横須賀どぶ板通り巡り人 -48ページ目

横須賀どぶ板通り巡り人

横須賀在住の主がどぶ板通りの飲み屋をメインにどぶ板の魅力を発信するサイド

38.8℃…


デジタル体温計を見てさらに熱が上がった気がする


こんな高熱は10年ぶり以上か



幸いに今日は休日


薬を飲んで、横になっていれば


下がるか不明なだが


寝ないよりはマシなはずだ



実家を出たのが


大学入学と同時だから


1人には慣れている


ただ、ここまでの熱だと起き上がる気力さえない


多分玄関までもキツイ


確か以前にいった」病院で


塩水を飲んでいれば1週間は人は死なないなどと


先生様が言っていたような…?



いや、しかしこの高熱はさすがに1週間は持つまい


仕事のことを考えても3日が限界だ



眠くなってきた…


薬なのか、熱でモウロウとしてきたのか


夢と熱の間で


懐かしい


変なことを思い出す



我が家は


風邪で熱が出ると


兄弟にうつらないように


隔離されて


豆電だけつけた部屋で看病された


そして


母親が自分のおでこの濡れタオルを


交換してくれる


これが1晩続く



大人になった今でも


病人になった気分で豆電は嫌いだ



ヤバイ…


こんなくだらないことを思い出す当り


熱で思考がタイムスリップした証拠だ



病は気から


とかいう事があるけど


本気で病で気力が尽き果てそうだ(意味違うけど)



ガチャ

バタン



誰か分からんが


空き巣なら


通帳は引き出しだ



最早、意味の分からない思考と無言で対応する




額に冷たい物が触れる


うっすら目を開けると


同居人の前田だった



そうだ、こいつ鍵…


というか、お前の家でもあったな



開けっ放しのカーテンから見える外は暗い


もう夜か…


前田は想像以上の高熱に


氷枕やらお粥やらバタバタしている



部屋には豆電球ではなく


サイドランプの優しい明かりがついていた



病は気から。


案外そうかもしれない










不自由な生活などなかった


ただ


誰もわたしを見なかった


キミ以外は



いつも


いつも側にいて



それでもわたしの恋は許されない


「キミがスキ」



この1言が


神の怒りをかったのならそれでいい


でも


存在していなかったことにはできない




全ての災厄はわたしに…




二人の全てに終わりが来るまで


後悔しないように


可能な限り


辿り着く場所が「幸福」でなくとも


ワタシノ


スベテハキミに…





14才


本当に神様などいないと思った




本当に辛いことがあっても


誰も助けてくれない



生きたいのなら


己を強くしないと心に刻んだ



それから


親からも愛されず


他人も愛することなく


孤独と過去の憎しみを


強さにすり替えて


時間を過ごした



それでも


出会いは拒めなかった


出会ってしまった


幸せという感情を無償に


与え続けてくれる君に



だから


初めて思えるのかもしれない



過去を許せますように


明日を愛せますように






君に出会った時


君は眩しい太陽のようだった



ただ、


自分には眩しすぎて


直視できなかった



自分の伏せていたい過去と現実を知っても


君は太陽だった




想像する…




君は優しく、強い人だ


君がどれ程心を痛め


苦しみ


それでも


自分にいつもの笑顔を向けてくれる為に


どれだけ自分を強くしてくれたかを…



もう


太陽を見ることなんてないと思った


君は優しい沈黙で


太陽のように


アタタカイ光で包んでくれた



優しい沈黙をありがとう




君は暗く小さな


閉ざされた世界に生まれた



話すことも許されず


感情も育さず


世界になにが満ち溢れているかも


想像すらできず



ただ


ひたすらに


己の滅びもいとわず


求めてくる感情に


長い月日の中で


いつの間にか忘れていた


守りたい


たとえ、何を敵に回しても…



その行為が


人でなしであろうが


人道に反していようが


1つの大切なものを守りたい



君に春が在ることを教えるために



やはり


君は世界の中心で


僕が孤独ではないと教えてくれる