トミカ26-10 いすゞ エルフ 標識車 | 朝比奈武弘のトミカ写真館

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動画で紹介したトミカが所持してるのか判断できなくなってきたので管理用に掲載。掲載画像は全て二次利用不可。このブログはタカラトミーや各特注元とは一切関係ありません。基本的にiPhoneで撮影した画像を掲載しております。


今日のトミカは2023年6月に販売開始された「26-10 いすゞ エルフ 標識車」です。このトミカは「109-9 DHL トラック」のいすゞ6代目中期型エルフをベースにしており、荷台の誘導標識部分はおそらく新規金型となっています。トミカはベトナム製で、アクションはサスペンションと標識昇降が可能です。フロントバンパーは道路維持作業車らしく、紅白バンパーとなっています。紅白バンパーは白色のシャーシ一体型バンパーに赤色のラインがタンポ印刷で再現されています。



この標識車は「自走式標識車」という道路維持作業車のうちの1台で、荷台部分に大きな電光掲示板を装備しており、その電光掲示板で通行止めなどの規制告知や渋滞予告、工事現場最後尾の車線変更規制予告等を行う為の車両です。高速道路本線上で停車して規制する為、前を見てない上に何も考えていないアホドライバーに追突される危険があります。その為車両最後部には「追突緩衝装置(バックガード)」という衝撃吸収装置を装備しています。緩衝装置部は紅白塗装(タンポ印刷での再現)となっています。


こちらのトミカの電光掲示板(誘導標識)は付属するシールで電光掲示板の内容を自由に選ぶ事が可能です。今回自分は「工事中→→→」の表示にしましたが、他にも「渋滞」と「通行止」にすることができます。標識上部には黄色回転灯が取り付けられています。現在道路維持作業車に装備される黄色灯はLED式の物が主流となっていますが、トミカでは回転灯タイプのままとなっています。この回転灯も本来はセパレート型の回転灯が左右に1つずつ装備しているようですが、トミカでは一体型のパーツとなっています。


自走式標識車のトミカは2007年7月から2011年4月の間、「36-6 NEXCO 自走式標識車」として5代目エルフをベースにしたトミカが通常品で販売されていました。今回のトミカは荷台部流用ではなく、先述の通り荷台部が新金型の物となっていると思われます。左が「36-6」、右は「26-10」となっています。左のモデルは電光掲示板の左右に点滅する補助灯がありますが、現在では無くなった装備でもある為か、なくなっています。標識昇降部の根本部が右では二段のタイプのものとなっています。ただし、キャンターレッカー車/ダイナレッカー車のように設計自体は流用しているんじゃないかと思われます。



こちらのトミカは動画46秒から詳しく紹介しています。


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