スタートしてしばらくは、「斑尾山」の中腹をぐるっと回るようなコース。
登り坂は当然、歩く。
・・・というよりも走れる勾配ではない。
まだスタート直後なので人の列ができている。
だけど渋滞という感じではない。
それぞれが、それぞれのペースで登って行く。
下から見上げると勾配のきつさは分かりにくいが、振り返って見るとよく分かる。
登り終わった後は傾斜の少ない林道を走る。
山の朝はホントに気持ちがいい。
ひんやりとした空気が、ピリっと気持ちを引き締めてくれる。
太陽も徐々に上りはじめている。
今日は暑くなりそうだ。
走りに自信がある人はどんどんと先に進む。
そのため5kmを過ぎる頃には、だいぶ人の列もばらけてきた。
僕はJOGペースで走る。
しばらくして、「10km地点」の看板を通過。
周りにいた人は誰一人として言葉にはしなかったが、みんな
「あと100kmかぁ」
と思ったに違いない。
スタート前、トイレ渋滞で用を足すことができなかったので、この付近にあった公衆トイレに
立寄った。
すっきりして走っていると、いきなり景色の良いところに、「バーン」と出た。
「野尻湖」がきれいに見える。
そしてその向こうには「黒姫山」も見える。
これからあの山の向こう側まで行くんだ。
去年よりも天気が良いので景色もきれいだ。
ここで他のランナーさんとお互いに写真を撮りあう。 しばし写真タイム。
下り坂を下りていくと、最初のエイドステーション「1A」があった。
ここには、「水、ムサシ、パワーバー、バナナ、ポテトチップス、飴、塩」が用意されていた。
水、パワーバー、バナナを頂く。
ここまで水はあまり飲んでいなかったので、ハイドレーションの水は補給せずに先に進んだ。
ここでの休憩時間は2~3分ぐらいだと思う。
1A (18.5km) 2:06'55 2:06'55
ペース計画では、2:10'00 2:10'00
ほぼ予定どおりだ。
「よしよし」
ここから斑尾山頂に向けて登山道に入る。
エイドステーションの直後ということもあって、それほどキツく感じない。
もっとも、この時点でキツく感じるようではこの先が思いやられるのだが・・・。
途中、景色の良いところにたどり着いた。
しかしここは山頂ではなく、偽ピーク。
事前にコースガイダンスで聞いていたので落胆することなく、写真を撮って先に進む。
ほどなくしてピークに到着。
そこからは「2A」に向けてゲレンデを下るだけ。
あまり飛ばしすぎると足を使いきってしまうので、なるべく自重しながら走る。
そして声援に出迎えられて2Aに到着。
ここには、1Aでの補給物資に加えて、「チョコレート、巨峰、ふかしジャガイモ」があった。
まずはコーラをガブ飲み。 2杯ほど飲む。
その後は、巨峰をひたすら食べた。
これがおいしくておいしくて・・・。
「やめられない、とまらない・・・」
エイドの奥の建物にあるトイレに立寄った。
そしてエイドでハイドレーションに水を足してから出発した。
ここでの休憩時間は5分ぐらい。
2A(23.9km) 1:03'23 3:10'18
ペース計画では、1:00'00 3:10'00
ここまでは、ほとんど計画どおりだ。
「イイ感じ」
ここからは、斑尾高原の極上のトレイルが続く。
トレイルは、「ふかふか」。
すでに25km近く走っているのだが、気持ちよく走れる。
立ち止まりたくない気持ちも大きく、この区間はあまり写真をとらなかった。
途中の「袴岳」を越え、その後はひたすら下り。
ついつい飛ばしてしまいそうだったが、ここでも押さえ気味に走る。
何人もの人に抜かれまくったが、そこは慌てない。
あくまで自分のペースで進む。
斑尾高原エリアから妙高高原エリアへと移る。
そして去年とは微妙に違うコースをたどり、「3A」に到着。
ここのエイドはなんと言っても、「冷やしトマト」だ。
昨年も美味しかったのをよく憶えている。
冷やしトマトを食べた後も座り込んで、バナナ、パワーバー、饅頭を食べる。
コーラはもちろん2杯飲む。
ハイドレーションに水を足し、頭にも水をかぶって出発。
3A(38.5km) 2:08'17 5:18'35
ペース計画では、2:00'00 5:10'00
ちょっと3Aでの休憩が長すぎたか?
5分以上は休んでいたと思う。
それともペースが落ちてきているのか?
いずれにしても、まだ気にするほどではない。
足は疲れてきてはいるけれども、気持ちが充実しているので、まだまだいける。
「さあ、4Aに向けて行くぞ」
昨年は思いっきり歩いてしまった区間だ。
特に関川沿いは、ハイキング状態だった。
今年はゆっくりでも走ろうと決めていた。
「うっ、走れない・・・」
走ろうとすると、お腹が、「たっぷん、たっぷん」して気持ちが悪くなる。
「3Aでちょっと食べ過ぎた・・・」
自分で、「ここがポイント」と思っていたところをあっけなく歩き出す。
当然、走っている人には次々と抜かれる。
それにしても暑い。
陽射しをさえぎるものが何もない。
気温もどんどん高くなっているに違いない。
ついさっき、ゆっくりと走り抜いて行った人が遠くに見える。
「ゆっくりでも走っていれば、もうあそこまで行けているんだなあ」
そう思うと、「走ろう」という気になり、走りだした。
幸い、腹の方も落ち着いたみたいだ。
途中の公園でトイレに立寄る。 ついでに水道の水を頭からかぶった。
そこから再びトコトコ歩き出す。
結局、登山道入口まで歩いてしまった。
(つづく)
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