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背骨を真っ直ぐに打ち直したら

肋骨を帆にして

リズムを持った心を紡ごう


脚を鳴らして
胸を震わせて。




何が本当で

何がほんとうより少しズレたことだったのか、

そんなことはきっと
どうでもいいこと。


本当は何ひとつとて
ほんとうじゃなかったのかもしれない

そう思えば途端に
足元でがらがらする音に耳がつんざかれるようだから。



息を吐くように 蒔かれた嘘たちを
疑わないわたしがばかだっただけ。


そのどこまでに気持ちは宿っていて
どこからが惰性の混じったものだったのか

そんなこと掘り起こしても
考えることにすら今さら意味なんて程々無い。




偶然辿り着いた地下室で

不規則に鳴る不協和音と
揺れる影と光の真ん中に居て

このまま何者でもないものに成り下がりたいと真剣に願った。

前を向いて
しゃんと歩くと決めたすぐ後で

交差点を泣きながら歩いた。


とても、

みじめな生き物だった。






どうして

澱みなく
偽りなく

慈しむだけで生きてゆけないんだろう。



通り過ぎていったものに囚われたまま

自分を頷かせては
こうしてすぐ忘れてしまって。










随分と伸びた前髪が、眼に刺さる。




あれは

とんだ泣き役者だったんだろうか。



それならわたしは

何で足元を護ればいいんだろう。
















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