2016 LIVE REPO 7th. HEAD OVER HEELS LAST SHOW | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


前回、Crossfaith企画の【ACROSS THE FUTURE】から約半月

今月の最初のライブにして、

バンドとしてはラストのライブを見に、渋谷はMilkywayへ。

昨年このバンドを知り、年に4回ライブ見ました。

回を追う毎に成長も見られ、客のノリも良くなっていった。

そうして今年も、日本の音楽シーンを、POP PUNKシーンを

盛り上げていってくれるとばかり思ってた。

しかし、年明け早々に解散を発表。

故に本日で最後となったのです。




HEAD OVER HEELS
"All We Want Is The Truth" TOUR - FINAL





会場に向かう足取りは決して軽くないが

メンバーから直接、来て欲しいと言われたんだ。

最期のライブ、行かないワケに行くまい。

開演ちょいすぎに会場へ。

既に最初のバンドが始まってました。



Unknown Last Words
ツートンカラーの髪、手首隠れるほどのラバー?バンド
もも下くらいまでのロングジャケットというボーカルの見た目と
変にビブラート効かせた歌い方と日本詞に
V系みたい、と思ってしまった。
しかし、HOH解散の雰囲気に反するキラキラサウンドだった。

Unknown Last Words
 - STAR SCREAM
 - DEAD



AIRFRIP
打って変わってフロント3人黒T黒パン
インディーズのバンドマン的な格好が素晴らしい。
メロディック寄りなファストなPOP PUNK
こーゆーの好きだなぁ。
こーゆーバンドをパンスプに出せっての
6年目だって言ってたけど、それだけ続けてるだけはあった。
1曲目とラスト2曲が良かったっすなぁ。
ライブは、HOHと共に初見だった
HTLの時以来かな?
音源も、セプアラのfinさんとかが作った
POP PUNKコンピに収録されてた。
そこにも名前を連ねられるだけはあったってことだな。

HOHは解散しても、メンバーはきっと音楽やめない。
HALくんあんなに全身タトゥーだらけじゃん?
まともな社会復帰なんか出来るワケない


ってのが、今日イチ笑いを誘ったMCでした笑

AIRFRIP
 - Ms. Black Card
 - Butter Kids



St. Clair
今日も女を射止めてますな()
何度も見てるけど、個人的には全く"入って"こないバンド。
何年か前のFIVE NEW OLDを思い出すなこの感じ。
小箱でやってる内から、フロアにライブキッズ以外の
フツーの女リスナー(ファン)が多いバンドは果たして…
中途半端にサークル煽ったけど
その曲よりサークルに見合うファストな曲最初にやったろ
何が致命的かって、
バンドのキラートラックであろうラストの曲が
個人的にはいっちばん微妙なことなんだよなぁ。
HOH他、何度かライブ見てきてボーカルが誰かに似てるなぁ
ってずっと思ってて、今日ようやく判明した。
Hoobastankvo.Dougに似てるんだ
あースッキリした

St. Clair
 - All From Here
 - Princess, You Are Going Down



The Foobars
どこから見つけてくれたか、けっこう前に
Twitterでフォローしてくれたバンド。
変な絵描かれたセトリがTLに流れてきてたな笑
ってことで、名前は知っててもライブは初見…
のハズなんだが、どっかでライブ見た気が…
バンドの音楽性に反するボーカルさんのおされな見た目が
見覚えあるようなないような… 気のせいかなぁ。
ブログで検索かけても出てこなかったから
完全に気のせいだとは思うんだが。
って感じのバンドの音はめちゃくちゃかっこよくて。
今日はこのバンドに出会わせてくれたことに感謝かな。
骨太ながらも軽快なロックサウンドが◎
今回の面子の中で少しだけ毛色は違うかもだが
んなことどうでも良いくらいかっこよかった。
ここもキャリアそこそこあるのかな?
安定感やばかったけど。
ホストのHOH抜いたら、間違いなく今日のベストアクトだわ。

The Foobars
 - Tokyo Dawn
 - Stone Stairs
 - Static


検索して出てきたMVの時期と再生回数からして
まだ世に出たてのバンドっぽいな。
久々にちょっと期待を煽るようなバンドを見たね。


HEAD OVER HEELS
そしてラストは本日の主役。
今日も1st EPの"Intro"をSEにメンバーがステージへ。
そしてそのまま2曲目の"Saviors"へ。
Punkノリなこの曲で、いつかサークルしたかったな。



ここから先は確証がないので順不同にいこう。

こちらも1st EPから"Here We Go Again"
今回入れてHOHライブは5回目。
間違いなく今日がいちばん客が入ってた。
クラップもひとしお。

そして割と早めにきた新曲の"Break Free"
初聴は昨年の【4NGライブ】の時。
シングル曲ってこともあってか、クオリティも高く
今年の動きにも期待したもんだよ。
もっと知名度上がって、Milkyway程度の小箱なら
ワンマンでも埋めれるくらいになって、
みんなで大きなシンガロングしたかった。
Uさん曰くは『リスタート』を意味する曲らしいが
こんな形のリスタートは望んでなかったぜ…



2曲入りシングルのカップリングも今日は披露。
"All We Want Is The Truth"
おそらくリードはBreak Freeなんだろうけど
シングル名やツアー名はこっちなんだよね。
こちらも陽性で良質なPOP PUNK曲。
わかりやすいシンガロングパートも魅力でした。

意外と早くラストを迎え、MVとなっている
"Haters Gonna Hate"へ。
MV化したことや、ツアーや他ライブでも
ラストを飾ることが多かったことだろう。
キャリア積んで、音源が増えても、
これがHOHライブのラスト定番になるっていう
初期からのファンを大事にする感じになっていくもんやと…




そして今回はアンコールも。
最初に戻ってきたHALさんが
新しく結成しました、HEAD OVER HEELSです!
って言葉が冗談じゃなきゃいいのに
と、思ったことは言うまでもなく。

そしてアンコールは、1st EPの初回特典CDに収録された
"Shape of Riot"
ここでこれやるってことは、特典CDになる前の
ホントに初期音源なのかもしれんね。
今となってはそれもわからんけど。

HEAD OVER HEELS
 - Haters Gonna Hate
 - "Live like it's the last day" EP Preview
 - Single "All We Want Is The Truth" DL







その特典CDの曲を含め、

自分のiPodにはHOHの曲が全10曲収録されてる。

ラストだし、全部やってくれるかなと思いきや

残念ながらそれもなかった。

そもそも解散発表の時点で疑問視した人間だし、

最後にメンバーさんとも絡みたかったけど

今さら何て言葉をかけていいかもわからなかったので

ライブ終わりでサッと会場を後にしてしまいました。





ネガティブな感情は

"Girls(Pop Punk/Emo/Metal/Funk)Band" とは?日本版

↑の記事でぶち撒けたが

やっぱり解散を惜しむ気持ちは変わらない。

解散理由の真相は常に関係者にしかわからず、

リスナーはただただ、その事実を受け止めるしかない。

それは今回のHOHに限らず、どのバンドだってそうだ。

ネットやSNSの発達によって

メンバーとリスナーの距離が近付いても

絶対に距離が縮まらない部分もある。

そこは仕方ないと思える反面、

本当に寂しく、悲しい部分だよなと。

最近は日本でもこうして休止・解散するバンドが増えてきてる。

もちろんメンバーの事情やバンドの事情があるのはわかってはいるが

見方を変えればリスナーやファンに対する裏切りとも思える

こういった事態もまた、

シーンを衰退させる原因のひとつにもなるのでは?と思う。

もちろん、リスナーはそのバンドの音源を買って

ライブにも足を運んでいること前提だが。


FACT】もそうだけどさ、

ナタリーで事細かにインタビューしてたけど

解散後に、あんなキレイにメンバー真っ二つに分かれて

新しいバンド始めた時点で

メディアやSNSで語ったことが全てじゃない

って、リスナーが疑問に思って当然なんだよな。


かといって

バンドが関係者以外に詳細を打ち明ける義務もなければ

ファンやリスナーが詳細を知る権利も義務もないんだよな。

どんなにお互いを大事に思っていても

結局最期を迎える時はドライな関係ってのも寂しいもんだな。



AIRFLIP共々、昨年3月の【Hit The Lights ライブ】が初見で

ちょうど約1年で5回のライブを見た。

冒頭でも言ったけど、

ホント、見るたびに成長が感じられて

それにつれて、

知名度リスナーも着実に増えていったことがわかった。

先にリンクを貼った4NGのライブの時が

5回の中でいちばん盛り上がってたと思うし、

本編で書いたように、客の入りに関しては

5回の内、今日が最も多かったのは間違いない。

1年通して、ここまで成長や知名度が目に見えるバンドって

実はそんなに多くないんだと思うぜ?

故に惜しいし、勿体ないんだ。


メンバーがこの先、どこでどうやって

音楽に携わっていくかはわからないが、

HEAD OVER HEELSとしてのラストシングル

さっき↑に貼ったリンクからDL可能だ。

良かったら一人でも多くの人に聴いてもらいたい。

ParamoreTonight Alive のようなGirs Emo/Pop Punk

ブレイクダウンありきなEASYCOREが好きな人にもオススメだ。

今回で最期ってのは何がどう転がっても残念だが

メンバーのこれから先の未来に期待しつつ

HEAD OVER HEELS
とは、今日でお別れだ。

1年っていうとても短い期間だけだったけど、

良質な音楽に出会えて感謝でした。









Next Live Show
JAWEYE "Humanizer TOUR - FINAL"
@下北沢GARDEN