第11回北丹沢12時間山岳耐久レース~後編~ | Challengeな毎日

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感謝の気持ちを忘れずに、マラソン、トレイルランに励んでいます。
めざすは、UTMB!

第一関門を過ぎて再び山を登る。


去年はトレイルを下った後のこの登り坂で足の筋肉が「ピクピク」したのを思い出した。


「今年は平気だぞ」


そういえば、去年はコースの脇で休んでいるランナーを多く見かけたが今年は少ない。


それほど蒸し暑くもなく、時折心地よい風も吹いてくるので走りやすいのだろう。


足場は岩が多く、気をつけないと足をくじきそうだ。


試走の時は「犬越路」まで登ってしまったが、今回はちゃんとコース通りに走ることができ、
無事に犬越路トンネルにたどりついた。


ずいぶんとあっけない感じだ。


そしてここから第二関門までは、下りの林道。


もう歩いても第二関門は通過できそうだ。


ここは予定どおりマイペースで走る。 あまりバタバタと走っておりると、この後の登りで
疲れてしまうからだ。


このあたりでは、抜かれることも少なくなったが、抜くこともほとんどない。


途中、水が流れているところでは試走の時と同様に、頭から水をかぶる。


天気もよく、山の景色が綺麗だ。


デジカメで写真をとろうかとも思ったが、もう面倒になったので今回はとるのを諦めた。


だらだらと7kmほど走る。


橋を渡って、トンネルをくぐるともう少しで第二関門だ。


その手前にある給水所で一休み。


トイレ&給水&補給食をとる。


そして第二関門に到着。


4:49'00


関門制限時間まで1時間10分以上残しての通過だ。


もう関門はない。 自分からリタイヤしない限り完走はできる。


去年は足を踏み入れることができなかった姫次までのトレイルに入る。


足の方はまだまだ元気だ。


「もしかしたら試走のときよりも余力があるかも」


なのでここからはガンガン登る。


前を行くランナーを見つけては追いつき、追い越して行く。


いつも一人だとつらい登り坂も、目指す目標があると登りやすい。


しかも試走の時に、「登りきるまでの時間」を測っておいたので、「あと何分ぐらいか」と

分かるだけでも気分的に楽になる。


いっきに400mほどの高度をかけあがり、風巻ノ頭に到着する。


5:32'32


ここまでで31.8km。 姫次までの登りの半分といったところか。


給水&補給食をとって、再び休憩(^^;


3分ほどして出発。


ところどころで休んでいる人の姿も多くなってきた。 おにぎりを食べて昼食をとっている人もいる。


ランパン、ランシャツの軽装ランナーは寝転んでいる。


「大丈夫なのか?」


さっきよりは多少ペースが落ちたものの、ほぼノンストップで柚平山まで登る。


山頂では私設エイドの方から、コーラを1杯ごちそうになり、姫次へ向かう。


「ここまで沢山の飲み物を運んでくるだけでも大変だろうに・・・感謝!」


姫次まではすぐだ!


そして到着。


6:24'23


「よ~し、登り切ったぞ。あとは下りるだけだ」


水を飲んで一息いれたあと走りだす。


もう頭の中では完全にゴールまでのイメージができている。


もう足を使い切ってもゴールはできる。


残り9km


ここからのトレイルが一番気持ちよく走れる。


どんどんと進む。


あと怖いのは、ねん挫だけだ。


足をくじかないように、集中力を切らさないようにする。


そして平丸への分岐にたどりつく。 あと5kmだ。


少し急な下りになるけれども気にならない。


そして、今朝登ったトレイルをおりる。


平丸の登山口に到着。


いよいよゴールに近づいてきた。


ロードを少し走ったあと、最後の遊歩道に入る。


残り1km


「やったぞ、やったぞ」


まだ走り終わっていなかったが、そう思わずにはいられなかった。


思わずこみあげてくるものがある。


草むらを抜けた。


もうすぐゴールだ。 今年は拍手を受けてここに戻ってくることができた。


最後の直線を走りぬけ、左に曲がり、両手を上げてゴール!


「完走!」



ドリンクと完走証を受け取る。 


完走証には、44.24km 7時間15分台のタイムが印字されている。


しばらくは座り込んだ。


続々とランナーがゴールしてくる。


今年は気象条件もよかったので完走率は高いと思う。


僕の場合、去年が「DNF」だったから去年よりも強くなれたのかもしれない。


うどんの味も去年とは違った。



キャンプ場に移動し、川のせせらぎを聞きながら寝転んだ。


なんとも言えない心地よさだ。


初夏の山の緑が目に入る。


この達成感はなんとも言えない。


寝転んだまま、ガッツポーズを小さくとった。




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この大会に関わった全て方に感謝です。 そしてこの北丹沢の大自然にも感謝です。


どうもありがとうございました。