大峯奥駆道は吉野と熊野を結ぶ山々の修行の道。
修験道(しゅげんどう)の開祖「役の行者(えんのぎょうじゃ)」によってひらかれた。
その距離90kmあまり。
「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産にも登録されている。
大峯奥駆道はその参詣道のひとつ。
山岳信仰をするものにとってはまさに聖地。
「いつか行ってみたい」
ずっと思っていた。
縦走するとなると、それなりに日数がかかる。(一般的には6日間)
なかなかその機会がなかった。
そこへ今年の10連休。
思わぬチャンスがやってきた。
「これは行くしかない」
令和元年の初日(2019年5月1日)、大きなザックを背負って奈良へと向かった。
一日目(2019年5月1日)
午前7時39分発の新幹線に乗って京都へ。
そこから近鉄特急に乗り換えて吉野へと向かう。
今回のルートは、吉野から熊野に向かう逆峯(ぎゃくふ)。
(熊野から吉野は「順峯(じゅんぷ)」)
吉野駅には午前11時30分頃到着。
天気は雨。
「予報ではこれから良くなるはず」
レインウェアを着て、「いざ出発」
まずは舗装道を登って金峯山寺へ行く。
ここの蔵王堂の本尊は秘仏。
ところが、ちょうど特別公開されており、蔵王権現立像三体を拝観することができた。
まずはその大きさと表情に圧倒された。
三体は、弥勒菩薩、釈迦如来、千手観音の姿。
未来、過去、現世にわたる仏様。
もっとゆっくりとしていたかったけれども出発することに。
これから修行の道に入る気持ちに切り替わった。
舗装された道も金峰神社まで。
ここからは登山道になる。
雨は弱まるどころか、どんどんと激しくなってきた。

久しぶりの縦走山行。
「ザックが重い・・・」
当初の計画は3泊4日。
その分の食料、水、テントなどの装備を詰め込んでいる。
計量はしていないが、ゆうに12kg以上はあると思う。
ゆっくりと一歩一歩進む。
四寸岩山で休憩。
おにぎりを食べる。
ここからは下り基調。
やがて最初の小屋である「足摺小屋」に到着。
時刻は午後3時30分を過ぎている。
「予定通り、もう少し頑張ろう」
午後4時10分頃、「二蔵宿小屋」に到着。
すでに8名ほどの登山者がいた。
外は雨なので、できることならテント泊は避けたい。
スペースを空けてもらって小屋に泊まった。
距離:約12km
所要時間:4時間20分(CTx 0.75)
(つづく)
まだ疲れが残っている
↓
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