今日という日【7月4日】
■「不思議の国のアリス」刊行
1865年7月4日。
イギリスの数学者にして作家「チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン」が「ルイス・キャロル」の著名で「不思議の国のアリス」を出版。
白ウサギの縦穴を通り抜けて、人間の言葉をしゃべる動物や人間のようなトランプの札が住むファンタジーの世界へ落ち込んだ、アリスという名前の少女の物語が語られる。
「不思議の国のアリス」の原題の直訳は、「不思議の国でのアリスの冒険」となるが、日本では「不思議の国のアリス」の訳題で知られている。英語でも省略形である「Alice in Wonderland」の題名が使われる。日本語への最初の翻訳が行われたのは1908年になってからで、現在は50ヶ国以上の言語に翻訳されている。
本文には、ドジソンと友人たちに関わる逸話、イギリスの学童が暗記させられる授業を風刺した引喩などが数多く含まれている。不思議の国の論理で演じられる物語は、世界中の大勢の子ども達と、同じく大勢の大人達の間で親しまれてきた。現在は100版以上の版が存在し、無数の舞台化や映像化が行われている。
一説によれば、「聖書」の次に世界中で読まれている本である。
~ストーリー~
お姉さんと一緒のピクニックの間、アリスという名前の女の子は退屈しどおしです。外套に身をつつんで「遅れちまった!」とつぶやいている白ウサギに興味をひかれたアリスは、白ウサギを追いかけて穴の中に飛び込みます。アリスはパラドクスと不条理と非現実の、地下世界の夢の中へと落っこちてしまいます。白ウサギを追いかけようとしているうちに、アリスはいくつもの災難に出くわします。アリスは巨人のように大きくなったり、半分の身長に縮んでしまったり、アリスの涙で立ち往生した動物たちと出会ったり、白ウサギの家にはまり込んでしまったり、子ブタに変わる赤ん坊や消える猫を見つけたり、いつまでも終わらないお茶会に参加したり、人間そっくりのトランプの札とクロケーをしたり、海岸ではさらにグリフォンと代用海ガメたちに会ったり、タルトを盗んだと告発されたハートのジャックの裁判に加わったりします。そして最後に、アリスはお姉さんのいる木の下で目をさますのでした。
今日という日【7月3日】
■バック・トゥ・ザ・フューチャー劇場公開
1985年7月3日。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」がアメリカで劇場公開された(日本での公開は1985年12月7日)。
公開当時全米で「フューチャー現象」と呼ばれるブームが生まれるほど大ヒットした。同年のアカデミー賞では音響効果賞を受賞。
元々は第1作のみで完結するものとして制作されたが、1987年にビデオソフト化された際に、ラストシーンに「TO BE CONTINUED...」という劇場公開時にはなかったテロップが入れられた。このテロップの本意は、「マーティ達登場人物の人生の旅(冒険)はこれからも続く」という意味も含まれたジョークだったが、これを観た人たちによる続編制作希望の問い合わせが殺到したため、急遽シリーズ化された。主演の「マイケル・J・フォックス」も、テレビ放送された際にこのテロップを観て驚いた1人。
続編の製作が決まった際、当初は続編1作のみを製作する予定だったが、監督の「ロバート・ゼメキス」が共同脚本の「ボブ・ゲイル」と構想を練るうちに色々といいアイディアが出てきたため、それを約2時間の枠に収めると内容が半減してしまうことから、さらに続編を1本増やして3部作にすることに変更し、PART2、PART3の2作は同時進行で撮影された。1989年11月22日(アメリカ、日本版は12月9日)に劇場公開されたPART2を観た観客は、映画のエンディングにて、わずか半年後にPART3(アメリカ1990年5月25日、日本版7月6日)が公開されるという予告を観て度肝を抜かれたという。
序盤の1985年のシーンでは、「トヨタ」の「ハイラックス」が「マーティ」の憧れの車として登場し、巻末では「マーティ」の愛車として登場する。冒頭の「ドク」の家のラジオで「トヨタ」のCMが流れていたり、当時の最新型の「スープラ」や「ターセル」、「日産」の「フェアレディZ」、「ホンダ」の「シビック」などもシーンの至るところに登場する。「マーティ」が使用するギターは、「Ibanez」製、また同じバンドのドラムは「YAMAHA」製で、いずれも日本の楽器メーカー。
タイムマシンのテストの際、「マーティ」が撮影に使った「ドク」のビデオカメラは「日本ビクター」製で「JVC」の文字が確認できる。また、時間計測に使われたデジタルウォッチは、「ドク」の持っていたのが「セイコー」製、愛犬「アインシュタイン」が首から提げていたのは「シチズン」製。それぞれ「SEIKO」「CITIZEN」のロゴが確認できる。他にも「マーティ」の部屋のベッドの脇のデジタル時計は「パナソニック」製であったり、「デロリアン」を遠隔操作していたラジコンのプロポが「双葉電子工業」製であったりと、日本製品がいたるところで登場する。これは、制作に携わった「スティーヴン・スピルバーグ」が日本好きであることがおそらく影響している。
各地の「ユニバーサル・スタジオ」には、映画をもとにした「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」というアトラクションがあるが、本国アメリカの「ユニバーサル・スタジオ」では2007年3月限りで営業を終了している。