OSJおんたけウルトラトレイル完走記(悶絶編) | Challengeな毎日

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感謝の気持ちを忘れずに、マラソン、トレイルランに励んでいます。
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あと少しで小エイドだ。


下り坂をおりてフラットなところに出たあたりであろうか?


足裏がジンジンするのを感じた。


「げっ、あの痛みだ・・・」 (足底筋膜炎)


けれども、それを受け入れたくなく、


「足裏が軽い炎症を起こしている」と思うようにした。


ここは無難に歩いて先に進み、小エイド(55km地点?)に到着。


この小エイドでリタイアを宣告しているランナーがいた。


どうやらエイドが撤収されるまでここにいることになるらしい。


「6時間も・・・」


そういえばリタイヤは収容バスではなく、軽トラの荷台だったりする。


ハイドレの水を補給して第二関門に向けて出発。


ここからは歩き続ける。


平坦なところも走れないのがもどかしい。


無理せず、完走ねらいにきりかえる。


60km地点通過。 8:43'26


このあたりは熊が出るらしい。


歩いているので熊鈴の音も寂しげだ。


しばらくすると登りが続く。


まだ歩く分には足裏の痛みも大丈夫だ。


淡々と歩く。


もう日もすっかり昇って陽射しが強くなってきた。


ジリジリとする。


景色を楽しみながらのトレッキングだ。


御嶽山がきれいに見える。


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「けど痛い・・・」


だんだんと、「リタイヤ」の文字が頭をよぎるようになってきた。


ここは無理をするレースではないのでリタイヤもありかと。


けれどリタイヤをすれば来年リベンジするのは目に見えている。


来年は富士山に登るつもりなので予定もくるってしまう。


景色は素晴らしいのだが、このコースを走るのはもういいという気持ちの方が大きい。


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「とりあえず第二関門まで行こう」


そして第二関門(71km) (制限時間13時間)に到着。


10:31'28


当初の目安が、10:30'00なのでタイムだけ見ればほぼ予定通り。


このまま行けば、15:30'00前後でゴールできる。


けれども予定とは足の状態が全然違う。


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ドロップバッグに預けていた荷物をガサガサしながらいろいろ考える。


隣で休んでいる人とも話しをする。


「もうここからなら残り全てを歩いても完走はできますよ」


とのこと。


「残りって、30km以上あるじゃん」 


2人して笑う。


「とりあえず歩こう」


ということで出発した。


もし去年のような悪天候だったら間違いなくここでリタイヤしたと思う。


歩いてでも完走を目指したのはこの景色があったからだと思う。


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視線を前方の山合いに向けると、そこを歩くランナーの姿が小さく小さく見える。


「あそこまで行くのか・・・」


逆に振り返ると、さっき通ってきた道を歩くランナーが小さく見える。


「みんな頑張っているんだな」


それにしても、ガレ場がすごい。


「だんだんガレ具合がひどくなってないか?」


話しには聞いていたが実際そこを歩くと大変だ。


天然エイドステーションと呼ばれる、「天然の沢」ではひたすら足裏をアイシングした。


冷たさで感覚がマヒするほど冷やした。


それでしばらくは楽に歩けるようになる。


第三関門までの区間が一番きつかったような気がする。


とにかく5kmが長い。


80km地点通過。 12:21'16


予定ではそろそろ第三関門を通過する時間だ。


まったく走れなくなったのでかなり遅れるようになった。


そこから50分ほどしてやっと第三関門(85km)に到着。


13:10'00ぐらい


ここの大エイドでは「そうめん」を食べた。


パワージェルも1個もらったがここでは食べず。


そしてシューズを脱いで、ブルーシートの上でしばし休憩。


思わず眠ってしまいそうになったので、ゴールを目指して出発することに。


「ここまで来たのだから歩いてでも完走しよう」


と腹を決めた。


相変わらず続くガレた上り下り。


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途中、引き返してくるランナーとすれ違う。


リタイヤするために第三関門地点まで戻るとのこと。


戻る道はさらにきつかったに違いない。


その一方で、さっそうと走っていくランナーもいる。


「どんな足裏しているんだろ」


故障なくマイペースでレース運びをする姿に感服する。


さらに5kmが長く感じる。


90km地点通過。 14:19'34


本来なら最後の下り区間は気持ちよく走るつもりだったのだが・・・。


まったく走れない。


むしろ上りの方が楽に感じる。


もう終盤は写真をとる気力もなくなっていた。


「早くゴールしたい」


最後の小エイドを通過。 


そして100km地点を通過。  16:16'14


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「100km地点通過って・・・」


長かった林道も終わり、後はゴールまで舗装道。


走ろうと思えば走れたかもしれないが、すでに気持ちで負けていた。


すたすたと歩く。


最後のゴールに向かって走っていくランナーに次々と抜かれる。


途中、言葉を交わした人からは、「最後、頑張りましょう」と声をかけられる。


ロングトレイルレースでは、選手同志のなんともいえない連帯感がある。


なんだか恥ずかしい気持ちになった。


それでもゴール近くになり、「ラストだぞ」と声をかけられてやっと走り出す。


複雑な気持ちでゴール。


16:48'27 (自己計測)


ゴール後は、トン汁を食べながらしばし休憩。


食べながら、


「やっぱりゴールしてよかった。ゴールできてよかった」


と思った。



どうもありがとうございました。



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