瓦屋根のお宅で、白い色や灰色の硬い塊が落ちてくることがあります。
ときには黒っぽい色のものがあります。
屋根のどこかが壊れているのではないかなぁと心配になる方がいらっしゃいます。
これは漆喰と呼ぶものです。
屋根の棟と言って、三角形のてっぺんの部分の瓦を保護するためのものです。
写真の白いところが漆喰です。
これが落ちてしまうと何が起きるか
漆喰の奥にある「土」に雨や風が直接当たり、土が崩れてしまいます。
土が崩れると棟が崩れる心配があります。
このように書くと心配になる方がいらっしゃいますが、漆喰が少し剥がれたくらいで、棟が崩れることはありません。
慌てずに、屋根の職人さんを探して下さい
リフォーム店でも漆喰の詰め替えはやってくれますが、少々悪徳に近い方々は、地震に対して強くするために屋根を吹き替えましょうとか、余計な提案をしてきますね
漆喰も詰め替えれば変わら、屋根は大丈夫です。
地震に対して屋根を乗せ替える予算があるなら、壁の補強をしたほうが絶対にいいんですね。
まずは瓦屋さん探してみて下さい。