メキシコの選挙なんて日本人にあまり関係なくない？
と思いがちですが、酒好きには大いに関係あります（笑）
冗談はさておき…
Ley Seca（禁酒法）とは…
選挙や特定のイベントの際にアルコール飲料の販売と消費を一時的に禁止する法律または規制を指します。この法律の目的は、選挙期間中の治安と秩序を維持し、投票や公共のイベントの公正性と安全性を確保することです。多くの国や地域で選挙期間中に適用されることが多く、選挙の前日から投票日の終了までの間にアルコールの販売が禁止されることがあります。
レストランやバーなどにも適用されます
Ley Seca（禁酒法）の開始時期と期間について
禁酒法は、6月1日（土）午前0時1分から同年6月2日（日）午後11時59分まで適用されます。この期間中は、アルコール飲料の販売が停止されますので、週末飲み会などを考えていらっしゃる方は本日までに準備したほうが良さそうですね。
メキシコ選挙の様子
この選挙では、国家元首と政府首脳だけでなく、128の上院議席と500の下院議席も更新されます。約9800万人が投票権を持ち、6月2日に投票が行われます。
メキシコ人の投票に対する意気込みは非常にリスペクトです。
18歳になったから投票できる！嬉しい！という若者から
選挙日を待ち構えて家族や友人にも投票予定者の名前など言わない人もいます。
誰を候補するかに寄って口喧嘩になってしまったり、自分の考えや人柄を決められたくないため、基本誰に投票するつもりか言いません。なので特に仲が良い人ではない限り「誰に投票するつもりなの？」と軽々しく聞かない方がいいでしょう。
もちろん気にしない方もいます
投票するメリット？
ちなみに投票行って指にインクが残った状態(特殊なインクで消えにくい)で投票行ったよとアピールするといい特権がもらえたりします
メキシコの企業が選挙投票を促進するために様々なプロモーションを実施しています。投票後にインクで染まった指と有効なIDを提示することで、以下の特典を受けられます：
- Uber: 割引コードで移動費用の一部が割引。
- Starbucks: 無料のトールサイズコーヒー。
- Oxxo: 無料の360mlアメリカーノコーヒー。
- Cinemex: 3本の映画チケットを1本の価格で提供。
- Cinépolis: 4枚のチケットを100ペソで提供。
- Krispy Kreme: 無料のグレーズドドーナツ。
- Shake Shack: 無料のフレンチフライ。
- レストランなど: 無料の食事や割引を提供。
基本選挙に前向きなメキシコ人ですが更に選挙に参加する意欲が高まりますね
時期大統領は…
次期大統領候補として、
①モレナ党のクラウディア・シェインバウム
②PAN・PRI・PRD連合のソチル・ガルベス
③シウダダノ運動のホルヘ・アルバレス・マイネス
が立候補しています。
どちらの方が有力か…
※TIPS DE AGSは特に指示している候補者はいません🙇
周りの意見や記事を読んで今回の記事をまとめております🙏
次期メキシコ大統領選挙で有力とされている候補者は、モレナ党のクラウディア・シェインバウム（Claudia Sheinbaum）さんです。彼女が有力とされる理由はいくつかあります。
現政権との連携:
クラウディアさんは現大統領のアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール（AMLO）と非常に近い関係にあり、彼の政策を支持しています。モレナ党の支持基盤からの強力な支持を受けています。
行政経験:
クラウディアさんはメキシコシティの市長としての経験があり、その期間に多くの社会政策や都市開発プロジェクトを推進しました。この実績が彼女の信頼性を高めています。
支持の強さ:
モレナ党は現在、国会での影響力が強く、全国的に広範な支持を得ています。党の支持基盤の強さが有力候補としての地位を強固なものにしています。
選挙戦略:
彼女の選挙キャンペーンは、社会正義や平等、環境保護といった現代的なテーマに焦点を当てており、多くの有権者の共感を得ています。
対抗馬の状況:
他の女性候補者ソチル・ガルベス（Xóchitl Gálvez）さんやホルヘ・アルバレス・マイネス（Jorge Álvarez Máynez）さんも有力候補ですが、クラウディアさんほどの広範な支持を得ているとは言い難いようです。
特に、保守派の分裂や野党連合の結束力の弱さが有利な点となっています。
更に最近女性運動が盛んですので、そろそろ女性大統領誕生となるのではないかと予想されています。
いかがでしたでしょうか。
大統領が変わるたび微々たる変化が我々にも影響します。
・ペット税ができたりしてペット用品が高くなり、ボランティアの保護団体が継続困難に陥ったり(日本人にとってはペット用品高くなったなと言うとこでしょうか。)
・ビザの更新が一定金額から申請年数によって金額変わったり
・経済政策の見直しや新たな貿易協定の締結が行われ、日本企業の活動に影響を与えることがあったり
・観光地や工業地帯の治安が悪化すると、日本企業の駐在員や観光客の安全が懸念され、企業の運営や旅行計画に影響を与えることがあったり
こんなとこでしょうか。
新大統領は今回どのような活動を見せるのか要チェックですね。
個人的には有給が6日から12日に変化したのはとっても驚いた出来事でした
単純に休みが増えて嬉しいということですが(笑)