という美味しい話は昨日概要を書きました。最新のオーディオルームを紹介する本「マイオーディオルーム」という本でも韻(HIBIKI)のボックスタイプが複数の部屋で使われている姿が紹介されてだいぶ売れたそうです。
多い時は1ヶ月に100個単位で、一番多く使ったお宅は50個だとか。
うちは韻(HIBIKI)のボックスタイプは26個くらいだからその半分ですね。音を吸いすぎて響かずに潤いがなくなるという副作用が実に少ないのも不思議です。
作り方です。
出来れば内装の縦横高さを測って、ASKA社に連絡を取って必要個数を判断してもらってください。
表裏のバッフルが取れるか、ウーハーユニットを外せるかが、真四角のボクシー音スピーカーを付帯音がない現代スピーカーに変身させる前提になります。
韻(HIBIKI)フラットタイプ(サイズ約43×37㎝)を入れるランドリー袋のサイズにつきまして、
ダイソー商品から次の2点をお勧めします。
1. 洗濯ネット 角型 40×50㎝
この商品があればこれで良いです。フラットタイプより大きい部分は折り返しホチキスで留めます。
2. ジャンボ洗濯ネット 60×60㎝
大きめですが、折り返してホチキスで留めれば使用できます。
60×60㎝に入れた韻(HIBIKI)フラットタイプです。
縦横はみ出して大きな部分は畳んでホチキスでサイズ合わせをします。こんな感じで出来上がります。
これで低域まで吸音する吸音材そのものの慣性です。
エンクロージャー内にはホームセンターで売っているタッカーで韻(HIBIKI)に穴を開けないように、洗濯ネット部分に打ち込んで内壁に留めていきます。
真ん中に韻(HIBIKI)が付けられた内部のフラッターエコーを嫌った遮蔽板が見えます。
これでもフラッターエコーの根絶と、何より箱鳴りは3㎝厚はある米松集成材でも無理でした。
西洋人の身長も超える巨大スピーカーが1億円超えもレポートしました。こんなの入れられるサイズの部屋は日本家屋にないのはともかく、現実的サイズの3ウェイでも1千万円くらいしていました。
これを数倍大きくして、箱が鳴かないようにするには、筐体の厚さは何倍も必要でしょう。1億円も頷けます。
フロントバッフルの取り外し、取り付けは2人は最低、3人いないと無理でした。
重いこと、30年近くに及ぶ時間経過は、集成材といえども、1ミリでも乾燥で縮んだり、膨らんだりしていましたので、大型マイナスドライバーを隙間に挟んで、テコの原理でフロントバッフル位置を調整して鬼目ナットとネジを合わせる力技が必要でした。
同様に30年という年月は音楽信号や電磁コイル端子が長年の振動で緩んでいました。
なおバスレフポートまで覆ってしまって大丈夫かですが、韻(HIBIKI)フラットタイプは空気が出入りするので、見た目で塞いでも大丈夫だそうです。
「音質評価」
前にも書いた、中に毛布、ヘッド(皮)にダンパー材も入れて、さらに電気的にも一定の音量まで小さくなれば信号をゼロにするゲートマシンを使った、ロックの重低音重視のヘビーバスドラムの音が止まるようになります。
重いチューニングのロックのエレキベースの音階移動、一部の下手なブンブン同一音階ベースも明快に聴き取れます。
低音から付帯音が消えるとミッドとクロスしている部分はそのためか、いや付帯音でかき消されていた高音まで明瞭になって、ブラインドで聴くと現代スピーカーのソナス・ファベール/アマティ・トラディションが鳴っているのか、自作ホーンスピーカーが鳴っているのかわからなくなります。
ビーム状に音がコントロールされて飛んでくる分、音力が強い方がホーンではないか?と唯一わかるほどと言い換えてもいいかもです。
韻(HIBIKI)フラットタイプ、1枚6千円か7千円か。
2ウェイでも100万単位が普通になっている現代スピーカーからは、昭和で低域以外は素晴らしい音が出ていたスピーカーがいくつか思いつきます。
あのベリリウムのに入れたら・・・・・
ミクロン単位の炭化した木材繊維とセラミックが振動を熱とマイナスイオンに変えてしまう効果!
これは是非紹介しないととレポートすることにしました。
キャスターの小倉さんではありませんが、やれることは老後では遅いことがある!
耳が健康のうちにグッド・ミュージックをグッド・サウンドでと紹介させていただきました。