Diamonds To Dust "Faith Through Trials" | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


先月末に1万弱のCDを買いつつ

目当てのバンドの新譜の入荷日が昨日だった為、

また新たに購入しましたよっと。

まずはこいつだッ!


Diamonds To Dust "Faith Through Trials"


1.Ashes to Ashes (Featuring Randy Pasquarella)
ピアノに、ストリングスを交えたイントロからバンドサウンドへ。
女性ボーカルの声が、ちょっとだけEvanescenceAmy っぽいか?
でもバックに流れるは、エヴァネスより激しいサウンド。
アルバムの1曲目に相応しい。

2.False Identity
激しいバンドサウンドの中に流れるピアノの綺麗な旋律。
たぶん、それがこのバンドの強みというか、武器なんだろう。
そしてシンフォニックな雰囲気も兼ね備えた曲。

3.The Straight and Narrow
今度は厳ついギターイントロから始まる。
このバンドの肝とも言えるピアノ音を抑え
綺麗な旋律は女性ボーカルのみに絞り、
その女性ボーカルすらも前2曲に比べると少なめで
男性クリーンも光る。
バンドサウンドは一気にアグレッシブに。

4.Reach and Believe
今度は一気に速曲。
こういうPUNKを彷彿とさせるドラミング好きなんだよね。
この曲、ライブで左回りしてーよ
ボーカルをフェードさせてギターとピアノで締める展開も○

5.A Letter to Someone in Need
リリックビデオになってた曲。
リード曲かな?
男性クリーン、女性ボーカル、スクリームのバランスが良いな。
つか、前回のIf I Were You と同じく
クリーンのスクリームのバランスが超絶良い。

6.The Voice of Christ
お次はメタリックなギターイントロときたよ。
つか全体通して、ギターがメタルっぽい。
ラスト前の間奏とかマジ臭い笑
なんだろ、メロデスっぽい。
ちょっとだけIn Flames が浮かんだわ。


7.I Found You  (Featuring Randy Pasquarella)
久々に女性ボーカルが顔出したなってイメージ。
むしろ、この曲はほぼメインボーカルだな。
女性ボーカルのバックにスクリームが良い。

8.Hi My Name Is April and You're a Fool
今度はハードコア色強い。
女性ボーカルで差別化はかってるだけじゃなく
曲の幅がホント広いな。
オマケに中間にはダンスビートまでありやがる。
どうなってんだこのバンド(褒め言葉

9.He Is Gain
続けてコア色強めな曲。
バスドラ連打がマジで心地良いぞ。
音がコア色強くても、女性&男性クリーンでうまく中和されてんだよなぁ。
曲の終わり的に、これがアルバムのラストでも良かった。

10.The Picture Is Not Always Perfect (Featuring Randy Pasquarella)
女性と男性クリーンの掛け合いが良い。
スクリームもかなり抑え目で、クリーンで押す曲。
そのせいか、攻撃的なサウンドすらも
どこか曲全体にクリーンなイメージが漂いつつある。

11.Nothing to Lose
再びPUNKSノリなイントロ
here we go! のシンガロングと共に
駆け出したくなるような疾走間が心地好い。
シンガロング部分がちょいちょいあって
EASYCORE寄りな現代POP PUNK的な雰囲気を醸し出す。



この手のジャンルに限らず

やはり女性ボーカルってのは

大半の男性ボーカルが占める割合からすると希少なので

新鮮、というか良い意味で他と違いが出せて良い。


ちなみに

こういったヘヴィなサウンドでの女性ボーカルのバンドって…

Eyes Set To Kill
Flyleaf
In This Moment
Arch Enemy

などなど。

にも関わらず、かなり(曲が)クリーンなイメージなのは

DTDが唯一なんじゃないでしょうか。


でもって

曲毎のとこでも触れたけど

触れ幅が広くて

1枚、通しで聴いてても飽きないよな。

ポスコア、メタル、ポップパンク、メロデス、イージーコア

ジャンルの一貫性って大事だけど

こうやって色んな要素を詰め込んでくれてると

1枚のアルバムで色んな聴き方、楽しみ方ができて良いな。


とりあえずこのレビュー

通しで1回聴いただけの感想ですんで

聴き込んでいく度に、印象は変わったり変わらなかったり。

実際、前回のIf I Were You の記事 でも

"This Safe Heaven Is Ours" に続いて

そこまで注目してなかった"Wake Up" が

かなりのハマりっぷりを見せてるので。


ともかく

If I Were You もクリーンとスクリームのバランスが半端なく良く

1枚の名盤っぷりも申し分ないポスコアバンドだったけど

それに負けずとも劣らないDiamonds To Dust

かなりの良盤でした。

中旬にはMy Kite

Outline In Color も新譜制作中らしいし

今年もGO WITH MEさんからのリリースは期待&要注目っすな。


拙いこんなレビューを読んで

もし気になった方がいれば

今日が発売日なので

是非とも、お近くのCDショップに足を運んでみてください。



Diamonds To Dust "Faith Through Trials"

GOME-41 \1,852(税抜)

01.Ashes to Ashes (Featuring Randy Pasquarella)
02.False Identity
03.The Straight and Narrow
04.Reach and Believe
05.A Letter to Someone in Need
06.The Voice of Christ
07.I Found You  (Featuring Randy Pasquarella)
08.Hi My Name Is April and You're a Fool
09.He Is Gain
10.The Picture Is Not Always Perfect (Featuring Randy Pasquarella)
11.Nothing to Lose