観光地で大人気のサンミゲルニコニコ

行きたいのは山々だけど、どこに行けば良いのか…

駐車場はどこがおすすめなのか…

子供も一緒だし手っ取り早く楽しめる方法はないのか…

 

駐車場どうしよう…

そう!駐車場どんどん高くなってくー!

ここメキシコ!?ってぐらい信じられない高さです。

1時間25ペソが安く感じるとこが増えてきました。

 

セマナサンタなどイベント時期に行くときはここがおすすめ!

Cajon del caldo通りの無料駐車場星

無料!ありがたい!

(イベント時のみの無料駐車場でーす♪イベントある時はとりあえずやってるか寄るのもありです)


歩かないといけないけど町が全部可愛いから問題なし! 

駐車場の地図がないので駐車場隣りのホテルはこちら↓

 

 

セラヤやケレタロ方面から来る人はコメールやシティマーケットのある大通りからセントロへ向かう途中を右に曲がる感じですよ車

 

駐車場は広々!時間は9時~21時上差し

駐車場入る時車は何年式の車か聞かれ、ナンバープレートもメモされ

小さき紙渡されます。なくさないように車に置いてきましょう。

めっちゃ暑いなか働いているスタッフさんにコカ・コーラの差し入れなんかあげちゃうとかっこいいですね愛

 

 

車を停めた後は…

ご家族で来ていて街歩きに興味の無いパパさんなどは

お子さんと公園で子供体力消耗プランもありです。

パパさんには後でご褒美のビールなどいいですね🍺

 

 

パパと子は駐車場から右側で公園へ

ママは左側の民芸通りへもあり?

 

その後は歩きながらAncha de San antonio通りをゆっくり下りましょうスター

小さなショップや積み木やさん、マーケットがありますダッシュ

 

更に下るとセマナサンタのメインマーケットが✨

ここは見どころいっぱい民芸好きなら2時間はじっくり見れます上差し

屋根もついてて全く暑くありません!

生演奏などやっていて素敵な感じですよグリーンハーツ

安定のビーズショップや

オトミ刺繍などもイエローハーツ

今回メキシコサンダル買っちゃいましたキューン550ペソでしたラブラブ

ゲレロ州のカップは200ペソOK小物入れなどに使っていますハート

 

実はこの場所素敵な休憩スポットとナイスな写真スポットがあるのです!



 

更に無料トイレもあるのでありがたいですよね✨

 

お買い物の後は…

 

この後少し疲れた先で向かうのはHecho en Mexicoレストラングッ

メニューも豊富でサン・ミゲルなのになかなかお手軽なお値段です✨

 

 

公園で時間つぶししてくれたパパさんとここへ合流もありですね♪

サンミゲル楽しんでくださいね!

 

おまけ

 

日本人に人気のオリーブオイルやさんも歩いていけますよ😉

 

 

 

人気コーナー第3弾ですひらめき

前回の記事見てないよって方は是非見てください看板持ち
  • NESCAFÉ メキシコ3州コーヒー

わー一箱で3州の味が楽しめるし小さくて可愛いから友達に分けてもいいのかなと思います飛び出すハート


  • レンジのポップコーン

ハバネロレモン、ハラペーニョレモン、唐辛子レモン

レンジでお手軽チンキメてる

しかもとっても安いんですニコニコ


  • Coronadoヤギキャラメル

案外日本人に知名度の低いヤギキャラメル🐐

柔らかいせんべいに挟んだキャラメル菓子は結構クセになりますちょっと不満

トーストにもいいしフィラデルフィアと混ぜてもいいし袋タイプのキャラメルは持ち運びに便利です目がハート

気になる人は動画もチェック⤵︎



  • メキシコジャム

気になるジャム3選🌶️🌺

苺グアバは安定の甘さでとても美味しいです指差し

こちらだけリピートしています飛び出すハート

苺ハイビスカスもハイビスカスの苦味が効いているのでしょうかキメてる

マンゴハナネロあんぐりこれはメキシコ料理のおつまみにも出ますよね指差し

お土産候補にどうぞ看板持ち



  • GRISI石鹸

左からローヤルゼリーの石鹸アンチエイジングです🍯

パールパウダー石鹸トーンアップ🐚

レッドクレイ石鹸皮脂バランス🧼

ロバ乳🫏保湿


石鹸てどんなにもらっても嬉しいですよね目がハート是非是非プレゼントに🎁



さて7年ぶりの日本です🇯🇵
お土産喜んでもらえると嬉しいです{emoji:591_char4.png.ひらめき}

 

 第一回 サン・ミゲル・デ・アジェンデで活躍する画家YUI

 

 

    

サン・ミゲル・デ・アジェンデの

Fabrica la Auroraアートギャラリーにて

定期的に展覧会を行っている日本人画家。

知る人ぞ知る愛妻家でありながら

一見近寄りがたい印象を放つYUIの独占取材

 

 

  Yui Sakamoto氏のアトリエにて第二弾

画家自ら希望者の作品に対してコメントをするThreadsのスレッドにて対応中のYuiさん。大反響故のフォロワーからの心配の声に『問題なし。』

そんな男らしいYuiさんの素顔に迫る。

 

 

 

 日本での展覧会⁉

TIPS:冷蔵庫の上にある絵が少し気になる。

 

ゆい:あれはねちょっとね、悩んでんだよね。日本で展覧会やりたいなと思って持っていけるぐらいの大きさでやろうかなと思ってたんだけど、ちょっと、日本のギャラリー見てたら安いんだよね。絵売れてないの。

 

TIPS:日本でも置いてるの?

 

ゆい:違う違う友達とかこいつすげえなと思う人の個展がありましたって言ってすげえなってどんくらい売れたのかなと思って、別に聞いたりはしてないんだけど、その後のアートフェアとかに参加しますっていうのとか見てたら、同じ絵が出てるから、売れてないんだあれーって。

 

TIPS:海外に比べたら絵を飾る人も少ないイメージだもんね。棚にある絵は?

 

ゆい:あーあれ?えなちゃんに描かせようとして小さいキャンバスいっぱいストックしてるの。『いつでも描けるよ!キャンバスもう出来てるよ!』って。

 

TIPS:はははははは!

 

上差しまたまた愛妻家発言。Yuiさんの願いは奥様に届くのか。スタッフ一同Enaさんの最新作お待ちしております。日本では当分展覧会の予定はなさそうですね。

 

 

 

 業界の裏話

TIPS: 画家さんしかわからない裏話を是非。

 

ゆい:お金の裏話。うーん。基本的にギャラリーは、初めの方は駄目だけど、展覧会終盤とかになると、買う気があったら、10%まで安売りしてくれる。

 

TIPS: あんまりお金がないけど、どうしても欲しいなって思うときは終わりぐらいに、ちょっと何とかなりませんかねって言ったら買えることがあるかも知れない?

 

ゆい:意外とね。ギャラリはー最後まで粘ると思うけどね。

 

TIPS: ちなみにギャラリーの取り分と画家さんの取り分の平均はあるの?

 

ゆい:基本50%50%。

 

TIPS: 画家80%、ギャラリー20%とか強気な交渉もできたらする?

 

ゆい:する。それはもう世界レベルの人だったら余裕だろうね。

 

TIPS: 一般的な?画家さんが稼ぐにはギャラリーしか無い?

 

ゆい:後はネットで売ったりとか、最近はそういう人も多いんだよね。

 

TIPS: ネットで売りたい?

 

ゆい:いやネットで売りたくないかな。、ネットで売る問題って、多分1000万とかにならないんだよ、そこでずっと売ってても絶対。なんつったらいいんだろう。んーレベルアップしていくごとに値段が上がってくるの。だけど、ネットで売ると、高くした理由がないっていうか、何で急に高くなったのみたいなる。

 

TIPS: レベル/ランクアップはギャラリーから言われる?

 

ゆい:んー。のもあるし、交渉するときもあるし、例えば展覧会の作品が8割がた売れましたって言ったら、それはもうちょっと高くてもいけんじゃないということになる。

 

TIPS: 勝手にギャラリーの方で例えばあなたの絵は最初は10万で売ってましたけど、もう今は100万単位で売れますねっていうような金額的な感じでレベルアップしたんだなっていうふうに認識するってこと。

 

ゆい:そーね。でもとにかく売れるか売れないかが全てで、売れないのに値段を上げれない。

 

TIPS: ランクダウンすることもある?

 

ゆい:ない。ランクダウン絶対しちゃいけない。それが絵の値段を上げるときにめっちゃ難しいとこで今回の展覧会、値段こんだけ上げたけど、売れませんでしたねってなって、次の展覧会で落とすってことは絶対にできない。それをもし自分で勝手に売ったりすると、それはそれでマーケットの値段を下げることになるからそれもできない。

 

上差し値段を上げてしまった故に手が届かなくなった作品、値引きもできず誰かに買われるまで所持することになるとは知りませんでした。

 

 

 

 

 

上差し Yuiさんの作品プライスが書いてあるファイル⤵︎

 

 ギャラリー事務所との付き合い方

TIPS: 絵を売るためにはギャラリーとの関係が大事なのかな。気をつけることとかある?人やギャラリーのスタイルによるかもだけど…。

 

ゆい:まー期限を守ることかな。んー。俺、基本ギャラリーの人に1年ぐらい会わない。

 

TIPS: ‼⁉(笑)

 

ゆい:展覧会で会うぐらいで…『次の展覧会、じゃあいつにしましょうか。』みたいなこと言われて、「わかりました。」っつって、『何点ぐらいやりますか』っつって、「大きさにもよるけどこんくらいの大きさだったらこんくらいかな」みたいなこと言って、でーお互いのいいところ、できそうなところで、『じゃあそれでやりましょう』ってなって、もう「こっちはやります」って言って、活動に入るから。

 

TIPS: スタッフとは密な関係の様に見えたが…

(上差し展覧会に行くと痩せたドーラのようなラスボス風ばあちゃんがYui氏に向かって勢いよく来る…Yui氏が平手打ちをかまされたことがある非常に濃い人物)

 

ゆい:『ちょっとゆい、どう最近みたいな感じ』で、最近は来ないけど、昔はやっぱりちょっと何つったらいいんだろう。まだどんな絵をずっと書き続けるのかっていう信頼がないじゃん。ひょっとしたらいきなり全然違う作品作って来るかもしれない。からアトリエ覗きに来てた。

 

上差し1年に1回の展覧会の打ち合わせは対面ではなく、ギャラリースタッフにも年に1、2回しか会ってないとは驚きでした(笑)

 

 

 

 謎多きYui氏の経歴

ゆい:経歴?えーっと。まぁ、小・中は普通かな。で高校がそのデザイン美術かっていう何だろう。美術系を結構大きく時間をとっている学校で、そこでちゃんと…ちゃんとっていうか、勉強し始めた。

その後は…その後は俺結構本当にすごくって(笑)何だろう。予備校の先生っているじゃん。東京とかにも予備校のデッサンとか教えるすごい先生がいるの。でその先生とかが1年に1回、夏休み来んの。でそのときにこの子は現役で東京芸大受かるよって言われたのが俺。

 

TIPS: 夏期講習で来てくれるすごい先生が?すごい!

 

ゆい:もう超天狗になって(笑)ダリとかさ、そういうの結構見に行ったりしてて、絵はともかく目だけは超えてたの。で、東京芸大なんぼのもんじゃいって思って、卒業展見に行ったら、なんだこんなもんかっつって俺大学行きませんつって、俺イタリア行きますってイタリアに行ったら、もう初日から野宿で泣いてたっていう(笑)

 

TIPS: 高校卒業して、そのまま留学?

 

ゆい:一応、語学留学じゃないとビザ取れなかったから。とりあえず語学留学で絵描いてりゃ売れんだろう、天才だしって。(笑)

そしたら、1年ぐらい書き溜めた絵で個展を1回だけやったんだけど、1枚も売れなくって、やべって思った。(笑)

 

上差し語学留学中に個展をやったYuiさん…バーでの個展だったようだが、そのための語学力・行動力はどこから来るのか。当時はスマホなどなくデジカメの時代…是非様子を見たかった。感心しているTIPSをよそに「適当だった」の一言。これがYuiなのだ。

 

 

 

 

ゆい:それで結構、やべえなって思って、天才だと思ってたけど天才じゃなかったん。あれ?俺勘違いしてたかもしんないみたいな感じで、思ったときに、うちの親父がメキシコに行くけど来るかっつって。なんか仕事で。ちょっともー結構ね、くらってたから、「はーい行きまーす」みたいな感じで(笑)

 

そんでメキシコ来て、なんかCasa de cultura のおばあちゃんたちが絵描いたりするじゃん。

 
TIPS: え?アグアスカリエンテスのCasa de cultura (文化館)の事⁉

 

ゆい:あそこでおばちゃんたちと一緒に絵描いて、当然俺が天才的にうまいからこいつやべーみたいになって。

で、そんなことしてフラフラしてたら、さすがにうちのお母さんがキレて、なんかいい加減なんかやんなさいよみたいな。で大学行くかっつってモンテレイの大学なんか絵の学校があるらしいっつって、行って、大してスペイン語も喋れなかったんだけど、一個目の候補は試験受けなきゃ無理って言われて、それ無理っつって、絶対語学的に受かんないから無理っつってわかんないし、で、そしたらモンテレイのウデムっつー大学にそのまま行ったんだけどね、ポートフォリオを持ってって、こんな絵描くんだけどー大学入れてくれないっつったら、あーいいよっつって、試験なしで入れてくれて(笑)

 

上差しラッキーなようだが、ポートフォリオで入学をネゴした男。すごい。

 

 

 大学以降の活動とは

ゆい:大学は五年間行った。

結構絵よりもセオリーが多くて美術の歴史とか、なんかそういうのがめっちゃ多かった。初めすごい嫌だったんだけど、イタリアに行ったときに結構美術館回ってたの。んで、この絵か、あの絵かと思ってたのが、こういう意味がある。美術の歴史で、ここ、これは大事な作品なんだとか、何かそういうのがわかって、何かぼんやりと今まで見てきたものが全部繋がったっていうか。

だから、絵はやっぱり俺が一番うまかったんだけど、そっちの歴史とか知識の方でめっちゃ勉強になった。

 

上差しYui氏の絵の専門用語のスペイン語力はTIPSで長年通訳の経験があるスタッフも叶わない。

 

ゆい:その後は、いろいろあって結婚することになって、で仕事しなきゃやべえなっつって、うちの親父が働いてた日本人学校に、「無理だろうな」とか思いながら、履歴書送ってみたり。そしたら、『はい来てください。面接します。』みたいな感じで言われて、えーいいんだとか思って、面接行ったら、じゃあお願いします。みたいなことになって、最大4年で最小2年、駄目だったら2年で首切るよっていう契約で、一応4年働いた。

 

上差しなんと日本語学校の美術の先生!Yui氏の授業受けてみたい!

 

ゆい:その後なんかすっげーどうしようかなって悩んだんだけど、結構校長先生が買ってくれて俺のこと、グアダラハラの補習校とか、どこだっけ、メキシコシティの学校とかで、働きたいんだったら、口聞くよ。みたいなこと言ってくれたんだけど、ちょっともう俺、先生嫌になっちゃったから、でも、ほら、子供もいたからさ。

うーん。嫌だけどやるしか無いかなって思ってたんだけど、えなちゃんが『もーいーよって』。で「じゃいっかって」でサンミゲルに来ることになった。

 

TIPS: サン・ミゲルは住んだことも無かったし、当時はネットでの検索も限られてたと思うんだけど一家揃ってサンミゲル引っ越ししたんだよね!?

 

ゆい:そうねっていうか、そのさっきも言ったけどサンミゲルのギャラリーの絵見て、全然勝負できると思ってたから結構軽く考えてたよね。こんなに厳しいと思わなかった本当、来たとき。

 

TIPS: 何年目でサンミゲルでやっていけると思った?

 

ゆい:2年目で、多分アウロラで展覧会やったときに、うん、食ってはいけるなって思った。来て6ヶ月間は何にも本当売れなくって、死ぬと思った。(笑)

 

上差しYui氏は教師時代蓄えていた貯金が底をつき、お金がない事実を奥様へ伝えないといけない事件が過去にあり、その時の奥様の『大丈夫だよYui君、道端に生えてるノパール(ウチワサボテン)で飢えを凌ごうよ』と言われ、Yui氏における幸運の頂点と言える奥様のサポートによりその後0から大物の絵が売れ、ラッキーハプニングが続いていくのである。

 

 

 

 

 貯金0・収入無しからの生活

TIPS: 冗談無しの収入0からの生活。今だったらネットでの商売も考えられただろうけど電話発着信しかできないような携帯、情報収集もできない状態からどのような生活をしたの?

 

ゆい:そこで犬の絵描いたり(あなたのペット描きますよシリーズ)、お花シリーズ、仮面の子供シリーズ描いたり、なんかもうとにかく媚びて媚びて媚まくって買ってください。みたいな。(笑)

 

TIPS: その頃はYuiさんに描いてもらえるということでお友達はせっかくの機会!是非!という感じでお願いしていたと思うけどお金に困っていたことなんて知らなかっただろうね…

 

ゆい:それで食いつないでた。

 

TIPS: その辛い時代にスターリンさんと出会い…という感じで続いていったんだね。

 

ゆい:自分の絵は描いてたから、それを展示する機会がやってきた。

 

上差しその頃に偶然にも絵の依頼をしていたスタッフです。今では死んでしまった愛娘の絵、大事な宝物です。

 

 

 画家として成功の秘訣

TIPS: 画家として成功できたのは家族の支え…

 

ゆい:もちろん。絶対だよね。本当そうだよね。

 

TIPS: 泣いちゃうね。

 

ゆい:本当よくあの貧しい生活に耐えてくれたよ。

 

TIPS: 支えてくれる家族がいたから続けられたのかな。

 

ゆい:いや、そもそも画家やっていなかったと思う。結構限界感じてたから。

日本人学校やめた後も先生をやってたと思う。もし俺1人だったら。

 

TIPS: そうならなかったのは…奥様?

 

ゆい:なんだろうあんまり内容考えないで飛び込めるっていうか

なんか、『えーもういいじゃん、好きに生きようよ、なんとかなるよ。』みたいな。

 

TIPS: Yuiさんは計画的なタイプ、安定重視だと思うけど。

 

ゆい:そう、おれは結構石橋叩いてやるタイプ。

えなちゃんはいいじゃん、なんとかなるよタイプ。

 

TIPS: 今のYuiさんがいるのは奥様のおかげ…いつも美味しいご飯、家庭も任せられる、そして画家もしている。聞くだけでも十分すごい人だよね。

 

ゆい:うん。えなちゃんにインタービューしたほうが良いと思う(笑)

 

上差し奥様を説得しインタビューしてみたい!

 

 

インタビューバトンタッチ

 

上差しインタビューをバトンタッチシステムで考えています。続くよう頑張ります。

 

TIPS: メキシコで活躍している日本人で知っている人っているかな?

 

ゆい:えーっとね、メキシコシティにいる画家でTORII KENTAていう人がいるんだけど。結構、しっかりやってると思う。最近全然、インスタとかアップしないのは、全然わかんないけどここ何年かアップしてないから、何があったか知らないんだけど。

 

TIPS: その方以外では?

 

ゆい:えー日本人で…知らないかな。

 

TIPS: 早速企画倒れですね。(笑)

グアダラハラでイラストされているAMI KANDAさんにもお願いしようかと思っていて…

 

ゆい:あ~あの人ね!あの人いい作品作ってるよね。一方的にインスタでフォローしてるからちょっと知ってるけど向こうは知らないかもしれない。切り絵が多いんじゃないかな?

 

TIPS: その方々の作品に関しては?

 

ゆい:TORII KENTAはすげえポップで日本とメキシコをポップアートで混ぜ込んだみたいな。1回飲んだことある。

 

ゆい:AMIさんに関しては何だろう。売れそうな絵だなって感じ。(笑)うまいと思うよ。

 

TIPS: 一度切り絵作品を依頼したことがあるんだけど、顔はパーツがないのに上手に特徴掴めるのはすごいなって。

 

ゆい:俺もすごいなぁと思う。顔がないのによく特徴を掴んでると思う。

 

さてこのバトンインタビューは続くのでしょうか。

是非続けたいですね。次回を楽しみにしていただければ嬉しいです。

 

 

Yuiさんとても楽しいインタビューの時間ありがとうございました‼︎

これからもずっと応援しています‼️

 

 

 

 第一回 サン・ミゲル・デ・アジェンデで活躍する画家YUI

 

 

    

サン・ミゲル・デ・アジェンデの

Fabrica la Auroraアートギャラリーにて

定期的に展覧会を行っている日本人画家。

知る人ぞ知る愛妻家でありながら

一見近寄りがたい印象を放つYUIの独占取材

 

 

  Yui Sakamoto氏のアトリエにて第一弾

 

作業の邪魔にならぬよう、夕方訪れた時の作業風景。

アトリエへ一歩踏み入れると楽しいワクワクするような世界に魅了されます。

そんな世界を作り出すYuiさんのお話をこの度取材させていただきました。

お話が盛り上がったので第二弾も投稿予定です。

 

 絵を書き始めたきっかけはドラゴンボール⁉

TIPS:絵を始めたきっかけは、ドラゴンボールからマンガの真似っ子をし始めてたのね。そこからどう続けていったの?

 

ゆい:続けようと思ったっていうよりは、好きでただ書いてただけ、漫画も書いてたし、小学校ぐらいの話だけど、ずっと自分でドラゴンボールの真似みたいな漫画を書いてた。

 

TIPS:最初から上手だったの?

 

ゆい:下手だった。俺ずっと下手なんだよ。本当に。

 

TIPS:どうして絵の道を進もうと思ったの?

 

ゆい:あのね、中学校のときに、馬鹿すぎて行ける学校がなかったのね。

 

TIPS:はははははは!

 

ゆい:日大付属のデザイン美術科があって、そこは結構馬鹿でもはいれるの(笑)

私立だから金は高いんだけど、何だろう、絵書くの好きだったから『まぁじゃあとりあえず高校はここしかねーな』って。

先願ってあるじゃん。それだったら受かるだろうって、5教科はどぶに捨てたみたいなもんで、とりあえずデッサンだけ、これで抜群にうまけりゃ、受かんだろうみたいな感じで中学最後の3年生の時めっちゃ頑張った。

 

上差し私立入学に関するの親の意見について聞いたところ、もともとお兄さんをデザイン科に入れたかったが興味はなく、お兄さんはミュージシャン希望、弟さんは漫画家を目指しているそう!アート一家だ。

 

 

 仕事依頼の条件とは…

TIPS: 主にどのようなお仕事が多いの?

 

ゆい:どのようなお仕事?展覧会かな。

 

TIPS: どうやってお仕事探してる?来ませんかと声がかかるの?

 

ゆい:今?今の話?うん今はもう埋まってる。3年ぐらい先まで埋まってるから、それを淡々とこなすっていう感じ。ギャラリーからはいっぱい声がかかる。『グループ展やります。入りませんか。』とか。

 

TIPS: いいなと思ったら行くの?

 

ゆい:条件が揃ったら、いいっていうし揃わなかったら断る。

一番大事なのは送料だね。送料をこっち負担なのか向こう負担なのか。

送料とか、あとは、箱の大きさ、そのギャラリーがどのぐらいの大きさなのか。すごいちっちゃいギャラリーだったらやりたくない。今ほら、アウロラでやってるじゃん。あそこと同じか、あそこより上のギャラリーじゃないと、基本的にはやらない。

 

上差し3年先まで仕事が決まっているYuiさん。今年はアウロラ美術館の展覧会を断ったとのこと、非常に残念…

 

 

 絵で食べていくには?

ゆい:とにかく毎日書くことだろうね。

 

TIPS: 絵を書き溜めて買ってもらうための準備?

 

ゆい:なんかギャラリーに置いてもらうとか、そういうのはいろいろあるけど、そもそも作品がないと話にならないから、なんていうの、向こうのギャラリーが置きたいと思う作品をまず作ることじゃない?作品ができたらやっとテーブルに上がれるというか…

自分は今どこの位置にいるのか、ここのギャラリーには使ってもらえない。でもこのギャラリーだったら使ってもらえるみたいな、それで自分の立ち位置がわかる。

 

TIPS: 裏にもたくさん描き途中の絵があるように見えるけど、今見る限り手掛けている大物作品は2作?これは依頼されてる作品?将来用に書いている作品?なのか。

 

ゆい:いや、もう今はどんどん展覧会が、3年先でも埋まってるから、とにかく作品は作っていかなきゃいけないっていう感じ。

 

上差し自分で書いていて、気に入ってしまった絵。これは売りたくなかったなっていう絵があったかについては即答で『ない』でした。(笑)

 

 

 そんなYuiさんの一番好きな絵は…

TIPS: 好きな画家さんの絵は描くということだったけど、その中でも手に入れたいなというほど好きな作品は何?

 

ゆい:ユトリロの教会の絵。めっちゃ好き。本物を見た時に、この絵はもう本当に俺一番好きなんだな。と思った。あとはえなちゃんの絵。(奥様のお名前)

 

TIPS: なんでえなちゃんの絵が一番好きなのかな?もちろん大好きなえなちゃんが描いたっていうところもあるのかもしれないけど、えなちゃんもやっぱりすごく才能があると思うんだよね。私は素人ながらにもこの子すごいなって思うんだけど、何が好きなの?

 

ゆい:俺にかけない。

描ける気がしないんだよね。わからないけど。顔の表情とかかな、やっぱ。

 

TIPS: 基本自画像に近いよね、かわいいよね……だから好きなんじゃん!

 

上差しそんなYuiさんの奥様Enaさんの絵の中で一番好きな絵はこちらです。

夫婦揃って画家さんとは最強です。


 

 

 

 

 

 

 画家を目指している人へ一言

ゆい:やめとけ。

やっぱ厳しい世界だと思うよ。ミュージシャンとかもそうだと思うけど。

なんか俺もびっくりするのが、インスタグラムとか見てても、この人が食っていけねーんだって思ったりすると、なんかもうラッキーみたいなのがないと、どんなに良い絵を描いても無理なんだなと思う。

 

TIPS: 多分きっかけとか、どこでやってるかとか、そういうのもあると思う例えばその競争する人が少ないとか。

 

ゆい:そうそう、だからここを選んだのよ。

あとやっぱ都会の方が競争率が高いっていうか、すごい人たちが多いし。なんか始めサンミゲル来てギャラリー回ったときに勝てるなと思った。(笑)

でもだれも絵を置いてくれなくって。

 

TIPS: そうなの?ギャラリー回って自分を売り込んでみて?

 

ゆい:売り込んだけどもうどこも。

 

TIPS: 絵を置きましょうかと話が来たのは?

 

ゆい:もう諦めて、もうしょうがねーやって、諦めてたら、チャンスが転がってきた。

違うギャラリーだったんだけどそこで結構金も盗まれたし、絵も盗まれてるから。で逃げられたって感じ。

 

TIPS: 次の質問は苦労したことは何ですかだったんだけど、もう苦労したことしか逆にないような感じだね。

 

ゆい:始めのサンミゲルでやった展覧会はそうやってもらった金もあるんだけど、盗られた金や小さい絵も何点か。来て1年目だから10年前ほどの話かな。

けどそこで売れたっていうか、買ってくれたアメリカ人のおじいちゃんスタンリーさんがアウロラのギャラリーを勧めてくれたんだ。描いた絵は全部おじいちゃんが買ってくれてた。その人はギャラリーと揉めちゃってもう来なくなっちゃった。

 

TIPS: そうなんだ。頭が上がらないスタンリーさんと連絡は取れないの?

 

ゆい:んー取れても英語だからわからないや(笑)

 

上差しYuiさんにとって特別なスタンリーさん。スタンリーさん紹介前にもアウロラへはアプローチかけていたけどその頃、無名だったYuiさんは全滅だったそうです。

 

 

 Yui Sakamotoの独創的な世界はどう生まれるのか

TIPS: テーマ作りに意識していることは?

 

ゆい:展覧会ごと一つの何かテーマになるようにはしてる。今回は…こんな感じみたいな。はははは。なんだろーな。

例えばこれだったら⤵

初め、めちゃくちゃ塗ってたの多分、そしたらなんかカマキリに見えてきて、カマキリってほら、セックスするときに男の人食べちゃうんだよ、だから面白いなと思って、セックスして食べられた人を描いてみたの。そしたらなんかキリストっぽく見えてきたなと思って食われている人が。なんかよくわかんないけど、じゃあミケランジェロが作ったピエタを下に置いてみようかと思って。とりあえず描いてみたんだけど、これが何を意味するのかって言われたら俺にはわからない。(笑)

大体わかんないからなんか出来上がって何年後かに、写真とかで見てこれってこういう意味にとれるねみたいな感じ。今回で言ったら、ちょっとキュビズムに挑戦してみようかなとか。

 

TIPS: ギャラリーから宗教が絡んだような絵についてメッセージが強すぎて展覧できないということ言われたことは?

 

ゆい:俺、基本的に絵について喋らないから、言われたことはない。説明もしないし。

 

上差し絵のテーマの生まれ方を語ってくれた貴重な瞬間でした。

 

 

 今後の活動

TIPS: サンミゲルで画家として活躍し始めて約10年、おめでとうございます!続けられた秘訣は?

 

ゆい:ラッキーかな。やっぱり…。

やっぱり展覧会やってアウロラでやらせてもらった時にあれで売れなかったら、多分それで終わりだったと思うんだけど、ちょこっとっていうか、結構売れたから、それで次も持ってきなって、続いてった。

 

TIPS: 縁があって、絵も予想以上に売れて大喜び?

 

ゆい:そうね。『キタッ‼俺の時代が来た‼』(笑)て思った。だからそのときに、今のスタイルが固まったかな。

 

TIPS: そうだね。前から作品を知っているけどお花畑シリーズや民族の子供達シリーズで色々なタイプの絵を書いていたイメージから今のスタイルに落ち着いたのかな。

 

ゆい:これが売れるなって分かったから(笑)売れてなかったらまた違う絵を描いていたかもね。

 

TIPS: でもお花畑シリーズや民族の子供達シリーズも売れてたでしょ?

 

ゆい:あれはもう嫌だったら描きたくないよね本当に。もう本当苦痛でしょうがない。

 

上差し今でも欲しいという人も多いお花畑シリーズ。是非インスタからみつけてみてください。民芸の子ども達もメキシコの民芸服を意識していて、その頃はとにかく個展も無いし、何が売れるかわかんない。とにかく売れる絵を描かなきゃいけないという中で1~2万で売られていたのです。

 

 

 自分の好きな作品

自分が好きな作品はとりあえず描くYuiさん。見事ですね。

 

 

 

 

 

 

お話が盛り上がってしまい、今回は一旦ここでお別れです。

ギャラリーで絵を少し安く買う秘訣などは次回のお楽しみに。

 

 

 

 

 

 

今回の記事はASAGAO医療アシスタンス協力の元投稿しています。

健保の仕組みも簡単にお伝えできればと思います。

 

健保(健康保険)・海外療養費について 


海外療養費とは、日本国外で発生した医療費に対して、日本の健康保険制度を利用して補償を受ける仕組みのことを指します。通常、日本での健康保険は、主に日本国内での医療費に対して補償が行われますが、海外での医療が必要になった場合にも、一定の条件下で補償が受けられるようになっています。

以下は、海外療養費に関する基本的なポイントです。

対象範囲: 海外での医療費の補償については、各健康保険組合ごとに異なる規定があります。具体的な補償範囲や条件は、所属する健康保険組合に直接確認する必要があります。

手続き・提出書類: 海外での医療費の補償を受けるためには、特定な手続き書類の提出が必要です。通常は、申請資料の他に治療を受けた医療機関からの領収書や診断書なども必要になります。

限度額や自己負担: 海外での医療費に対する補償には、一定の限度額や自己負担が設定されていることがあります。これも健康保険組合の規定により異なります。

特別な医療費補償保険: 一部の健康保険組合では、海外での医療費に対する特別な医療費補償保険に加入している場合があります。これにより、補償範囲や条件が広がります。

 

 

 

海外療養費申請について 

 

健康保険の海外療養費については、日本国内での医療費とは手続きが異なります。海外での療養費の申請手続きの具体的な手続きや要件は健康保険組合や担当機関によって異なるため、詳細は健康保険組合や本社の健保担当者に直接確認することが重要です。

  1. 医療機関での治療: 海外で病気やけがをした場合、まず現地の医療機関で治療を受けます。治療を受ける前に健保担当の方へ相談すると良いでしょう。

  2. 領収書や診断書の取得: 治療を受けたら、領収書や診断書をもらいましょう。これらの書類は後で健康保険組合に提出するために必要です。

  3. 健康保険組合への申請手続き: 海外での治療費は、帰国後に日本の健康保険組合に請求する必要があります。

メキシコ病院受診方法においてはこちらをご確認ください。 

療養費支給申請書何が必要? 

 

海外療養費申請を簡単に説明すると【海外でかかった治療費を一部還付してくれる健康保険制度】のことを言います。

日本で病院に行った場合、7割は健保、3割は自己負担です。

ただし、海外療養費申請は日本の医療点数に換算をされるので実費の7割が戻ってくるわけではありません。以下の例をご参考ください。

 

【日本在住の際】

日本で10,000円の歯科治療を受けました。

その場合健保が7,000円、自己負担分3,000円を負担する必要があります。

 

【メキシコ在住の際】

メキシコでは日本で10,000円の歯科治療が30,000円分でした。

日本では10,000円のため海外療養費申請で7,000円分の還付となります。

30,000円の7割ではないということです。

(日本で治療すれば10,000円の治療のため、その7割の7,000円しか返ってこないというシステムです。)


海外療養費の申請手続き
 

1)海外の医療機関の窓口で医療費全額を支払う。
2)海外の医療機関で治療内容の証明書(診療内容明細書)と診療に要した医療費の明細書(領収明細書)を受け取る。※¹

3)療養費支給申請書②と日本語の翻訳文※²を添付した診療内容明細書①領収明細書①を加入する健保組合などの保険担当者に提出する。
※¹病院へ持参しを担当医に渡してください。

※²自分で訳しても大丈夫です。

 

申請に必要な書類

①診療内容明細書・領収明細書

⇒【医師に記入頂く書類】医科の場合は医科用、歯科の場合は歯科用で基本的に健保が2種類用意をしていますので、診察内容によって必要な方を記載します。

②療養費支給申請書

⇒【患者自身が記入する書類】中身は自分でこの分を請求しますよ、振込先はこちらです。という本人の情報を書くものです。

③診察の領収書、薬の処方箋、薬の領収書

⇒全部とっておく必要があります。

 

①②においては会社から保険金申請書類を事前に取り寄せる必要がございます。

すべて原本をそろえ、患者自身が本社の健保担当者へ、社内便などで郵送します。

その後本社の総務が健保の申請手続きへ回します。各会社で対応方法が異なるため、患者自身が健康保険組合へ直接請求することもあります。

その後、健保が日本の点数に換算をし(通常数か月ほどかかります)審査完了後、ようやく申請者の日本の口座へ認定額が振り込まれる仕組みです。

 

医療アシスタンス会社にてキャッシュレスを利用する際の注意点⚠

健保請求をアシスタンス会社にて依頼の際、アシスタンス会社が一旦立替し、一時キャッシュレスですが、最終的には本社請求などされます。帰国後など健保算出後の3割自己負担になる事実をご存じない方がいらっしゃいます。給料から引かれたり、後ほど返済などすることとなるため、会社ルールを確認すると良いですね。

 

全額立て替えた方は、治療に1万ペソかかった場合単純に自己負担額が3千ペソ分と計算してしまいがちですが、日本にて低価格の治療であった場合、日本治療基本からの7割還付という計算となり、かかった費用の7割が返金されるわけでは無いのです。

 

ASAGAO医療アシスタンス

 

医療通訳をご希望のお客様が療養費支給申請書をご希望の場合

 

①医師へ療養費支給申請書の記入を依頼

②医師の記入内容を確認

③お客様へ原本をお渡しします。

メリット✴︎
医療通訳費は一旦立替となりますが健保還付申請可能です。

 

高額療養費制度や帰国後、継続治療した場合の費用請求方法など

医療でお悩みに方は無料相談受け付けておりますので遠慮なくご相談ください。

 

 Add friend