(前回からのつづき)
A6水ケ塚公園を出発するころにはすっかり明るくなっていた。
まずはスキー場のゲレンデを下る。
ゲレンデを下るのは苦手。
ほぼ直線的に下りるので膝が痛くなるからだ。
おそるおそる、ゆっくりと走る。
そのあとは細かいアップダウンを繰り返しながら下っていくトレイル。
森の中という感じなので景色はほとんど見えない。
このあたりは時間的にも眠かった。
気持ちは
「とりあえず、こどもの国に行ってゆっくりしたい」
との思いで走っていた。
やがて林道に出てきた。
そこから、こどもの国はそう遠くはない。
たしか2年前はこどもの国に入ってからもかなり奥の方まで走った記憶がある。
今回は入口から近いところにエイドがあったのでホッとした。
A7富士山こどもの国 15:53 (1:50) 80.5km
この区間は予定よりも30分ほど速かった。
その甲斐もあって、二十曲峠での遅れも取り戻した。
タイムは16時間の予定に対して15時間53分。
ほぼ予定どおり。
ドロップバッグを受け取り、いろいろと中身を取り出す。
乾電池の交換、補給食・ジェルの追加など。
ここでは、ご飯が食べたかったのでアルファ米のドライカレーを持ってきていた。
熱湯を入れて15分。
待ちきれずに10分過ぎで食べてしまったが問題なし。
この日も天気は快晴。
ホント、富士山が綺麗に見える。
モバイルバッテリーで携帯を充電しながら、いろいろとチェック。
三升さんたちとも一緒だったので話しをしたりする。
つかの間の休息を楽しんだ。
トイレで用を済まし、富士のお茶も飲んですっきり。
41分以上滞在したのちに出発した。
ここからしばらくは林道など走れる区間。
タイムを狙うならここはしっかりと走る必要がある。
自分はあらかじめ余裕をもったペース計画を立てていたこともあり終始マイペース。
まあ、歩いたり走ったりという感じ。
なので抜かれることの方が多かった。
それでも粟倉には予定よりも速く到着。
W1粟倉 18:46 (2:11) 94.9km
ここはウォーターエイド。水を補給した程度ですぐに出発。
ここから先は送電線エリア。
陽射しを遮るものがなく暑い。
こまかいアップダウンがなんともいやらしい。
ちょうど似たようなペースで進むグループがいたので、それに付いていく。
やっぱりグループで進むと楽である。
このまま西富士中学校まで続けばよかったのだけど、次第にバラバラになった。
すでに100km近く走ってきている。
当然、人によって疲労度もまちまち。
誰も自分が先頭に立ってひっぱっていこうとは思わない。
ロードに出てからが結構長かった。
やっとという感じで西富士中学校に到着。
A8西富士中学校 20:39 (1:53) 104.4km
ここもにぎやかなエイド。
プライベートサポートの人も多い。
羨ましく思いながらその脇をすり抜けて日陰に腰を下ろす。
富士宮やきそばを食べながら休憩。
予定ではここで2時間の仮眠/休憩。
眠いことは眠いけれども我慢できないほどではない。
それに脚の疲労具合も思ったほどではない。
ここまでのペースメイクがうまくいっているようだ。
「明るいうちに天子山地を越えた方がいいよ」
そんなアドバイスを思い出す。
「確かにそうかも」
急きょ予定を変更して、ここでは休憩だけすることにした。
それでも15分ほど横にはなった。
そのあと、トイレで用を済まし、温かいコーヒーを飲んで出発。
ここで飲んだコーヒーは美味しかった。
この先しばらく給水はないので、水はフル補給。
A8西富士中学校での滞在は41分ほど。
「さあ、いよいよ天子に行きますか」
ひらきなおった気分のせいか、テンションは高かった。
(つづく)
明日(5/5)は山中湖きららへ
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