TINY UNIVERSE
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恋の終わりは意外と静かに

大学時代の友人から仕事帰りに呼び出されて、


おめでたい話を聞いたのが25日の夜。


その5日後、僕の人生も分岐点を迎えた。







これほどだとは思ってなかった。


まだそれは小さなほころび程度で、


修復は可能なものだと思っていた。


でもそれは僕の思い違いだった。


ふたりの間に流れる不穏な空気を解消させる方法を、


彼女は彼女なりに1ヶ月考え、


そして彼女は彼女の結論を用意していた。


ふたりでその方法を話し合おうと思っていた僕に、


一歩も二歩も先の「結論」が提示される。


ほころびはほころびではなく、


それはもう深い溝だったようで、


互いの見解の違いに折り合いをつけるには、


その溝で隔てられた互いの世界で生きていくことしかなさそうだ。






僕はわかってくれてると思っていた。


彼女はわかって欲しいと思っていた。


新しい環境で本格的に仕事をしだした僕と、



これまでと同じように僕に支えを求めてきた彼女に、



互いへの理解が足りなかったからだろう。





世間が大型連休を終えた頃、


電話で最後の話し合いをする。


もうすでに終わっているという彼女と、


総てを終わらせるために。


彼女にとってこの30分ちょっとの電話口での僕は、


きっと2年半のうちで一番嫌な人間になっていたに違いない。





もうお互いの線が交わることはないだろう。


平行線ではなく、拡がり、離れていく方向で距離が増していくのだろう。


そこに寂しさを感じないわけはないけど、


その方がお互いのためなんだと言い聞かせる。





まだメールが届いた瞬間、


彼女専用のフォルダを開いてしまいそうになるけれど、


かといってそのフォルダをまだ削除することも出来ないけれど、


彼女のことを考えない日はないけれど、


2年半の日々を思い出しては、


その度に鮮明な記憶が胸の奥の方をチクチクと突き刺すような痛みを覚えるけれど、


それも次第に淡くやわらかくなっていくのだろう。






2年半という日々の重みを噛み締めながら、


彼女に感謝しよう。


彼女の幸せを願おう。


そして僕は僕の世界を歩き出そう。


まだ少し、いやだいぶ虚勢と偽善が混ざっているけれど、


心の底からそう思える日が早く来ることを願う。





めがねを買う。

仕事でパソコンに向かうことが多い。


しかもここ5日ほど、左目が充血気味。


行きつけの眼科に新しいコンタクトを買いに行くけど、


いままでの6年間、2週間を使ってたのを、ワンデーに切り替えようと思う。


お試し用にと3日分ほど貰って、


その足で大阪まで出る。


仕事中はめがねにしようかと。


5千円のめがねがしっくりくる。



でも僕の目は極端に近視で、


一番薄い(=一番高価な)レンズでもってしても厚さ4mmやって。


まぁ仕方ないからそれでお願いする。


15分くらいで出来上がっためがねを試しにかけてみるけど、


やっぱりレンズの向こうの自分の顔は歪んでる。


これがイヤなんよなー。




仕事で掛けるか迷ってきた。

Don't be secondary one.


天気のいい休日。

たとえ起きたのが昼過ぎでも、出かけんと損する。




先週よりも少し薄着で、カバンにカメラをしまいこんで、愛車にまたがる。



1時間ほどして目的地到着。

河川敷で茂る雑草の青々とした色彩とふかふかした感触に思わずにやける(一人で)。

思いつくままにシャッターを切ってたら、あっという間にフィルムが終わりそう。

やっぱり予備にひとつ持ってきとけばよかった。

夜景用に数枚分だけ残して、河川敷沿いのお気に入りのカフェ へ。



そこで遅めのランチをいただいて、

ノートにいろいろ描いて、店においてあるCasa BRUTUSのバックナンバーを読み漁る。

ちょうど僕が大学に入学した頃からのバックナンバーが飛び飛びで20冊弱。

その中から建築系の本をいくつか読んでみた。



結局2時間ぐらい居た。

その間に2組のお客さんが来たけど、どちらも僕より先に帰られた。

ほとんど貸し切り状態。なんとも居心地のいいカフェ。



すっかり陽も落ちてから店を出る。

もう一回だけ河川敷の土手に上って対岸の夜景をカメラに収めようとする。

デジカメで撮ったあとに、Bessaflexでもパシャリ。



夜の風も今日はそれほど冷たくない。

国道を使って家路につく。





野菜たっぷりのペペロンチーノ

今日のランチ: 野菜たっぷりのペペロンチーノ
(RICHO Caplio R5)





coffee

食後にコーヒー
(RICHO Caplio R5)




nightscape

川向こうの大阪駅周辺
(RICHO Caplio R5)




やっぱりなんか画像の上半分らへんに髪の毛みたいなのが写ってる。
なんか埃が入ったんかなー。




Bessaflexで撮った写真もPCに取り込めるように、スキャナが欲しい今日この頃。
Casa BRUTUS July 2004でルイス・カーンがいいこと言ってた。


Don't be secondary Kahn.


2番目のカーンにはなるな。
オリジナリティを貫け。
と弟子達に言ってたらしい。



カーンになりたいと思ったことはないけど、
でも、周りを見渡したとき、
「あんな人になりたい」と思う人は少なからずいる。
そんで、その人たちと自分を比べて、
勝手に凹む時もあったりする。


Don't be secondary one.


でも僕は僕でいいはず。
その人たちのいいところを吸収しながら、
それでも自分の芯さえぶれずにいたら、
きっと僕は僕のままで、憧れに近づけるはず。






Forward

実務に就いておよそ一週間。

とは言ってもまだ特に何もしていない。 いや、できない。


左も右もわからない状態の僕に、

先輩方から大切な言葉をいただいた。


ひとつは、半年前に実務に就いたばかりの先輩を抜くこと。

それがお前のまずすべきことだと。


もうひとつは、先輩からの呑みの誘いは絶対に断らないこと。

そういう付き合いができると、途端に仕事もうまくいくからと。


前は見えた。

あとは一歩ずつ踏み出すのみ。

反射神経

入社時に組まれていた研修メニュー通りに、

3月末で今の研修先を離れて、

「研修生」という枠が取れる。


それは嬉しいようで、でもやっぱり不安の方が大きい。


あーだこーだと現状に対する不満と、未来に対する理想だけは大事に大事に育てているのに、

じゃあそんなお前に何が出来るって、何も出来ないに等しい。


研修の最終日、4ヶ月間お世話になった研修担当のコーチと移動中の車内で、

ひょんなことからコーチの職歴の話になった。


コーチは中途で今の会社に入った。

それまでにふたつの会社を経験している。

そこまでの情報は以前、本人から教えていただいた。


でもこの日は、なぜ過去に2度転職したのか、

その理由を聞かせていただいた。


ただ、僕の記憶が確かなら、僕から聞いた覚えはない。

コーチが最後に僕に話して起きたかったのか、

あるいはもしかすると何か、僕に対してのメッセージが隠されていたのか、

今の僕には分からないけれど、

25歳頃にそれまでの事務所を出て独立しようと動き出したこと、

それがある事情によって断念せざるを得なくなったこと、

当時は最も避けたかったサラリーマン生活に現状馴染んでしまっている理由、

さらには市役所勤務にも憧れるようになってしまったと笑いながらおっしゃった。

不謹慎かもしれないけれど、

いろいろ聞きながら、不思議と僕はわくわくした。


僕らはだいたいが18とか20とか22とか24とか、

そこら辺の年齢で社会に出ることを標準とされている。

社会への出方もいろいろあるはずだけれど、

多くの場合、どこかの会社に就職することになる。

「職業は?」

と聞かれれば、

「会社員です。」

と答えるような具合になる。

(まぁそれも今の時代じゃ職業も多様化してきてるから、案外「会社員」は少ないんかも)


多くの人がきっと同じように、

僕も子どもの頃から、サラリーマンというのはどこか避けたい大人像だった。

そのサラリーマン達がこの国を支えてるといっても過言ではないけれど、

自分はそれとは違う何か、もっと自由な領域で活動したいと思っていた。

会社とか企業とか、自分を制限する枠組の出来るだけ少ないところで。

もちろん枠組が取れるにつれて自分の背負い込む責任は増えていくのだけれど。


あ、でもそういえば、最初に憧れたパイロットは、今思えば立派なサラリーマンか。


就職を本気で考えるようになってからも、

公務員には見向きもしなかった。

それが今では定時に帰れることにだけとは言え、魅力を感じないこともない。

まあ、長続きはしないだろうけど。


僕と言う人間はきっと、仕事を生きがいに出来るタイプの人間だ。

アフター5を如何に充実させるかということよりも、

仕事の中でどれだけ自分を充実させられるかに注力したい人間だ。


だから魅力的な仕事でないといけない。

4月から就く僕の仕事は、中学生の頃から憧れた仕事ではあるけれど、

実際にその中で息をするとどんなものかは分からない。

思った以上に苦しいかもしれない。

思った以上に楽しいかもしれない。


ただ、僕らの世代では比較的標準的な考え方なのかもしれないけれど、

一生今の会社で働くつもりはない。

もちろん一生今の会社で働いていくことになるかもしれないし、

そう決めるかもしれないけれど、

いずれどこか別の場所へ身を移すことも想定している。


だから会社のこと、仕事のことを客観視していくことが重要だと思っている。

立派な社会人になりたいとは思うけれど、

立派な会社人になるつもりはない。

会社と距離を置きたいって訳ではないけれど、

会社の外のことにも目を向けられる余裕はいつも持っていたい。


昨日の夜、偶然プロフェッショナル を見ていたら、

ウェブデザイナーの中村勇吾氏が出ていて、

なんかコーチの話を思い出した。


状況に対する反射神経、

環境に対する反射神経、

時代に対する反射神経。

事が起こってからの反応ではなくて、

事が起こる兆しを読み取って先回りするくらいの反応速度。


それが新しい道を切り拓く。


10年以上前にオープンカフェの店を開く構想を練っていたコーチにも、

そういう反射神経は備わっていたらしい。

ところで僕には備わっているのだろうか。

海へ

天気もいい。

仕事も休み。


ということで、久しぶりに原付で遠出しようと思う。


海が見たい。

海を撮りたい。


ということで、目的地は大阪の南の方のとある海水浴場。


その前に所用を済ませるべく、

大阪市内を走り回る。


昨年末に合格した国家資格の登録手続。

それとこの間実は原付のナンバーだけが盗まれて、

再発行してもらっていたので、

自賠責の契約内容の変更に保険会社の事務所へ。


その事務所から原付を走らせて5分ほどのところに、

お気に入りの家具屋さんgraf があるので、

こちらも久しぶりに覗いてみる。

半年振りくらいかな。

空間の片隅に置かれた緑が心地いい。

ここで写真を数枚撮ってみる。


それからいざ海へ。

時間的には日暮れギリギリに着きそうな感じ。


御堂筋を南下して、

難波を通過して、

堺市の広さを実感して、

南大阪と言われる地域に入る。


岸和田、泉大津、忠岡、高石…小学校の時に習った覚えのある地名が、

自分の記憶とは違う順番で目の前に現れる。


貝塚市は想像以上に南やった。


朝もろくに食べずに家を出たもんやから、腹も減ってる。

バイクの方も、堺市入る手前で既にリザーブに切り替えてる。

でも意外に南大阪はガソリンの単価が高い。

軒並みレギュラーが150円/L超えてやがる。


粘りに粘って反対車線に見つけた148円/Lのセルフスタンドにて給油。

もしかすると今年に入ってから初めてかも、給油するん。

寒すぎて全然乗ってなかった証拠。


バイクがお腹一杯になると、途端にこちらの空腹が加速した気がする。

コンビニによって早々と食べようかとも思うものの、

海で食べようと言い聞かせて我慢。我慢。


結局grafから2時間半ほどかけて到着。

最後のほうは標識を頼りに来たから、

着いたところが砂浜じゃなくて砂利ということに驚き。

夕日も赤々と円く実って落ちる寸前。

それを慎重に捕まえながら、シャッターを切る。


地図を広げて見直すと、

どうやら思い描いていた砂浜のイメージは、

ここからさらに2、3km南にあるらしい。


夕日も落ちてしまったけど、再びバイクに跨って走り出す。

わずか10分ほどで砂浜に着いたのに、

そのときにはさっきと打って変わって暗くなっていた。

夕闇の風景。


中学生くらいの子どもたちが波打ち際で遊んでいたりしたけど、

その子たちもすぐに帰っていった。

他には犬の散歩をしてる人たちが数人。

それ以外人らしき姿は見えない。


カメラを取り出して、

砂浜の後ろを走る高速の街灯とか、遠くの街の灯りとか、

海に浮かぶブイとか、シャッターを切って捕まえる。





それにしても24枚撮りのフィルムのはずやのに、

カウンターは28とか29を指し始めた。

+3枚くらい余分に取れることはあると思うけど、

そうこうしてるうちにカウンターは36を指す。

なのにシャッターは切れ続けるし、

フィルムは巻き上げ続けられる。


おかしい。


辺りもすっかり暗くなったので、思い切って裏蓋を開けてみる。







…。






そもそもフィルム、巻き取れてなかった。









日曜日に京都でシャッターを切った鴨川も、

今日捕まえたつもりやった“一瞬”も、

総てはフィルムに焼き付けられてはいなかった…。






ショック。

シャッターを切るたびに出来上がりを楽しみにしてたのに。







変に癖のついたフィルムを頑張って巻き取りなおす。

今度はしっかり巻き取れてるみたい。

問題はフィルムが感光してしまってないかどうか。

フラッシュなし、三脚なしじゃ厳しい光量になってきたから、

後日になるけど、一応24枚撮り切ろうと思う。




空しくコンビニで買ったサンドイッチとおにぎりをほおばる。

なんか夜の海でひとり、こんなことしてる自分が急に客観的に見えてしまって、

寂しい気持ちになる。




お腹を満たしたことで気持ちを切り替えて、

せっかくここまで来たので、りんくうアウトレットまで足を伸ばす。

特にピンと来るものはなかった。

家までは2時間半はかかると見積もって、

8時前には走り出す。




昼間は暖かかったのに、日が暮れると寒くなりだした。

迷った挙句着るのをやめたセーターを着てくりゃよかった。




翌日は東大阪の事務所で研修だったので、

その事務所の場所を確認するべく、

東大阪経由で帰る。

大学時代に通学で使ってた頃を思い出して懐かしい気持ちになる。




休憩を入れずに帰ってきたので、2時間強で着いた。

りんくうアウトレットから自宅までの距離はちょうど60km。

今日の総走行距離は、160km強。

なかなかよく走った。




写真のリベンジは近いうちに必ず。



唯一の写真は、唯一デジカメで撮影した海岸際を走る高速道路。

HIGHWAY


INTO TO THE ANALOG WORLD


Bessaflex TM #001


Bessaflex TM #002


Bessaflex TM #003



画素数だとか顔認識だとか、世間がそういった性能面に目を向けている中では逆行してるとも取れる行動。


完全マニュアルのフィルム一眼を購入。

Voigtländer Bessaflex TM。


以前から銀塩一眼に興味はあったものの少し敷居の高さを感じて手を出せずにいた最中、OLYMPUSのOM-1 の存在を知る。その見た目の完璧さに魅了されてネットとかで調べまくるけど、中古流通量は多いものの、個体の程度の差も大きく、まだほとんど銀塩一眼について知識のない自分には不安要素が多かった。

中古カメラ店に足を運んで実物を見ても、やっぱりかっこいい。でもやっぱり怖い。

そうこうして半年が過ぎた頃、とある方のブログにてBessaflex TMに出合う。

その方の構図がすばらしいというのもあるけど、OM-1に負けず劣らずのかっこよさがあった。

気になってまた調べまくる。


2003年6月にコシナから発売されたのち、2006年9月に生産終了を迎える。

わずか3年3ヶ月。

僕の大学生活が始まった直後に世に出て、その生活が終わる直前に世から去ったような感じ。


少し形状の違うSilver Model もあるけれど、

OM-1とかFM2(Nikon) のペンタ部分に近いとんがりBlack Modelの方に強く惹かれる。


探してみたら新品で買える所を発見。

一晩悩んで購入に至る。


一度不在配達されていたので、今日、集配所まで引きとりにいく。

レンズはこれから。

まずはSMC Takumar 55mm F1.8を考えてます。





Bessaflex TM 仕様一覧
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  フォーマット: 135判 24×36mm
  マウント: M42 (プラクチカスクリューマウント)
  シャッター: 純機械式縦走りメタルフォーカルプレーン
  シャッタースピード: B, 1-1/2000sec.
  ファインダー: ペンタプリズム式アイレベル固定、スプリットマイクロプリズムフォーカシングスクリーン
  ファインダー視野率: 95%
  露出計: SPDセル TTL中央重点絞込測光、3LED定点合致方式
  測光レンジ: EV+1 - EV+19 at ISO100
  シンクロ速度: 1/125sec.
  バッテリー: LR44 or SR44×2
  外形寸法: 135.5×89×52.5mm
  重量: 520g
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なりたい人になるために

支店で研修を受けていた頃、あるプロジェクトのプランニングをしてみるかとの声が営業次長からかかった。

7月当時、僕はまだまだプランニングについて何も分かっていないような状態で、

けれどまたとないチャンスを掴みたいと思って、

いつか書いたように、休みの日にスタバでプランのエスキスをしたりもした。

何度も描き直した末、支店研修の最終日に次長に提出した。


その後、別の研修先に異動になり、盆には実際に動き出すと聞いていたプロジェクト自体も、

こちらに一切の連絡が来なかったことから、僕じゃない誰かのプランが採用されたか、

あるいはプロジェクト自体が白紙になったかどちらかだろうと思っていた。


夏以来、関連会社をいくつか回り、各種業務の研修を受けてきた。

秋の3ヶ月を過ごした研修先ではプランニングについても教えていただく機会があって、

もう少しまともなプランが描けるようにもなってきた。


そして12月からまた別の研修先でお世話になっている。

7月までいた支店にも仕事上顔を出す機会がある。

つい先日も所用で支店に行った。


そこで、営業次長から、

「もう一回あのプランを持ってきてくれへんか?」

と言われる。

話を聞くと、プロジェクトが2月以降、具体的に動き出すことになっているらしい。


今の研修先の仕事内容には直接関係のない内容やから、

勤務時間外に、事務所とは別の場所で考えざるをえない。

残業が当たり前で家に着くのは23時、24時という毎日で、

それは実質、休みの日を使うしかないということになる。


ちょうど去年の夏前後、法改正がいろいろとあったので、

もう一度関連法規を洗い出すと7月当時のプランの前提になっていた法規と違うところがいくつか見つかる。


それからも別の用事でまた支店に顔を出した帰りに市役所により道をして、

法規についての細かな確認をしたりした。


そうしてつくり直した3区画分のプランを持って、

土曜日に支店に行った。


営業次長に見せると早速、最もなツッコミがいくつも出てくる。

そうこうするうちに営業次長から声を掛けてくださって、

設計次長や設計のコーチ、そしてひとつ上の先輩も見に来て、

あれこれと鋭いツッコミを頂く。


結局忙しいはずの設計次長や設計コーチも、

電話などで途中何回か抜けたものの、

トータルで2時間近く、僕のためにプランニング指導をしてくれた。


設計研修中にもこんなに時間を使ってもらえた記憶はなかったから、

すごく嬉しかった。

もう一度考え直してラフをまた持ってきますということを告げて支店を出る。


丁寧な指導を受けたとともに、設計として使えるかどうか、という査定の時間であったとも思う。

だとするとこの日見せたプランは不合格だろう。

再提出するプランの意味は大きく重い。


コンセプトから練り直そうと思う。(というか今回描いたプランにコンセプトなんてないに等しかった)

4月から、設計担当として働けるように。



2007

もう少しで2007年が終わる。

平成も10代から20代へ。

そして僕も社会人2年目へ。


去年の今頃は、卒業設計で悩んでたな。行き詰ってた。

それでも何とかなると思ってた。

妙なところから根拠もないのに自信が湧いてくるのは、

僕にとっての長所かも。


ともあれ何とか無事に卒業もできて、

仲のいい連中でレンタカー借りて中四国地方を回ったり、

高校以来の友達とふたりで沖縄に乗り込んだり、

心配していた仮配属地も実家から通えるところやったり。

いろいろあった一年。

「あーやっぱり学生と社会人じゃ、同じではおられへんねんな」

なんて悲しくも思ったり。

無性に学生時代に戻りたくなる夜がある。

きっとこれからしばらく続くやろな。


2007年は、不完全燃焼な一年やった気がする。

新しい環境で気を遣って、でもそれも中途半端で、

休みの日を充実させようと思っても何をするわけでもなく。

春からはまた違う勤務地になる可能性が高い。

環境も激変するやろう。

2008年はひとつずつ着実にこなしながら、

一日一日を充実させていきたい。





a favorite place




1231





(写真:上)

一昨日、久しぶりに(といっても学園祭以来やから2ヶ月ぶりくらい)

大学に行った。

サークルの部室に行ってみるけど誰もおらず。

窓に反射した外の風景と、窓の向こうの室内の風景が重なって、

多重露光っぽい写真が撮れた。



(写真:下)

今日は部屋の大掃除をした。

無印のセールで買ったこのカレンダーも、

11月21日を最後に停まってた(汗)

今年最後の日を記念に。





年賀状は来た人に返そうという魂胆です。



今年もお世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いします。



THESE DAYS.

国家試験に合格した。


原付を買った。


中古で買って一ヶ月半。


500キロほど走った。


研修先で尊敬する上司に出逢った。


プライドを棄てろと言われた。


初めてお酒で吐いた。


二日酔いのまま、


新しい研修先に出社した。


ひとつしたの内定者たちと飲んだ。


スーツの上に羽織るコートを探すも、


なかなかピンと来るものがなくて、


結局前から着てたピーコートで乗り切るつもりでいる。


就職活動してた頃よりも自己分析してる。


職場での立ち振る舞い、同期との接し方、友達との話し方、相方さんへの態度。


思っていたよりも自分は他人から見た自分のことが気になるみたい。


大きなミスはしていない。


大きな病気もしていない。


ただ無性に大学時代に戻りたくなるときがある。2日に一回くらい。


大学時代によく通っていた道を原付で走る時。


朝早くに起きるのが辛い時。


残業で夜遅くに帰る時。


ゼミ室で徹夜していた頃が懐かしい。


相方さんとは3年目を迎えた。


ケンカもそれなりにしたけど、うまくいってる。


2年ぶりに近付いてきた火星を見た。


夜空の中心で輝くオレンジの星。


カメラに収めた。


写真ももっと本腰入れて始めようかと思う。


HDDも500GBのものを購入した。


フィルムも久しぶりに使い切ったのでそろそろ現像に出さないといけない。


来月の配属面談が気になる。


自分の希望勤務地に悩む。


部屋は相変わらず汚い。


本をたくさん買った。


本棚をつくる必要がある。


ディスプレイ用の棚もついでに作ろう。


原付に付けるのに良さそうなカバンもセールで買った。


ブラケットも作らないといけない。


でもカバンに何を入れるかまでは考えてない。


実は車で事故った。


お互いに当たった気がするだけで傷がついていなかったので、


現場での聴取だけで終わったけど。


免許の更新にも行った。


その講習中に気付いた。


眠たい講義とは言え、机に伏せて寝るのはまだ学生。


社会人ならばれない様に座ったまま寝る。


大学時代の先輩と後輩が付き合いだした。美女と野獣系。


ボーナスを貰った。預金残高が急上昇した。


久しぶりにギターを弾いた。


久しぶりにブログを書いた。


この3ヶ月、こんな感じ。