トミカ 115-8 ホンダ FU655 ラッキー | 朝比奈武弘のトミカ写真館

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動画で紹介したトミカが所持してるのか判断できなくなってきたので管理用に掲載。掲載画像は全て二次利用不可。このブログはタカラトミーや各特注元とは一切関係ありません。基本的にiPhoneで撮影した画像を掲載しております。


今日のトミカは2023年5月に発売開始された「115-8 ホンダ FU655 ラッキー」です。トミカは基本的には自動車(ミニカー)を扱っているおもちゃですが、過去には川崎バートル(KV-107)やC11形蒸気機関車、三井造船ホバークラフトのような自動車ではない乗り物を製品化することも稀にあります。しかしトミカ通常品ではおそらく初のラインナップと思われる、乗れない(乗り物ではない)トミカが販売されたのです。過去にトミカプレミアムでも小惑星探査機「はやぶさ2」が販売されたことがありますが、トミカプレミアムは「大人のためのトミカ」と通常品トミカとはコンセプトが違いますので、今回は割愛します。


ホンダFU655ラッキーはリアロータリー式の歩行型耕運機で、エンジンはホンダ製の空冷4ストローク単気筒OHVです。トミカのアクションはロータリー回転とマッドガード可動(アクションなのか?)、農作業をする男性の人形と畑をイメージした台座が付属します。このトミカは付属する台座を使用しないと、本記事1枚目の画像のように前のめりになってしまいます。ロータリーカバー部には注意書きステッカー等が再現された付属シールを貼る必要がありますが、正直貼りにくいのもありますし、シールの必要性は感じません。トミカはベトナム製となっています。


シャーシと本体前側はダイキャスト製ですが、後部のハンドル等はプラスチック製のパーツとなっているので大変バランスが悪く、トミカにしてはかなり軽量の部類となります。また付属する人形も相変わらず造形が悪く、上手くトミカにハマりません。過去にトラクターやコンバインといった農機も通常品で販売はしていましたが、何れも乗用型のものでした。どうせ出すのであれば、田植え機のような乗用型の農機でもよかったと思います。おそらくトラクター等のラインナップが多いドイツのミニカーブランドでさえも、歩行型耕運機をミニカーとして出していないと思われます。このトミカを子供が喜んで買うとも思えませんので、「26-7 東海大学 ソーラーカー 東海チャレンジカー」の二の舞になりそうなトミカですね。



こちらのトミカは動画5分から詳しく紹介しています。


トミカ紹介台数 0018台目