「神々の遊ぶ庭」のトレッキング前日、「第3回大雪山ウルトラトレイル」 に参加した。
エントリーしたカテゴリは「80km」。
累積標高は3,403m。
制限時間は15時間。
結果として完走はしたものの、自分としては「失敗レース」となった。
原因は油断というか「驕り」。
いつものようにレース計画、シミュレーションすることなく、準備不十分のまま参加してしまった。
それどころか、「観光気分で楽しく走ろう」とさえ思っていた。
何を根拠にそんなふうに思っていたのか・・・。
正直なところ、「気が抜けていた」のだと思う。
実際、1ケ月前のAndorra Ultra Trail以来、ほとんど走っていない。
筋トレなどの練習もしていなければ、食事制限もしていない。
ほぼ毎日飲んでいた。
それでも「今までの貯金で走れるだろう」という甘さがあった。
これも経験ということで忘備録的に書いておきたい。
スタートは午前4時。
うっすらと空が明るくなってくる頃でヘッドライトは不要だった。
80kmの出走者は200人弱。
そのうち北海道外からの参加者は20%ぐらい。
天気は曇りときどき雨。
景色は望めそうにない状況でスタート。
スタートしてびっくりした。
自分が思うよりも全然走れないことに・・・。
すぐに息があがる。 まだ山を登っていないのに。
最初は起伏が大きくない。 舗装道、林道、草原を走る。
当然歩くようなコースではなく、走ることになる。
トレイルレースなので、いつものように足首はテーピングでがっちりと固定していた。
これが裏目に出た。
普段のJOGペースよりも遅い。
それでも走り続けなければいけないわけで、結構しんどかった。
ときおり開けた草原に出る。
山とは違って、これも北海道らしい景色。
18km地点の第1エイド、
25km地点の第2エイド、
33.5km地点の第3エイド
48km地点の第4エイドを通過。
もちろん関門時間など事前チェックしていない。
第一関門は54.5km地点の第5エイド。
関門時間は8時間。
余裕かと思いきや、通過したのはスタートしてから7時間30分。
思ったよりも余裕がない。
ここまで山らしいところに登っていないとはいえ、上り下りの標高差は300m以上あるコース。
そんなトレイルを8時間で約50km。
よくよく頭で計算してみると、けっして楽じゃない・・・。
6km先の次の関門は1時間後。
そこからは写真を撮ることもなく、上りの林道もこまめに走った。
60.5km地点の第6エイドに着いたのは制限時間15分前。
なによりも、
「登山口まで60km以上走るトレイルレースって・・・」
その気持ちの方が大きかった。
もうすでに疲れている。
エイドでは、ぎりぎりまで休憩して出発。
スタッフには「ここからの登りでがんばらないと間に合わないぞ」と言われる。
稜線に出る前にリタイアすることなど考えられない。
「こっからがレース」
という気持ちで登山口に入った。
なんてことはない。
登る足と走る足は別だった。
あっけなく「平山稜線分岐」に到着。
ここからしばらくは歩行区間。(走行禁止)
国立公園の特別保全区域なのだろうか?
どんなに早く進んでも「30分」タイムが加算される。(大会ルール)
予想どおり、稜線からの景色はほとんど見えなかった。
「う~ん、残念」
ときどきガスが「スッと」消えて稜線が見える程度。
ここが北海道と言われなければ分からない。
もうここまでくれば完走は間違いない。
山岳区間にくればこっちのもの。
ところが最後の「有明山」、「天狗岳」で苦戦する。
雨の影響でトレイルがぬかるんでおり、凄いことになっている。
「この急斜面、どうやって登るの?」
「この急斜面、どやって下りるの?」
そんな感じ・・・。
トレランポールがあれば少しはマシだったかもしれない。
最後はなりふり構わず、泥だらけになってゴール。
何度すべって転んだことか・・・。
ザックのファスナーは泥が詰まって破損、穴も開いてしまった。
UTMB、UTMFで共にした愛用のザックはこのレースが最後となってしまった。
ゴール後は層雲峡のホテルへ。
温泉がことのほか気持ちよかった。
大会関係者の皆さま方、ありがとうございました。
今度は登山口からスタートするカテゴリにエントリーします(^-^;
完走率は70.3%
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