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 人生で大泣きした本は、浅田次郎のラブレター。週刊誌に掲載されてた本当に数十ページの短い短編小説なんだけど、自分は読みながら号泣した!
 
鉄道員(ぽっぽや)/ラブ・レター (講談社文庫)/浅田 次郎
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 歌舞伎町の裏ビデオ屋の雇われ店長が、妻が病死したという知らせを受け、遺体を引き取りに海辺の町へ行くことになった。実は、妻は中国人で、日本の風俗で働くために店長と偽装結婚したため、お互いに写真でしか会ったことがない関係・・・そんな状況なのに、妻の遺品の中には、死の間際に書いた店長にあてたたどたどしい日本語での手紙が入っており、「店長さんへ、こんな自分と結婚してくれてありがとう。写真でしか見たことがないけど心から愛してます。」っていうような内容のひじょうに感動的なラブレターになっており、店長は、このラブレターを読んで、裏社会から足を洗う決心がつき、妻を自分の実家の墓に入れるため、東京を離れるってあらすじ。
 
 この小説をもとにした中井貴一主演の映画もあるけど、原作の小説のほうが短い時間でかつ何倍も感動的で泣ける!
 
 もう、あのラブレターを読む場面はひじょうに感動的!自分は涙腺決壊させられました!
             
              
                
                 
 甘っちょろいのは、チョット・・・というときは、北方謙三の楊家将とその続編の血涙


 

楊家将〈上〉/北方 謙三
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 時は10世紀の中国、宋の時代。滅び行く北漢の武将であった楊業は一族もろとも、中原の覇者である宋へ帰順し、宋一番の軍閥となったが、昔から宋に仕えている家臣たちにうとまれて、騎馬民族である遼との戦いで、7人の息子たちと最前線へ投入させられる・・・そして、激しい戦いの中で、次々と息子たちは死に、味方の裏切りにより楊業自身も討ち死にする・・・
  
 戦に生きる男の生き様、友情、親子の情、勇気、卑劣、野望などで、泣けます!
 
 主人公の楊業もいいが、ライバルの遼の将軍である耶律休哥もいい男だ!
        
 
     
 血涙は、楊業の死から2年後の楊業の六男が主人公の物語。弟とともに楊家を復興させ、再び遼との激しい戦闘の日々を送る六男。戦いの中で、敵国・遼の将軍の一人が、記憶を失った兄であることがわかるが、兄は記憶を取り戻した後、さまざまな葛藤の末に、耶律休哥の息子として、遼の将軍として生きることを選び、兄弟で戦うことになってしまう。最終決戦で、六男は兄を討つが、圧倒的な遼の戦力を前にして、宋はきわめて不利益な和平を結ぶこととなった。そして、戦のない時代には楊一族は必要ない、ということで表舞台から消えていくのであった・・・
 
 記憶を取り戻して苦悩する兄、兄弟で戦わなければならない悲劇、そして相変わらず不遇な扱いを受ける楊一族・・・泣けます!
2009/02/05 03:36
クチコミ番付運営局ジョニーですナゾの人
ジョニーのオススメの一冊は、東野圭吾さんの「宿命」です。

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