頑張って次回の日曜日出品分の写真撮影と説明文作成に勤しんでおります。
PHILIPSフィリップス CD 303 名機LHH2000と同じメカとDAC
名機LHH2000と同じスイングアームの初代メカCDM0とTDA1540D(セラミックパッケージ)という、CD黎明期だけに最高の物量をかけたフィリップス威信の機器に、220V/240V昇圧電源と日本コンセントプラグへの変換プラグを付属させたものになります。
10年くらい前にこれの音質の良さに気づかれて、大量輸入販売されていた、吉祥寺の松崎書店からの入手品となります。
スイングアームのメカはプロトタイプの鋼鉄製のCDM0から始まり、アルミダイキャストのCDM1から大量生産が始まります。
手元にこのほかに、CDM1,CDM2、CDM3、CDM4のメカがあります。CDM2はプラスティック製です。コストダウンした廉価版なのかもしれません。
型番が上がるに従って、小型化、軽量化が進んでいくのが分かります。改良とコストダウンが同時進行したのでしょう。
日本では発売されなかったのは、当時日本マランツから同じメカなどの1982年発売 CDプレーヤー「CD-63」(¥189,000)が売られていたからと推測します。
表示のとおり、電源は出川式第二世代電源にチューンアップ。欠落のないDC音源でさらに音質は恐ろしいばかりで、ハイエンド、超ハイエンドアンプやスピーカーほど生きた恐ろしい鮮度と磨かれた音がします。
現在データオーディオもやっていて、SOULNOTE S-3Referenceがメインで、オーディオラックに空きがなく、常用できません。
エジェクトは動作しないので、イジェクトボタンを出ている方にして手動で引っ張ると写真のとおり、スイングアームメカごとのメカ部が出てきます。
これを奥の元の位置に戻して、エジェクトスイッチを引っ込む側にしてください。
たまに読み込まないCDもスイングアームのレーザーを手動で外周側にすれば読み込める場合がほとんどです。
仕様は240Vで付属の昇圧トランスをAC100VではAC220V。気になる向きは付属昇圧トランスをもう1台でAC110Vが取れるほか、スライダックで供給電圧をAC110Vまで上げられればAC240V出力になります。