レース当日(11/3)、午前0時40分過ぎに起床。
身支度を済ませて近くの宿にある食堂で朝ごはんを食べる。
なるべく刺激のあるものは避けたかったので、お粥とゆで卵のみ。
そのあと大会バスに乗って会場へと向かう。
会場には午前2時頃到着。
まずは装備品のチェック。
装備品のチェックは通常、受付時とスタート時の2回行われる。
自分たちは受付をしなかったので、ここで始めて装備品のチェックを受ける。
指定されたものだけを取り出す。
特に問題なし。
事前の話しでは、スマホにGPXデータとアプリが入っていないとダメだと聞いていた。
バーコードをスキャンしてチェックイン完了。
あとは午前3時のスタートを待つのみ。
さすがに外は寒かった。
「4,000m以上はどのくらいなのだろう」
やっぱり気になる。
必須装備では「防寒着」となっていたが、
フリースとライトダウンジャケットの2着を詰め込んでいた。
手袋は通常のものと防寒手袋の2組を所持。
そうこうしているうちに選手も集まってきた。
そして午前3時、60kmカテゴリのレースがスタートした。
関門時間などの情報は出発の2日前に入手。
なので今回はペース計画を立てる時間もなかった。
ざっと見る限り、
「スタートから、ガァーとコース最高地点まで登ってガァーと下りる」
「そのあとは比較的フラットなコースを走って、最後にひと山越える」
そんなイメージだった。
エイドは8ケ所、それぞれに関門時間が設定されている。
トータル61.2kmで18時間。
累積標高3,280m。
数字だけみれば問題なく完走できるレベルだ。
「最初の7.7kmで1時間50分もかからないだろう」
そう思っていた。
スタートしてトレッキングコース入口まで走る。
気のせいか、それほど息が上がらない。
「身体が順応してきたか?」
ほどなくして前の選手が歩き出したので、それに続くように歩くことにした。
「まずは身体をならして、リズムをつくらないと」
(つづく)
眠気がとれない
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