今日という日【7月3日】
■バック・トゥ・ザ・フューチャー劇場公開
1985年7月3日。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」がアメリカで劇場公開された(日本での公開は1985年12月7日)。
公開当時全米で「フューチャー現象」と呼ばれるブームが生まれるほど大ヒットした。同年のアカデミー賞では音響効果賞を受賞。
元々は第1作のみで完結するものとして制作されたが、1987年にビデオソフト化された際に、ラストシーンに「TO BE CONTINUED...」という劇場公開時にはなかったテロップが入れられた。このテロップの本意は、「マーティ達登場人物の人生の旅(冒険)はこれからも続く」という意味も含まれたジョークだったが、これを観た人たちによる続編制作希望の問い合わせが殺到したため、急遽シリーズ化された。主演の「マイケル・J・フォックス」も、テレビ放送された際にこのテロップを観て驚いた1人。
続編の製作が決まった際、当初は続編1作のみを製作する予定だったが、監督の「ロバート・ゼメキス」が共同脚本の「ボブ・ゲイル」と構想を練るうちに色々といいアイディアが出てきたため、それを約2時間の枠に収めると内容が半減してしまうことから、さらに続編を1本増やして3部作にすることに変更し、PART2、PART3の2作は同時進行で撮影された。1989年11月22日(アメリカ、日本版は12月9日)に劇場公開されたPART2を観た観客は、映画のエンディングにて、わずか半年後にPART3(アメリカ1990年5月25日、日本版7月6日)が公開されるという予告を観て度肝を抜かれたという。
序盤の1985年のシーンでは、「トヨタ」の「ハイラックス」が「マーティ」の憧れの車として登場し、巻末では「マーティ」の愛車として登場する。冒頭の「ドク」の家のラジオで「トヨタ」のCMが流れていたり、当時の最新型の「スープラ」や「ターセル」、「日産」の「フェアレディZ」、「ホンダ」の「シビック」などもシーンの至るところに登場する。「マーティ」が使用するギターは、「Ibanez」製、また同じバンドのドラムは「YAMAHA」製で、いずれも日本の楽器メーカー。
タイムマシンのテストの際、「マーティ」が撮影に使った「ドク」のビデオカメラは「日本ビクター」製で「JVC」の文字が確認できる。また、時間計測に使われたデジタルウォッチは、「ドク」の持っていたのが「セイコー」製、愛犬「アインシュタイン」が首から提げていたのは「シチズン」製。それぞれ「SEIKO」「CITIZEN」のロゴが確認できる。他にも「マーティ」の部屋のベッドの脇のデジタル時計は「パナソニック」製であったり、「デロリアン」を遠隔操作していたラジコンのプロポが「双葉電子工業」製であったりと、日本製品がいたるところで登場する。これは、制作に携わった「スティーヴン・スピルバーグ」が日本好きであることがおそらく影響している。
各地の「ユニバーサル・スタジオ」には、映画をもとにした「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」というアトラクションがあるが、本国アメリカの「ユニバーサル・スタジオ」では2007年3月限りで営業を終了している。