家を建てる時地鎮祭と言うものを行います。
この土地で家を建て住まわせていただきますと言う感謝
無事に工事が終わりますようにと言う思い
それを神様に祈願する儀式が地鎮祭ですね
通常は神主さんが儀式を取り行うのですが、
今日の地鎮祭は住職でした。
家を建てる施主さんの菩提寺からご住職が来ての地鎮祭
私も神主さん以外の地鎮祭は初めてでした
榊を使った玉串奉納とか、2礼2拍1礼と言った作法こそありませんが、四方に竹を立てて荒縄で結び紙垂を下げてといったところや、海の幸・山の幸を奉納することなどは同じでした
そして1番印象に残ったのは
ご住職の次のような言葉でした。
天には、天の神様がいらっしゃる
地には、地の神様がいらっしゃる
そして天と地の間に家を建て、そこに家族が住むのですから、
天と地の神様に感謝をして守っていただくための儀式です
これは自然の中で生きると言う日本人の精神を表現しているのではないのかなと感じました。
その意味では、神主さんもご住職も、仏教も神道も同じなのですね。