トミカ32-10 国土交通省 照明車 | 朝比奈武弘のトミカ収集録

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動画で紹介したトミカが所持してるのか判断できなくなってきたので管理用に掲載しており、掲載画像は全て二次利用不可。このブログはタカラトミーや各特注元とは一切関係ありません。2024年9月27日ブログタイトルをトミカ写真館から変更。


今日のトミカは2015年8月から2022年4月の間、トミカ通常品で販売されていた「32-10 国土交通省 照明車」です。このトミカは国土交通省中部地方整備局に配備されている日野初代中期型デュトロをベースにした照明車をモデルにしており、トミカでは通常品「45-4 トヨタ ダイナ 清掃車」をベースにしています。


トミカはベトナム製で、アクションは照明装置の可動となっています。トミカ通常品では初となる国土交通省のモデルで、荷台部分はプラスチック製の新金型で再現されています。国土交通省の照明車は夜間の災害現場を明るく照らし、災害復旧作業の広報支援を行うための車両です。テールランプはモールドで再現されていますが、塗装などは省略されています。


ヘッドライトやフロントグリル部はタンポ印刷で再現されており、災害派遣の表記やTEC-FORCEの表記もタンポ印刷で再現されています。TEC-FORCEとは国土交通省の緊急災害対策派遣隊のことで、大規模自然災害発生時に被害状況の把握や被災地の早期復旧に取り組んでいる部隊です。ルーフ部には丸型バータイプの赤色灯を装備しており、トミカでは再現されていませんが実車ではLED式の補助赤色灯を装備しています。


左右ドア部には国土交通省の表記や国土交通省のロゴマークがタンポ印刷で入っており、荷台の発電機部にも国土交通省の表記がタンポ印刷で入っています。実車のブーム装置は株式会社アイチコーポレーションの高所作業車スカイマスターSE10Aを流用しており、照明装置は株式会社湘南工作所製の2.0kwメタルハライドランプ6灯を装備しています。トミカでは照明装置部がクリアパーツで再現されており、実車同様に屈折式のブームが再現されています。


トミカ紹介台数 0559台目


こちらのトミカは実車画像と共に動画9分17秒から詳しく紹介しています。


実車画像は異なりますが、こちらのトミカは今日のトミカ・Sでも紹介しています。


トミカのモデルになった車両は2022年10月から12月の間、期間限定で中部地方整備局中部技術事務所エントランスに期間限定で展示されており、動画でも紹介しています。