リフォーム詐欺の典型と言えば、いきなりインターホンを押す訪問営業とか点検商法です。
『お宅の屋根が傷んでます』といって高額工事を提案したり、水道の配管点検と言いながら必要もない洗浄工事を契約したりします。
こういったリフォーム詐欺は年々増加して社会問題になっていますが
表に出ない詐欺的な悪徳商法が大きな問題だと思っています
悪徳とは道徳的に問題があること
人として、それはダメじゃないですか というような営業手法
とすると、詐欺ではないけど悪徳な業者はとても多くいます
何が悪徳なのか?
一言で言うなら、必要のない工事を提案する、工事金額に見合った施工をしていない
構造的な部分に手を付けないで見た目だけをきれいにする工事を行う
耐震診断を意図的に悪い評価にして補強工事を受注する
このようかケースが、本当に多くあります
中小のリフォーム業者だけでなく、むしろ大手の会社が高額受注を狙って無理な営業をしているように思います
私がセカンドオピニオンで関わったケースは、大手の会社に8畳の床改修の相談をしたら
あれもこれもと指摘されて1500万の見積もりを持ってきたことがありました
お客様は大手のいうことだから、その工事も必要だと思ってしまったのですが
あらためて現状を確認しながらヒアリングした結果、当初の床工事のほかに浴室改修だけをやることになり、200万で済みました
このような事例は詐欺として事件になることはありませんが
明らかに道徳的には大きな疑問が残ります
大手だから、有名な会社だから、ホームページがあるから、そのようなことで信頼してはいけません
本当に自分にとって、家族にとって必要な工事は何か?
目の前にいる営業の言うことを疑うことも大切ではないでしょうか