ブログはアコリバ石黒社長などプロの皆様からもよくご覧いただいております。
8月に二度目の訪問させていただいて、オーディオ使いこなしから各種実験、そうして還りにアコリバの音響パネルを借りてきて設置した写真をご覧になられた石黒社長から、『パネルのサイズは特注に応じられます。』と申し出いただきました。
というのも、この写真をご覧になって、オリジナルサイズでは高さが足らずに、前のスピーカー、アマティを使うときに遮りたい後ろのホーンスピーカーがはみ出ていたからです。
また音響パネルはいろいろあれど、最近ますます危険時期に突入との地震で重いパネルが倒れやすく、オーディオ機器から人間に危害が及ぶことを避けたいとなると、重いのに固定なく置くだけの板パネルのや、多数の円柱のは前後に不安定で怖いです。
また、後ろのホーンスピーカーに蓋ということは、そのホーンスピーカーを使うときにはこのように簡単にパネルを移動できませんと。
となると、自分の場合は1枚、10kgもないアコリバパネルがピッタリです。
オリジナルサイズと今回特注したパネルサイズの高さはこれだけ違います。
実際に設置しますと、見事にホーンスピーカーの最上位のスーパーツイーターまで隠れました。
センターにも同じ高さのさらに一枚が加わり、合計3枚の理想配置です。
予算などでいきなり複数が無理なら、まずはセンターに1枚。
その後に左右スピーカーの背後に2枚の3枚でアコリバパネル使用方法の基本が完成します。
なお、遊んでみてとオリジナルサイズパネル2枚も預かりました。さらにサイドや倒して床になど試してみます。
そうしてこれだけ背がホーンスピーカーのツイーターより高いと、これまで指摘されて来ても、古いタイプのホーンだからと諦めていた、ボーカルの口のサイズが顔サイズほどに大きくなる問題まで改善されてしまいました。
これを狙ったわけではないのですが、副次的な大きな効果です。
なお、今回もアコリバ社長たちから、自作されたホーンスピーカーの音がとても良い。よくウーハーからツイーターまで繋がっていると高評価です。
あくまでメインは前のアマティで聴くことが多いのに、後ろのホーンは来られたプロの皆様からお褒めいただくばかりです。
全部励磁かと聞かれました。
全て改造コンプレッションドライバーであったり、改造ホーンツイーターです。
音圧調整は電力まで絞る可変抵抗ではなく、電力一定のトランス式がだいぶ利いています。
測定で合わせたことはなく、もともとMarantzのチャンデバのマルチアンプからであったことや、それらの経験も生かした、今のネットワーク設計から全て耳だけが却って良かったのか。
アナログプレーヤー復活の折には、マランツ7→WE252Aシングルアンプほかのラインで古めのジャズなどに大活躍してくれることをさらに期待しています。