オーディオオフ会では、普通の女性ボーカルなどもかけますが、下手するとツイーターが飛んだ! ウーハーが底打ちして歪んだというような、大昔でいえば長岡鉄男先生推奨の自衛隊演習砲火録音レコード。
うちでいえば、諏訪大太鼓やマーティン・グルービンガーのドラムンチャントの7曲目を午後2時くらいのボリュームで実音相当の音量でかけます。
限界に近い音量での解像度を見ているわけで、まさに体力ソフトも使います。
正直9,900円もした鬼太鼓座の「富嶽百景」など鳴らす体力は大したことはなく、
諏訪大社での神事で、諏訪太鼓会が吠えて打ち鳴らす、曲名も「阿修羅」「昇り龍、下り龍」などのオーディオでは取り上げられていない和太鼓打ちの方がはるかに音質がいいです。
アコースティックリヴァイブ社石黒社長も驚いておられました。
偶然長野図書館にあったからよかったものの、なかなかAmazonなどにもかような音源は見つかりませんでした。
近くに行けばウーハーが前後に大きくストロークしていたと思います。
ドラムンチャントの7曲目では金物の鳴り物をfffで一斉に叩くわけですから、ツイーターのボイスコイル断線も心配になるほどの音量です。
B&Wの新型の801シグネチュアもウーハーの腰が砕けて歪んだとか。
意外にソナス・ファベール/ガルネリ・オマージュやソナス・ファベール/アマティ・トラディションでガンガン大音量のイメージはないのかもしれませんが、大音量には強い(笑)。
ウーハー以下、ユニットをこれでもかと揺らした次の日は、音量不要なバロック音楽の古楽器演奏まで生々しくなりますね。