしたのは
次世代POP PUNKの新旗手State Champs の
記念すべき1stアルバムです!
再生TOPの"Elevated"はこの先もステチャンライブの
ラストを飾るであろう至極の名曲です。
EPからも選出された"Remedy"や"Critical"も
フロアをブチ上げる優秀な曲です。
きっちり再録もしてあって、音源としても完成。
NFGやSPのような王道POP PUNKとは異なり、
ハードコアにルーツを置く、
男臭さのあるPOP PUNKサウンドながら
POP PUNK好きならマストなアルバムです。
State Champs
- Elevated
- Remedy
ACIDMAN『新世界』
TOTAL SCORE:209pt
TOP PLAY SONG:アルケミスト (23pt)
TOP 10最後にランクインしたのは
国内では唯一無二の世界観を持つロックバンド
ACIDMANの『新世界』でした。
曲の背景とか、ルーツとか、
もちろん曲自体の雰囲気もそうだけど
近年で最も"重い"アルバムなんじゃないかと。
"風追い人"なんてホントに。
しかし、それを吹っ飛ばすかのような
勢いのあるロックナンバー"新世界"や"No.6"もある。
ACIDMANの曲を理解するには、聴くだけじゃ無理。
ライブに行って、ライブの空気を、雰囲気を
味わって初めてわかる"気"がするレベル。
そんなバンドの世界観を除いてみませんか?←
ACIDMAN
- 新世界
- アルケミスト
- 風追い人 (前編)
次点
Man Overboard『Heart Attack』
TOTAL SCORE:197pt
TOP PLAY SONG:White Lies (36pt)
POP DISASTER『FLASHBACK TO MEMORIES 2』
TOTAL SCORE:190pt
TOP PLAY SONG:Holiday / To Be With You (35pt)
Bring Me The Horizon『Sempiternal』
TOTAL SCORE:171pt
TOP PLAY SONG:The House Of Wolves (25pt)
Myka Relocate『Lies to Light the Way』
TOTAL SCORE:166pt
TOP PLAY SONG:Doublespeak (44pt)
30 Seconds To Mars『Love Lust Faith + Dreams』
TOTAL SCORE:159pt
TOP PLAY SONG:Do Or Die (30pt)
以上、2013年のランキングでした。
TOP 10にも、次点にも
ヘヴィミュージックが入り込んできてますね。
そもそも
最前で目をハートにしてやがる女(顔)ファンや
是非の"是"しかない信者の存在が嫌で
ヘヴィな方へ、ヘヴィな方へ…
コアな方へ、コアな方へ……
というのが、音楽の好みを変える
理由のひとつでもあります。
そんなの前から自分の記事読んでる人には
周知の事実だろうとは思いますが。
もちろん、それは功を奏したんですが
そんなものは一時凌ぎに過ぎず、
結局どこのバンド、どこのジャンルにも
一定数は確実に沸くんですよね。
そして、新たな問題"ハーコー"にぶち当たるという笑
そういったことがありながらも
上手く付き合うように頑張っている今日この頃←
話がそれました。
TOP 10や次点に入り込んだヘヴィなバンド、
更にその下には
AAやWCAS、BTFなんかも名を連ねてました。
BTFは初年度のOUTBURN 2012キッカケなので
1年早く聴き出してるんですけどもね。
こうして、ヘヴィでハードなバンドの良さに気付き
2014年のランキングへと繋がっていきます。
当年にやったランキングは、
単純に1曲の再生回数のみで決めてました。
それがアルバム全体のトータルを出した時に
どれほど差が出るのか
そこも大きな見所です。
それではまた次回( ´∀`)ノシ