リフォーム 自分で調べるのはいいけれど | 還暦建築士の日記:リフォーム百科事典

還暦建築士の日記:リフォーム百科事典

YouTube『リフォーム百科事典』を主宰する田口が、住まいと人生の最適解を求めるために、自分で意思決定して自分の人生を歩むため家つくりについてのヒントをお届けします
 

リフォームのお客様で、自分で熱心に勉強して、調べて、たくさんの知識を持っている方がいらっしゃいます。

 

そこまで調べたんですか、頭が下がりますねと思う方もいらっしゃいます。

 

ここから2通に分かれます。

業者さんの知恵を借りながら、自分の学んだ知識を結びつけてより良いものを一緒になって作ろうと言う方

一方で、自分が持っている知識を肯定してくれる業者を探そうとする方

 

前者は、リフォーム業者の意見を尊重しようと言う姿勢で話し合いができますので、結果としてとても良いリフォーム工事ができると思います

 

一方、後者はどうなるかと言うと、リフォーム業者が逃げます。

逃げると言うのはちょっと極端ですが、業者としての経験や知識を生かしていただこうと思っても否定されてしまっては、存在する意味ないなと思ってしまいますね。

 

わかりやすく言うと、ここはこうしたほうがいいですね と言うと、『でもね、ネットではこう言ってた』 『でもね、YouTubeで違うこと言ってた』そのように言われてしまうんですね。

 

自分の知識とかに頑固にしがみついてしまうんですね。

それか、ネットとかSNSの知識を信じて、目の前の人の助言を信じなくなってしまうんです。

 

業者も人間ですから、信じてくれないならさっさと逃げます。

 

自分で勉強するのはとても良いことです。

でも、リフォームの業者さんは皆さん以上にたくさんの経験を持っています。

その経験を生かしたリフォームをするためには、どのような態度を取ったらいいのか

こんなことを言わなくてもわかりますよね。