落ち込みミュージシャン。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
 
以前よりもだいぶ改善はしましたが
 
根はマイナス思考のネガティブ人間
 
どうも、トトです。
 
 
いつも基本はPCで見ることを前提に書いてますが
 
スマホ等、モバイル機で見ると
 
若干見え方が変わるのがAmebaのクソ仕様
 
それが編集する側でもPCとアプリで異なるのが
 
いちばんのクソ仕様ですが。
 
そのスマホとかで見た時、
 
特に一覧とかすると、その記事に使われてる
 
いちばん最初の画像が、サムネとして出てきます。
 
それもあるし、そもそもこのネタに合う画像は…
 
と、けっこう厳選してたりします。
 
もちろん、元記事の画像をそのまま使うこともあるんですが。
 
今回の記事も、色々と画像を探しまくった結果
 
モノクロでアーティスティック(?)なカッコイイのもあったけど
 
結果、これに落ち着きました。
 
では本題いきましょう。


 

「ミュージシャンは一般的な人よりも3倍以上落ち込みやすい」という論文がUKで発表される(ALTERNATIVE PRESS JAPAN)

2,211人のミュージシャン(66%が18〜35歳、55.2%が男性、43.9%が女性)を対象に予備研究が行われ、ソングライター、DJ、ラッパー、ミュージック・プロダクションにいる人など、音楽に関わっている人物が回答したとのこと。
 
落ち込んだことがあると回答した68.5%のうち、71.1%の人が不安やパニック発作に襲われたことがあると話しました。2010〜2013年にイギリス国家統計局が行った調査で、英国民の約5人に1人が不安や落ち込みで苦しんだことがあるというデータが発表されており、今回の研究結果は英国のミュージシャンが一般人よりも3倍以上落ち込みやすい傾向があるということを意味しています。
 
メンタルを病む人が高水準に達した背景にはいくつか主な理由があり、ひどい労働条件(社会の一般的な時間に働くことが難しく、生計を立てるのが難しい)、音楽の評価の欠如、業界内で女性であることに対する圧力があるとミュージシャンは語っています。

 
 
 
だ、そうです。
 
人間誰しもそんなもんだろ

で片付いてしまいますが、それをすると

今回の記事が成り立たないのでやめにするとして。



一生の内で落ち込むことは一度もない
 
というメンタルが強いとかいうレベルを超越してる人間など
 
この世に存在しないとは思いますが。
 
この論文の発表が"UK"ってことを考えると
 
音楽性的にもどこか納得してしまうというか…
 
 
このブログでも何度も言ってきましたが
 
"UK"発の音楽って
 
どこか叙情的であったり、エモーショナルな要素が強いというか、
 
ColdplayRadiohead に代表されるような
 
THE UK ROCK な音楽とかも、
 
言葉悪いですが陰鬱感ありません?

そういうところがUSと違うところと言いますか、

自分がその手の音楽を苦手とする所以でもあります。

いや、もちろんUSにだってそういう音楽もあるけど
 
US出身、またはUSを中心に活動してるバンドとかで
 
UK ROCKみたいなのは少なくない?って感じするし。
 
そういう音楽で成功する、
 
そういう音楽が売れていく、
 
みたいな、ある種の国民性みたいなのもあるのかな?

 

 

そういえば直近での話題で、

 

UKではなくUSのPOP PUNKバンドですが

 

ポップパンクバンドReal FriendsのフロントマンDan Lambtonがメンタルを病んでいることを公表、12月からのUK/ヨーロッパツアーが延期に(ALTERNATIVE PRESS JAPAN)

 

Danは「この数年間、僕は不安の浮き沈み、激しい自己不信、不必要な妄想と戦ってきたんだ。」と自身のメンタルが病んでいることを明かしました。

「もしこれ以上悪くなっていたら、僕はすごく危険だったと思う。僕は後戻りできないところまではいっていなかったけど、もしこれが長引いていたら、ものすごく悪くなってしまっていたと思う。」「結局は僕のメンタルヘルスは処置が必要なところまできていたんだ。」と相当なところまでメンタルヘルスが悪化していること、「僕は今、ちょうどこの時に集中する必要があって、現時点では、このツアーをやっていたら最高になったであろうことと同様に、激しい感情とメンタルが僕の健康を犠牲にしただろうと感じてる。」とツアーキャンセルの理由について語っています。

またDanは「喧嘩したわけでも、解散するわけでもないし、誰かと戦っているわけでも、誰かに怒っているわけでもないんだ。」、「僕はReal Friendsのみんなを安心させたい、バンドとして、人として、友人として、そして素晴らしい場所にいる家族として。」とReal Friendsを続けることを強調しています。

 

 

という記事も出てましたね。

 

Real Friends は来日経験もあるし、

 

ライブでのオーディエンスのことについて何とかしようと言及したり

 

加えて↑あの笑顔。

 

良いヤツ感半端ないけど、そんな彼でも… 否

 

彼だからこそ、こういう事態に陥ってしまったのかもしれない。

 

でも、これはあくまで自分自身の問題とし、

 

バンドの方は何の問題もないと語り、

 

ファンを安心させる気遣いができるのは素晴らしすぎるなぁ。

 

 


AP JAPANの方は最後に
 
『日本ではどういう結果になるのでしょうか?』
 
と締めていますが、
 
そう考えたら、日本なんてもっとなんじゃねーの?
 
という気もします。
 
現代なら尚のこと。100%じゃ、100%←
 
日本のストレス社会ナメんじゃねーぜ!
 
 
●ひどい労働条件(社会の一般的な時間に働くことが難しく、生計を立てるのが難しい)
●音楽の評価の欠如

 


日本ならこれ、UKよりもっと顕著なんじゃないの?
 
それを仕事にしたところで、収入がなきゃ生活がままならない。
 
評価自体は人がするものだし、千差万別十人十色
 
良いものだけを支持しようが、
 
悪いものから改善策を見出そうが

 

良いも悪いも、何なら無視して目を背けようが
 
そこは自由で良いと思うんだけど。

 

とはいえ、自分も"言う"側ですので

 

あまり大きなこと言えないのは確かですけども。
 
やっぱ"収入"ですよね。
 
音源買った人が、それを良い悪いと判断しても
 
購入した分は収入に繋がるワケですし。
 
だーかーら
 
このブログでも、音源は"買え"と言ってるんです。
 
そして可能ならば、ライブに"行け"と言ってるんです。
 
 
最近でいうと、
 
The Mirrazの【印税の話】も話題になりましたしね。
 
話題になりすぎたせいで【印税の話、追記】もあるので
 
合わせて読んでいただくと、って感じです。
 
こうして意図しない形で広まってしまい、
 
そうじゃないんだよー、と
 
わざわざ弁明記事を挙げるのもストレスに繋がるでしょうしね。
 
発言する拡散弁明 or 逃走(無視)
 
今の日本、こんなのばっかりですしね。
 
もっかいマンソンの名言貼ってやろうかしら。
 
Screenshot_2016-10-04-02-58-22-1.png


そういえば最近、こんなまとめもあったよね…
 

 

 

ゆとり世代の検索エンジンの使い方がヤバイ!「Google」で「ヤフー」と検索してYahoo!から検索】(ゆるとれニュース)

わかんなかったらネットで検索しろよ情報化社会だろ
 
なんて、このブログでも何度も書いてきましたが、まさか
 
「なんて検索していいかわからない」
 
みたいなこと言ってる連中いないだろうな…
 
 
 
閑話休題
 
 
 
業界だけでも厄介なのに、
 
その上SNSなんかあったらやり辛くてしょうがないでしょう。
 
言いたいことも言えないこんな世の中は…ポイズry

 

ですよ←
 
もちろん、そういったものを上手く活用してる人もいるけど
 
むしろそっちのが少数なんじゃないか
 
ってのは傍から見てて思いますしね。
 
皮肉にも、根が真面目な人ほど使い方も下手な気もします。
 
真面目なのは長所なんですけどね。
 
こんな世の中に誰がした←

 

 

 

まぁ"ミュージシャン"なんて
 
世に、人に向けて発信する側の立場になった以上
 
そういったことは覚悟しなければいかんでしょう。
 
覚悟したって、人間なんだし、
 
落ち込むことは避けられないと思います。
 
人気や知名度に関係なく。
 
不特定多数の人に見られ、聴かれもすれば当然ですよ。
 
自分ですら
 
記事の反応に一喜一憂することだって少なくないのに、
 
自分よりもっと影響力のあるミュージシャンなら

 

自分の記事なんかより、反応は数十~数百倍もあるだろうし
 
感情だって多分に動かされるでしょう。
 
しかし、記事によると
 
Help Musicians UKは「音楽業界のメンタルヘルス問題の解決策を見つけ出すキャンペーン」をウェブサイトで打ち出しており、「我々は人生のすべてのステージでミュージシャンに権限を与える援助、サポート、機会を提供します。」と語っています。
またHelp Musicians UKは2017年中にミュージシャンの為のメンタルヘルス・サービスを設立する見込みです。

 
と、ミュージシャンのメンタルケアに特化したものもあるそうで。
 
国として音楽が相当な落ち目になってる日本なんかにゃ
 
個人でならいるかもしれませんが、
 
団体、企業としてはないでしょうね。
 
メンタルケアは"自分でしろ"ってことですね。
 
不幸中の幸い…… と、言っていいのかは疑問ですが
 
そんなストレス溢れる日本社会なので、
 
その手のメンタルケア的な書籍や、映像、講演会
 
みたいなのは数多くありそうですが。

 

その分、胡散臭いのも多いですが。
 
 
 
 
何はともあれ、
 
落ち込むことはあっても、
 
それで休止解散には至って欲しくない
 
というのが、リスナーとしての意見です。
 
あなたたちがそれをすることによって
 
リスナーであるコチラも
 
更に落ち込むことになるので…
 
 
上手くメンタルケアをしつつ
 
自分も、そしてサポートしているリスナーも
 
落ち込むよりも、喜ばせるようなことを
 
増やしていけたら万々歳ですね。
 
 
 
 
 
参考記事
最近の"譲って"民の程度の低さに沸点臨界突破
バンドの思いと、リスナーの思いと…
無料ツールは日本の音楽シーンにどんな影響を与えているのか
業界は本当に国内音楽のことを考えているのか?

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