<これまで>
大峯奥駆道縦走(1)
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二日目(2019年5月2日)
午前4時起床。
他の人もだいたい同じ時間に起きていた。
朝食はアルファ米にレトルトカレーをかけたもの。
がっつりと食べて今日の縦走に備える。
午前5時頃、小屋を出発。
空は少し明るくなってきている。
雨は止んでいた。
けれども朝モヤがかかっており、見通しは良くない。
しかも登山道はぐちゃぐちゃ。
履き替えた靴下もすぐに濡れてしまった。
「これも修行」
そう思いながら淡々と進む。
しばらくして「五番関」に到着。
女人結界門のあるところ。
ここから先は現在も女性の入山が規制されている。
いろいろと意見があるのは分かる。
ここではあえて書かず。
その大峰山(山上ケ岳)を目指す。
ブナの森を歩く。
こまかいアップダウンを繰り返しながら登っていく。
洞辻茶屋で休憩。
パンを食べる。
クサリ場や険しい登山道も現れてくる。
山上ケ岳(標高1,719m)
このあたりから天気が急回復。
青空が見えてきた。
当然、テンションも上がってくる。
女人結界門(南)を通過して大普賢岳を目指す。
奥深い山の中だけれども登山者はそれなりにいる。
「さすが今年のゴールデンウイーク」
そして大普賢岳に登頂(標高1,780m)
「うお~、絶景かな」
「これぞ縦走の醍醐味」
しばらく山頂で景色を楽しんだのち下る。
「まだ先は長い」
クサリ場や険しい登山道が続く。
思った以上に進むのに時間がかかる。
「七曜岳」を経て「行者還岳」を進む。
行者還避難小屋の近くに水場があった。
大峯奥駆道では「水」の確保に要注意。
この時も水を十分に補給した。
山行を通じて、常に水2リットルは持っていたと思う。
このあたりで昼食。
カップ麺を食べた。
ホットコーヒーを飲んで一息つく。
決して遅いペースではないけれども予定より遅れ気味。
先へと進む。
しばらくは変化に富んだ尾根道を歩く。
立ち止まって見渡すと尾根から絶景が見える。
前の方に大きな山が見えてきた。
「あれが弥山かな?」
「まだまだ遠いなあ」

「行者出合」を過ぎたあたりから登山者が増えてくる。
多くの登山者が行者還トンネルから登るため。
時刻は午後3時過ぎ。
弥山、八経ヶ岳から下山する人と多くすれ違った。
この日はすでに10時間以上、行動している(休憩時間含む)
「さすがに疲れてきた・・・」
弥山がなかなか近づいてこない。
登りが結構きつい。
「山頂はまだかぁ」
なんども頭の中でつぶやく。
そして弥山に登頂(標高1,895m)
おもわずベンチに座り込む。
時刻はちょうど午後4時。
山行計画に余裕があれば本日の宿泊地。
すでに弥山小屋のまわりには多くのテントが張られていた。
小屋の中もいっぱいだろう。
とりあえず休憩をとった。
(つづく)












