今日は2024年の大晦日です。
毎年、年末年始になると住まいのトラブルが起きて、緊急な対応を依頼されることがあります。
1年前、2024年は元日にお風呂のドアレバーが壊れて開かなくなったと言う電話がかかってきました。
中に人が閉じ込められてしまっているとしたら1月1日であっても緊急出動したのですが、そうではなかったので、2日の日に自分でお客様宅に訪問しました。
職人さんに行ってくれと頼むわけにもいかないですからね。
自分で何とかなると思ったんです。
簡単に直せると思ったのですが、苦労しました。
結局、サッシ屋さんや大工さんに電話で状況説明をして、相談して、何とかお風呂に出入りすることができる状態までは修理しました。
トイレの水のトラブルで、水道屋さんに正月3日に行ってもらったこともあります。
大掃除で換気扇を分解したら、元に戻せなくなったので大晦日に出動したとか、いろんなことが起きます。
業者の立場で正直なことをお話しします。
緊急事態でお休みの時やお正月でも修理に行くのは、普段から当社を頼りにしてくれているお客様だからです。
しかも、料金を特別高くすることもありません。
一方で、何か工事があるたびに相見積もりで値段を比べている方からの依頼だとしたら、お休みですから無理ですと私はお断りします。
その姿勢が家を守る建築屋としていかがなものなのかと言う意見はあるかもしれません。
しかし私はお客様と同時に職人さんも守らなければいけないのです。
値段でしか仕事の価値を判断しない人の仕事を受けていては、職人さんは守れません。
高額なお金を出せば、年末年始でも緊急出動してくれる会社はありますので、そちらをご利用していただくしかないですね。
いざと言う時に助けてもらうために、職人さんやリフォーム業者とどのような関係を作ったら良いのかをぜひ考えていただきたいと思います。