石油輸送列車は、中身の内訳が以前より気になっていました。
そこで今回は、過去の写真から現品添付の「臨時専用種別」札の有無を基に、供給元・供給先毎で内訳を羅列し、傾向を考察する事にしました。

(参考)臨時専用種別
・ 供給元の考察範囲
当初は組成が単純な根岸だけのイメージでしたが、ついでに川崎と千葉も記録出来ている範囲で纏める事にしました。
・ 抽出データの選出時期
通常時の傾向を掴みたい為、臨貨を除き、なるべく閑散期から選出しています。
・ 列車番号のペア組み(実入り~返空)
番号が近い物どうしがペアかと思いますが、可能な範囲で車番の照合など調査を行い、確証が極力持てる物で組んでいます。
・ 内容物の判断基準
臨時専用種別の札が有る車両 → 石油類(軽油 or 灯油)
臨時専用種別の札が無い車両 → ガソリン
※ 臨時専用種別の札が逆さに差さっている物(=日付も空白)は無効と判断
① 供給元・根岸

供給先毎のペア組み(赤文字の列番は記録無し)
・ 八王子発着分


8097列車(根岸~八王子)
8092列車(八王子~根岸) ※当日発・8097列車分の返空


85列車(根岸~八王子)
84列車(八王子~根岸) ※当日発・85列車分の返空


87列車(根岸~八王子)
86列車(八王子~根岸)※前日発・87列車分の返空
・ 竜王発着分


81列車(根岸~竜王)
80列車(竜王~根岸) ※当日発・81列車の一部+前日発・83列車の返空

83列車(根岸~竜王)
82列車(竜王~根岸) ※当日発・81列車の残り全て返空、記録無し
・ 坂城発着分

5463列車(根岸~坂城)
5462列車(坂城~根岸) ※前日発・5463列車分の返空?(推測、記録無し)
・ 倉賀野発着分


3093列車(根岸~倉賀野)
3092列車(倉賀野~根岸) ※当日発・3093列車分の返空?(推測)
3091~3090のペアは確証が有るので、このペアは消去法で。
間合いが3時間しかないのが気になりますが。。


3091列車(根岸~倉賀野)
3090列車(倉賀野~根岸) ※前日発・3091列車分の返空

8777列車(根岸~倉賀野) 記録無し
8760列車(倉賀野~根岸) ※前日発・8777列車分の返空?(推測)
これまた消去法で8777しか選択肢が無いですが、合っているんだろうか?
・ 宇都宮タ発着分


4091列車(根岸~宇都宮タ)
5560列車(宇都宮タ~根岸) ※当日発・4091列車分の返空(推測)
5560の根岸着は翌日(マルヨ運用)

8571列車(根岸~宇都宮タ)
8572列車(宇都宮タ~根岸) ※前日発・8571列車分の返空(推測、記録無し)

8569列車(根岸~宇都宮タ) 記録無し
8584列車(宇都宮タ~根岸) ※前日発・8569列車分の返空(推測)
一部例外は有りますが、ガソリンの車両を挟む事で、恐らく軽油と灯油を区別しているんだろうなぁ…という事が判りました。
② 供給元・川崎(浮島町)

供給先毎のペア組み(赤文字の列番は記録無し)
・ 八王子発着分


8461列車(川崎貨物~八王子)
8460列車(八王子~川崎貨物) ※当日発・8461列車分の返空
8461列車内訳
浜五井分 → 5972列車からの継走
根岸分 → 5692列車からの継走?
8460列車内訳
浜五井分 → 5971列車へ継走
根岸分 → 5681列車へ継走?
ガソリンは浜五井発と根岸発で分けている…と考えるのが妥当でしょうか?
石油類は恐らく軽油の一種類ではないかと推測。


(参考)2023/02/04 8461列車
1両目/16両編成 タキ1000-756(JOT・根岸常備)
根岸~八王子 品目=石油類


(参考)2023/02/04 8461列車
6両目/16両編成 タキ1000-148(JOT・根岸常備)
根岸~八王子 品目=ガソリン
この時は根岸分が6両(石油類2両・ガソリン4両)でした。
区別の為なのか、票が石油類と若干違うんですね、今更ながら初めて気付きました。


(参考)2023/02/04 8461列車
8両目/16両編成 タキ243726(OT・宇都宮タ常備)
浜五井~八王子 品目:揮発油(ガソリン)
最後部は停車位置が遠くて確認出来ず。。
石油類の品目欄に詳細が表示されていれば、もう少し紐解けそうな気がします。
・ 南松本発着分

5461列車(川崎貨物~南松本) 記録無し
5460列車(南松本~川崎貨物) ※前日発・5461列車分の返空(推測)
ガソリンを挟んで区別しているパターンでした。
・ 倉賀野発着分

5761列車(川崎貨物~倉賀野) 記録無し
4074列車(倉賀野~川崎貨物) ※前日発・5761列車分の返空(推測)
これはゴチャゴチャでよく判らず。。

8763列車(川崎貨物~倉賀野)
8762列車(倉賀野~川崎貨物) ※前日発・8763列車分の返空(推測・記録無し)
これもよく判らず。。


8765列車(川崎貨物~倉賀野)
8764列車(倉賀野~川崎貨物) ※前日発・8765列車分の返空
列車自体は東京タ~倉賀野の往復ですが、タキの運用区間を記載しています。
倉賀野発着分で、この列車だけ法則が掴めそうな組成でした。
石油類は一種類、と解釈するのが自然でしょうか。
・ 宇都宮タ発着分


5581列車(川崎貨物~宇都宮タ)
5582列車(宇都宮タ~川崎貨物) ※前日発・5581列車分の返空
これまたよく判らず。。


8583列車(川崎貨物~宇都宮タ)
8586列車(宇都宮タ~川崎貨物) ※前日発・8583列車分の返空
実際のオペレーションを見る機会が有れば、何でここまで混在して大丈夫なのか、納得が出来そうな?
・ 郡山発着分

8073列車(川崎貨物~郡山) 記録無し
8072列車(郡山~川崎貨物) ※前日発・8073列車分の返空(推測)
石油類が二種類と考えるのが妥当でしょうか。
・ 千葉貨物発着分

5971列車(川崎貨物~千葉貨物)
5972列車(千葉貨物~川崎貨物)
5971は返空、5972は実入り、この列車は各地のおまとめ便ですね。
③ 供給元・千葉(浜五井・甲子)

供給先毎のペア組み(赤文字の列番は記録無し)
・ 南松本発着分

2081列車(千葉貨物~南松本) 記録無し
2080列車(南松本~千葉貨物) ※前日発・2081列車の返空(推測)
ガソリンを挟んで、分類しているオーソドックスな?パターン。
・ 倉賀野発着分

8883列車(千葉貨物~倉賀野)
8884列車(倉賀野~千葉貨物) 記録無し ※当日発・8883列車の返空(推測)
これも同じような分類でしょうか。
・ 郡山発着分

1071列車(千葉貨物~郡山) 記録無し
1070列車(郡山~千葉貨物) ※前日発・1071列車の返空(推測)
うち3車は重油の輸送、どうやら指定枠っぽいですね。


8179列車(千葉貨物~郡山)
8178列車(郡山~千葉貨物) ※前日発・8179列車の返空
郡山向けは、二往復共にガソリンの輸送はしていない模様です。
・ 宇都宮タ発着分

8681列車(千葉貨物~宇都宮タ)
8680列車(宇都宮タ~千葉貨物) 記録無し ※当日発・8681列車の返空(推測)

8685列車(千葉貨物~宇都宮タ)
8684列車(宇都宮タ~千葉貨物) 記録無し ※当日発・8685列車の返空(推測)
宇タ分はゴチャゴチャですね。。
一部、重油も有りましたが、郡山とは違って法則が無いような?
④ まとめ
一部例外も有りましたが、全体を通して見た雑感としては、軽油と灯油を区別する為に、ガソリンを挟んだ組成になっている事が判りました。
その傾向は、根岸運用に強く出ており、逆に川崎・千葉運用は混在したケースが多々見受けられたので、オペレーションがどうなっているのか気になるところです。
見学会みたいな物が有ったら、一度参加してみたいなぁ。。
今回は以上です。