今日という日【11月28日】
■田中判決解散
1983年11月28日。
「田中判決解散」はこの日の衆議院解散の俗称。
1983年10月12日に東京地方裁判所で行われた「ロッキード事件」の第一審判決公判で元内閣総理大臣「田中 角栄」に対し懲役4年、追徴金5億円の実刑判決が言い渡された。無罪を主張していた田中は不退転の決意を示し、衆議院議員辞職を拒否、即日控訴を表明。
元首相の実刑判決に国会は紛糾。野党は田中への議員辞職勧告決議案の上程、採決を強硬に主張し、国会審議は空転。「福田 一」衆議院議長と「木村 睦男」参議院議長が連名で、政府提出の重要法案の審議を促進させることを野党に同意させた上で、衆議院解散をする斡旋案を提示。与野党がそれを受け入れたため、重要法案成立後に「中曽根内閣」が衆議院解散を決定した。
この解散を受け行われた第37回衆議院議員総選挙では、田中は新潟3区で自身最高の22万761票を獲得して1位当選を果たす。しかし、自民党は田中判決の逆風にあい、過半数割れとなった。自民党は政権を維持するために新自由クラブと連立政権(第二次中曽根内閣)を組むこととなり、1955年から28年続いた自民党単独政権が一旦終了した。
今日という日【11月27日】
■ノーベル賞制定記念日
1895年11月27日。
スウェーデンの化学者「アルフレッド・ノーベル」が、自分が「ダイナマイト」で得た財産を人類の平和に寄付するという遺言状を書いたことに由来。
世界的な賞である「ノーベル賞」は1901年に初めて授与式が行われた。物理学、化学、生理学・医学、文学、平和、経済学の六種類の分野で顕著な功績を残した人物に贈られる。
「アルフレッド・ノーベル」は遺言に、「私のすべての換金可能な財は、次の方法で処理されなくてはならない。私の遺言執行者が安全な有価証券に投資し継続される基金を設立し、その毎年の利子について、前年に人類のために最大たる貢献をした人々に分配されるものとする。」と残している。ノーベル自身がこの賞を設立したわけではなく、また「ノーベル賞」という名称を考案したわけでもない。
選考は「物理学賞」、「化学賞」、「経済学賞」の3部門についてはスウェーデン王立科学アカデミーが、「生理学・医学賞」はカロリンスカ研究所が、「平和賞」はノルウェー・ノーベル委員会が、「文学賞」はスウェーデン・アカデミーがそれぞれ行う。
授与式は、ノーベルの命日である12月10日に、「平和賞」を除く5部門はストックホルム(スウェーデン)のコンサートホール、「平和賞」はオスロ(ノルウェー)の市庁舎で行われ、受賞者には、賞金の小切手、賞状、メダルがそれぞれ贈られる。