第1回道志村トレイルレース~後編~ | Challengeな毎日

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感謝の気持ちを忘れずに、マラソン、トレイルランに励んでいます。
めざすは、UTMB!

(前編からのつづき)


ここからは細かいアップダウンが続く。


普段、トレランを楽しむならすごくいいコースだ。


しかしこれは結構、足にこたえた・・・。


なんでもない登りもきつく感じてきた・・・。


後半に入ってからは、道を譲ることも多く、どんどんと遅くなっているのを実感。


「やばい。やはり前半とばしすぎた・・・」


ここで最後のパワージェルを食べる。


まだこの時点では、「貯金が50分以上もあるんだから大丈夫だろう」という気持ち。


弧釣山(1,379m)25.6km地点には、スタートから5:32'53で到着。


「どのくらい貯金を使ったんだろう?」、「あとどのくらいかかるんだ?」


気になったが、ここでも3分ほど休んだ。


何か食べたかったが、アスリートソルトしかない。


「ぜんぜん腹の足しにもならない・・・」


もうこの時間になると、雨の影響でトレイルもかなりひどい状態になっていた。


ぬかるみがひどい。


参ったのは、登り坂のぬかるみだ。


「いったいどこに足をかければいいんだぁ」


両脇にある、笹を両手でつかみながら滑らないように登る。


ただでさえ疲れているのに余計な力がはいる。


当然、下り坂では滑って転んだ。


思いっきり滑ったので、バッグまで泥だらけになった。


平らなところも、「ぐっちゃんぐっちゃん」だ。


もはや苦行に近い・・・。


それでも他のランナーはどんどんと走り去ってゆく。


違いは一目瞭然だ。


他のランナーは、「足」がしっかりとしている。


それだけ、今の僕には「足が残っていない」ということ。


ぬかるみでバランスを崩しやすくなったり、滑ったりするのもうなづける。


「トレイルでは誤魔化しがきかない・・・」


平坦なところでも走ることはできず、歩きだす。


やっとのことで城ケ尾峠29.1km地点に、スタートから6:27'53で到着する。


「第二関門制限時間まであと30分。 まだいけるのか? もうだめなのか?」


試走していないから全然分からない。


どちらにしろ、貯金の時間は全て使い果たしているだろうということはなんとなく
感じていた。


「あとは下るだけ」



登山口を抜けて林道に入った。


ここからは何も考えずに、足をばたばたさせて走るだけ。 気分がぐっと楽になった。


途中、「道志の森キャンプ場」の中を通り抜ける。


「ランナーが通りま~す」


スタッフが掛け声をかけると、キャンプに来た人たちが道をあけてくれる。


泥だらけの姿に憐れんでくれたのか、


「頑張れ~」


と多くの人が応援してくれた。


前後に他のランナーはいない。 ちょっと注目を浴びて嬉しかった(^^;


この時ばかりは、キロ5分台で走ったに違いない。


キャンプ場を抜けてからも、とりあえず走り続ける。


「もうそろそろ道の駅(第二関門)が見えるはず」


すると橋のところに


「チェックポイントまであと1km」という張り紙があった。


すかさず時計を見る。


6:56'09


「無理だあ」


この瞬間、完全に気持ちの糸が切れた。 そこからは歩きだす。


けれどチェックポイント手前にはスタッフもいたので、最後はジョグに近い感じで走った。


第二関門(33.65km地点)、スタートから7:04'35で到着。


関門制限時間(7時間)によりリタイヤ。


正直なところ、この時点では悔しさは感じなかった。


とりあえず終わって、「ホッ」としたという感じだった。


それは関門を過ぎてすぐにある鳥ノ胸山(1,207m)を登らずにすむと思ったからだろう。


スタッフの話だと、第二関門を通過したランナーは180人ほどらしい。


エントリー数がだいたい720人、出走者数が600人ほどとのことなので第二関門通過率は3割。


最終的な完走率も30%ぐらいになるのだろう。


「かなり厳しいレースだな」


そして収容バスにのってゴール地点にもどる。


とにかくお腹がすいたので、うどんを真っ先に受け取って食べる。


その食べている傍らでは、ランナーがゴールしてきている。


ゴールしたランナーは完走証を受け取っている。


その光景をみて、悔しさがじわじわと出てきた。


「来年は絶対に完走する!」


まだ雨が降る中、車にのって帰宅の路についた。




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  今回走った第二関門まで(^^;の高低図