
2020年11月22日(日)に新宿ReNYにてCOLOR'zの4回目のワンマンライブが行われました。
「コロナ禍」の中、本来6月に行うはずだったワンマンライブ。会場もEX THEATERの予定だったのが新宿ReNYにサイズダウン。またソーシャルディスタンス確保のために定員140人(新宿ReNYのキャパは800人)で行われました。
まずはオタ仲間によるセトリツイートを貼っておきます。
ひでき@bluephoenix520z
続き9.無重力Departure10.雨のち晴れmcメンバーから感謝の言葉11.YELL12.カラフルmcアンコール13.アブラカタブラ14.道標(セリフ:月野さん)mc(BGM:無重力Departure) https://t.co/iT5qkcqZLL
2020年11月22日 17:08
開演前、周りのオタクたちと最初の曲が何かを予想していました。私は「ヒトプログラム」だと思っていたのですが、周りからは「アブラカタブラ」や「Survivor」、さらに今回の「リベンジ」というテーマに合う「再生」などがあがりました。
開演前の注意事項は「後輩グループの者」ことソラネルカンパニーの専任メンバーである愛沢さん、咲さん、夏野さんがステージ下に出てきて話してくれました。
🐥風愛ことり🐥@kotori_kazame
本日のCOLOR'z4thワンマンで注意事項などを開演前に演説(?)して下さった,ソラネルカンパニー☁️のみく、まいなち、はるてゃん✨✨早い時間からありがとうございました素敵なスコーンも頂いたの🍰。。これからも仲良くしてください🐥 https://t.co/8WmiIRyNuE
2020年11月22日 23:21
今回の開演の演出はいつものSEのロングバージョン。ステージの前には白い幕が張られ、光が当たったときにメンバーがポーズをして立っているというかたち。
SEの終わりと共に白い幕が落ちてステージが見えるように。メンバー5人が中央でに集まって円陣。普段は舞台裏でやっている「COLOR'zいくぞ!オー!」の声でメンバーのやる気を高めていきます。
幕落としは一ノ瀬さんの夢だったらしいです。
一ノ瀬ゆい🍼COLOR'z@panda_yuinyan
きのうのワンマンで、ずっと夢だった幕落としができたのほんとにうれしくてずっとリハのどうがみてる👶🏻笑笑曲中に雪がふったり、レーザービームがでたり、けむりいっぱいでたり❕❕(語彙力)たのしかったなぁほんとにうれしい🥳🥳
2020年11月23日 15:33
そして円形に立ち外側を向いて手を口の方に当てて…ということで最初の曲は「Survivor」でした。この曲は疾走感ゆえかセットリストの頭に持ってくることの多い曲であると同時につい2ヶ月前に脱退したメンバーが作詞した曲でもあります。歌割りが(おそらく)一番多かったメンバーが急に脱退したために体制を建て直すのが大変だったようですが、それを乗り越えてのこの曲、といったところでしょうか。
その次は2-1-2のフォーメーションになって「お願いマイフレンド」。同じく新宿ReNYで約2年前に行われた1stワンマンライブで最初の曲だった曲です。当時はサビでフロアが異常な盛り上がりになるなど最初からめちゃくちゃでしたが、こういうご時世のため、そうなることもなし。
その後は一列に並んで「約束ノウタ。」に。この歌も脱退したメンバーによって作詞された曲。ある日突然YouTubeにて「予習動画」なる実質MVがアップロードされ、CDの売り上げで主役を決めたMVを録ることになっていた先輩グループのオタクが大激怒したこともありました。のちに社長がほんとなんとなく録っただけなんだけど叩かれた…と話していました。そこは順序ってものが(ry
3曲を終えてMCに。
メンバー一人一人が今日の意気込みを話します。また、フロアに拍手を求めるメンバーもいれば拳をあげさせるメンバーもいて、それぞれがそれぞれのやり方でフロアの盛り上がりをできる範囲で確認していました。
ここからはロック系の曲で攻めていきます。
まずはことりちゃんが前に出てきて座って「ヒトプログラム」。最近よくやる曲です。そういう意味では最近COLOR'zを知ったという人にも馴染みのある曲です。次にまたことりちゃんがセンターに出てきて「ナノカメ」。3rdワンマンライブの時は披露してから日が浅かったので初めて聞いた人もけっこういたのかもしれません。その後MVができ、新宿のユニカビジョン(西武新宿駅の向かいのヤマダ電機のところ)で放映されたのもあり、今ではこの曲きた!となる人が多かったのかもしれません。ここで「カタルシス」を挟みます。これもかつてはユニカビジョンで放映された曲。曲調やMVのテイストが他と違い、「聞き入る」曲になっています。そして最後に「FUTURE ROUTE」。およそ2年前にMVがあがり、お披露目された「ツーステ曲」です。MVでは当時加入したてのことりちゃんを含む7人が映っていますが、当初の予定では新メンバー2人を除いた5人で録る予定だったとか。しかし撮影地が雨続きで断念。逆にそのおかげで7人で録ることになったらしいです。
攻める4曲を終えたところでMC。
なぜか今回が初めてのワンマンライブにされてしまった辻村さん←
一番最後に加入したメンバーであるものの、加入から一年以上経っているため、新メンバーを名乗ることに違和感があると周りに突っ込まれていました。
また、カラーを入れる許可が降りた月野さん。インナーに控えめに明るい色が入っています(語彙力不足)
何もわからぬまま美容師さんの任せるがままに入れてもらったとのこと。最後に美容師さんから「インスタやってください」と言われたとか←
MCを終え、一ノ瀬さんの「Happyな毎日になりますように」という曲振りから「Happy Everyday」を披露。今年の2月から3ヶ月間、毎月新曲を発表してきましたが、その最後の曲。CD発売のタイミングで水着MVが公開されました。
その後はメンバーが退場し、映像が流れます。
COVID-19による自粛期間に関するメンバーの思いのインタビュー動画です。自粛期間であってもできることを続け走り続けてきたCOLOR'z。そんな姿が写し出されました。
次に初期のSEと共に告知動画!
2021年6月11日に
EX THEATER ROPPONGIにて
5thワンマンライブ開催決定!
そしてメンバーが出てきました。
なんと初期衣装。辻村さんは初期衣装を使わなくなってから加入したので初期衣装が存在していませんでしたが、今日のために作成したとのこと。
辻村美月🐬🐾COLOR'z@TujimuraMitsuki
そういえば、ワンマンライブで初期衣装をお披露目したんだけど、美月は無かったから新衣装!って感じwでもワンマンの日は忙しすぎて自撮り1枚もなかったから、こんなかんじだよって伝われっ3枚目腹筋割れてr https://t.co/1BmVJK21Xp
2020年11月23日 23:22
ここで最新曲「無重力Departure」を披露。COVID-19についてのメッセージということでファンに会えるようになった時にMVが公開された曲。今までのCOLOR'zにない独特な曲です。
またこのMVは6月にやるはずだったワンマンライブ用に録った映像を一部使用し、さらに追加して録ることでできたMV。今回の「リベンジ」というテーマの核となる曲のはずです。
次に辻村さんがセンターに出てきて「雨のち晴れ」。4月に発売されたCDの表題曲です。
本人的には歌いにくいらしいですが、めちゃくちゃかっこいい辻村さんのソロパートで始まるこの曲。ちょうどCOVID-19が日本で感染拡大してきた3月に解禁された曲です。
ここからラストスパートということで、恒例のメンバーからの感謝の言葉。
一ノ瀬さんが泣きながら話していたのと橘さんが「ここにいるみんなを他界させないように…」と話していたのが印象的でした。
ラストスパート1曲目は「YELL」。ちょうど2年前の11/23にサンシャイン噴水広場で初披露されたこの曲。1stワンマンでは雪が降りましたが、今回も降ってきました。
歌い出しは一ノ瀬さんの「春夏秋冬がこれでまた一回りして」という歌詞。筆者は初披露から「二回り」したんだなぁと勝手にエモくなって涙目になっていました。
最後の曲は「カラフル」。グループ名COLOR'zにあった曲。昨年9月の新潟遠征で解禁された曲です。思えば自粛前最後のライブをおこなったのは新潟。また自粛明け最初の遠征も新潟。2020年もCOLOR'zは何かと新潟に縁があるようです。
メンバーが退場した会場からは手拍子が。
コール禁止という状況でのアンコールは手拍子によって求めるということです。
メンバーが初期衣装の上にCOLOR'zのTシャツを着て登場。
ワンマン前に行われた投票企画で1位になった曲をやっていない!という話から「アブラカタブラ」を披露。サビの振り付けが特徴的でみんなで振りコピをしていました。
そして本当の最後の曲は「道標」。デビューライブで最後の曲として初披露され、COLOR'zのキラーチューンとしての役割を持つ曲です。
思えばデビューライブの地もこの新宿ReNYでした。
ということで、改めてセットリストを書き起こします。
2020.11.22(Sun)
COLOR'z 4th One Man Live ~GANGSTER PARTY4"revenge"~
1.Survivor
2.お願いマイフレンド(叫び:橘さん)
3.約束ノウタ。
MC(意気込みなど)
4.ヒトプログラム
5.ナノカメ
6.カタルシス
7.FUTURE ROUTE
MC(いろいろおしゃべり)
8.Happy Everyday
メンバー映像メッセージ、5thワンマンライブ発表
※これより初期衣装
MC(初期衣装です!)
9.無重力Departure
10.雨のち晴れ
MC(メンバーから感謝の言葉)
11.YELL
12.カラフル
MC
アンコール
13.アブラカタブラ
14.道標(セリフ:月野さん)
MC(BGM:無重力Departure)
んー、正直あんまり楽しいライブではありませんでした()
セットリストを見ると「INIZIO」や「再生」を披露していないということ。また、先日の投票企画では「Triangle Love」「Wallet!」「One chance! 」といった月野さんや橘さんがおいしいパートを持っている曲たちが「封印」されていたりと、いろいろと聞けない曲が増えてきました。
※「VICTORIA」と「境界線」はDISDOLから継承した曲なので月野さんや橘さんがおいしいパートを持っている曲ですが、曲数が増えた今やる必要はないのかもしれません。
とはいえだからこそセットリストに意外性や久しぶりに聞く曲が少なく、普段のライブとあまり変わらないのでは?という声も聞かれました。
前述の通り、メンバーの突然の脱退があり、体制の建て直しが大変だったようですが、「メンバーの穴を埋める」というのは基本的にはほとんどできないようなことであって、「新たな方向性に進む」方がグループとして発展していくのかと思います。例えば新メンバー、とか。
そういう意味では先日の自転車チャレンジは5人だからこそできたのかもしれません。その時間で封印された曲を練習して欲しかったという話もありますが。
ちなみに演出については安心安定のベルエージェンシーといったところで。帯テープ飛ばしたり、炭酸ガス出てきたり、雪が降ってきたり。
炭酸ガスはちょうど盛り上がるところで噴くわけですが、暑くなってきたところで噴くので涼しかったです←
ワンマンライブはいつも「次期ワンマン発表」と「CDリリース」と「新衣装」という3つのお知らせがされているイメージでしたが、今回は「次期ワンマン発表」だけ。「初期衣装復刻」については今後着るのかわからないので。
とはいえ6月にEX THEATER ROPPONGIをキャンセルせざるを得なかったところなど諸々考えるとどうしてもしょうがないのかもしれません。
いろいろ見て考えて感じたことは
今回のワンマンライブで見せたものというのが、
今COLOR'zが見せることのできるすべて
であり、それをわかってくれ。というメッセージだったような気がしてなりません。
わからなきゃいけない部分は確かにあるけれども、これを理解しなければならないということが悔しいなと思います。
もっとCD積んでたら変わったのかな、とか、もっと配信グッズ買ってたら変わったのかな、とか。もちろん「たられば」でしかないわけですが。
「コロナ禍」でのライブだったので前みたいにフロアを動き回って、リフトして、モッシュして、柵上って、サークル作って、コールして、跳んで。ということができなかったので、そういうところの悔しさもありますし、そこが楽しみに欠けた部分もあります。
(筆者が聞き入るならCD聞けよ派というのもあります)
ベルエージェンシーが今までどのグループでも開催したことがなかった4thワンマンライブ。気付けばDISDOLがデビューしてからメンバーを総取っ替えして新体制に移行した日までの期間よりも長くCOLOR'zは活動しています。
逆に言えば新たな境地に既に入っているのでしょう。
5thワンマンライブはこのモヤモヤが払拭されるくらい楽しいものになったらいいなと思います。
ちなみに1stと3rdのライブレポはこちら。
※2ndは筆者が参加できなかったのでありません。