何かに当たる衝撃が、
タカティスのドライバー'Sシートのちょうど真下から伝わった。
運転席側に設置の、
カップホルダーに入れていた全てのものが、
右から左へ受け流された。
最初の衝撃から、
1秒も経たずして、
二回目の衝撃は、
傾いたタカティスを、
通常の状態へ戻した。
(む…どうも説明し辛い)
①右折時に右斜め前にあった、横断歩道を守る(知らせる)用の縁石と反射板に気付かず、時速20キロで突っ込む。
②縁石に右フロントタイヤ当たる。
③跳ねる。(第一次衝撃)
④反射板に右側面当たる+擦る。
⑤縁石から右フロントタイヤ落ちる。(第二次衝撃)
路肩に停車し、
ギアをPにした。
何だかこのドアを開いてはいけない気がした。
窓の向こうは夜。
バスからみんな僕を見てる。
歩行者が振り替える。
通過する車は減速する。
スターだ。
街中の人が、
タカティス with 僕
の、
『合作』
に注目している。
…デビューしよう!
外は現実だった。
タイヤは、
パンク…
右フロントドアから後部ドアにかけて、
凹みと無数の傷。
その他、
フェンダーやバンパーへのスライディングタックル。
♪何でもないような事が♪
♪幸せだったと思う♪
♪何でもない夜の事♪
♪二度とは戻れない夜♪
ボーナス・・・とぶ。。。
とうとうこの話を解禁するトキが来た。
というか、
一部のヒト、
というか、
もう知れ渡っている?
タカティス
真夜中の![]()
惨事 ![]()
仕事は順調だった。
早出は慌ただしく時間が過ぎるが、
“センス”の良さで、ササっとこなし、(怒られるわ・・・)
夕方に帰宅した。
愛姪が床をコロコロと転がっていた。
両脇を抱えて抱いてやった。
笑った。
鼻くそが付いていた。
世界の平和を願った。
晩御飯を食べ、
22時のある約束の為に、
タカティスのドライバー’s シートに座った。
エンジンをかけた。
「ブロォロローン。」
「ん?何だって?」
「ブブブぅーン。」
「おうおう、そうかそうか。」
「ブーーーン。」
「そんなこと言ったって…。」
「ブンブンブーーン。」
「(笑)じゃ、出発するぞ!」
「プッップップゥ~。」
走りなれた道、
そして、
特に難しい道でもない。
単なる市街地を走る道。
右折の為に、
右折レーンで信号が変わるのを待っていた。
赤・・・・・・・・
それは停止を意味する。
その一色で、
全車をSTOPさせる。
このまま止まっていたかった・・・・・
嗚呼・・・・・・・・・
青の、、、
青の、、、
青のバカ。
ん?
緑か?
いや、青だろ。
緑言う人もおるしなぁ。
青緑の、、、
青緑の、、、
青緑のバカ。
信号が変わった。
タカティスと僕は、
右折した。 ・・・・・・・・・




